3ヵ月間エンジンもかけずに放置していたBimota Tesi 1D 4/18
当然バッテリーは上がったいてモータはうんともすんとも言わない。
午前中の充電で元気良くエンジン始動。アクセル開度に敏感に反応する
エンジンの吹き上がりは、BMWボクサー君とは全然違う。もっとも最新型は
DOHCだからレスポンスは相当よくなっているとは思いますが・・・
散ったサクラの花びらが散乱する公園の垣根をバックにワンショット。
残念ながら日陰だってので鮮やかには撮れませんでしたが・・・
センターハブステアリングのメカです。分解は出来ませんので
お見せできるのはこれくらいです。
右側のカウルを外したところです。複雑なリンクがステアリング機構を
形成しています。左下に見える丸いのが乾式多板クラッチ。
カウルを外した訳はバッテリーを外したかったからなのですが、どうも
ガソリンタンクを外さなければ無利のようです。
こちらは左側です。フロントサスペンションはこんな構造です。
20才にしてはキレイな状態ですが、このガレージでは現状維持は
難しいかもしれません。
こんな複雑な高コストのメカの目的は、減速時のフロントのダイブを
無くし、安定したコーナー突入を可能にするためだそうです。確かに
大口径のロータとブレンボのキャリパでブレーキの効はきすごく良いが
沈み込みは少ない。(ブレーキの効きは油圧ポンプ付きのBMW程ではない)
コーナリングの感じは、やはり違います。走行中にハンドルに僅かに力
を掛けた時の車体の反応は、反発する感じがハンドルに戻ってくる。
そして車体は曲がろうとしない。勿論テレスコピックでもテレレバーでも
反発感はあるが、その感じが全く違う。
しかしコーナーでは僅かな体重移動を添えてやれば、滑らかに回り
込んでくれる。
さて、次の乗車はいつになることやら。