KOFUKUの家から

演劇的体質の自由人
大きな愛にいだかれて
チワワたち猫たち
南のちいさな森の家にて
芸術的田舎暮らし真っ最中

It believes.

2007-07-14 | KOFUKU日記
朝から雨が降り続いています。
窓から見える風景は雨の流れで揺らいで見えます。

さて、皆さんは何かを信じていますか?
そうですね、不思議なものとか、不思議なこととか。
天使とか、神様とか。はたまた幽霊とか。
目に見えないものの存在というのでしょうか?

昨日、友人がくれたメールに「迎え火を焚きました」とありました。
関東地方ではこの7月にお盆をされるところも多いようです。
私は地元の暦、つまり旧暦でお盆を迎えることにしていますが。
お盆には天に戻られたたくさんの御霊がこの地上に帰ってこられます。
帰ってこられるのですが、多分、多くの人にはその存在は「見えません」
けれどお盆に迎え火を焚くのは、その存在を「信じている」
もしくは「信じたいと思っている」からでは無いでしょうか?
友人のメールから「見えない存在」のことを思いました。

さて、あなたは妖精の存在を信じますか?
なんだ、いきなり!と思いました?(^。^;)
実は私は妖精の存在を信じています。
って言うか、皆さんが信じる信じないは別として(笑)
私は妖精さんに何度か遭遇したことがあります、
って言うか~実家の庭に居たんだもん。(マジです)
って、話をしますと、「え~、またまた、やめてよ~」って言われるか、
「とうとうおかしくなったか?」と心配されます(^^;)
実はこの妖精さん、しっかり私のケータイに写真で収まっています。
ねえ、出てきてよ、写真とってあげるからって言ったら出てきてくれたの^^
しっかりはっきり写ってますが、信じない人はそれを見ても信じません(笑)
だから、信じてくれる人にしか見せません。
何でかって言うと「信じない」って言葉が妖精さんに聞こえる気がするから。

ちょっとネタバレになりますがピーターパンと言うミュージカルに「ティンカーベル」通称「ティンク」と言う、小さな羽根の生えた妖精さんが出てきます。
作品の中で、そのティンクがピーターを助けようとして死にかけてしまうのです。
そのときティンクを抱きしめてピーターが叫びます。
「子どもたちが“妖精なんか信じない!”そう言う度に妖精たちが一人ずつ死んでいくんだ。
でも皆が信じてくれれば、妖精たちは息を吹き返すことが出来る。
だからお願い、信じて!皆の信じる力でティンクを助けて!」
客席からは子どもたちと今は大きくなった子どもたちからの拍手、そして「信じるよ!」って言葉が舞台に届きます。するとティンクに光が戻って元気になるのです。
私はこのシーンがとても好きです。
だから、なんとなく私の友達の妖精さんが「信じない」の言葉を聴くような気がして、そう言いそうな人には見せないのです。

幼稚園で子どもを教えているとき、そして小さな子どもたちと居るとき、よく妖精の話をしました。
花を摘みたがる子に話しました。花には妖精が居るんだ、と。
お花が生まれると一緒に花の妖精も生まれる。妖精さんはお花と一緒に暮らしてる。
同じようにいろんな植物にもどこにも妖精は一緒に居るんだよ、と。
お花と妖精はひとつだから、お花が枯れたら、妖精も居なくなっちゃうんだよ、って。
でも、ホンと。それらが無くなったら妖精も居なくなる。
子どもは優しい。すぐに花は摘まなくなる。
私は妖精を目にしてから花を手折るのをやめた。
手折られて売られているお花は最後のときまで大事にするようになった。
いのちはどこの世界でも尊いものだから。

さて、あなたは信じます?