ひょうたん 瓢箪
こんな字もありました 兵丹
ひょうたんってのは、何か興味を引かれる名前ですね、
それに形がおもしろい。始めたのはそれだけの事ですが・・・。
ひょうたんの愛好家は全国に大勢いらっしゃる様ですが
始めた切欠はおそらく私と同じ人も多いのではないでしょうか。
食べる楽しみも無い物ですから(でも食べられるそうです)。
さて、今日は種抜き奮闘記です。その昔父が糸瓜(へちま)を
作っていた記憶がある。あれは水に漬けて外側の表皮と果肉の
部分を腐らせて、糸瓜独特の繊維が残る。
ひょうたんの場合も水に漬けて果肉を腐らせ、中の種を取出し
てあのひょうたんが出来上がるのです。
【水をはったバケツに漬ける】 9月11日
やっとの思いで収穫したひょうたん3個、外側も腐ったら
どうしようと少し心配しつつも、水を張ったバケツに投入ドボン。
(中に水が入るようにドリルで穴を開けてから)
ひょうたんを入れたバケツから発するニオイのクサイこと。
クサイってことは腐ってるって事でしょ。もうそろそろかな
一番大きいひょうたんの表面が、大きい範囲に黒くなっいる
ではないか。まさか外側までくさりはしないよなと
恐る恐る持ち上げてみたが、硬さはある大丈夫だ。
そして表面の薄い皮が剥がれかけている、これを剥すと
黒ずみはだいぶ薄くなったやれやれ。黒く色付いたのは
カビのせいですねおそらく。水から出ていた部分にカビが
発生したのです。
【 種 抜 き 】 9月23日
まずは、振って中の腐った果肉を水と共に出します。また水を
入れて振ります。これを何度も繰り返したので腕が痛い。
ドリルで開けた穴はφ6でしたが、これでは詰まってしまって種が
なかなか出てきません。それでφ8に開けなおしました。一番小さい
ものは熟していなかったのでまで腐っていません。これはもう少し
漬けておきます。
果肉が腐ったクサイ液体と共に種が出てきました。この種来年
植えて見ましょう。水に浮くものと沈むものがありましたが、沈む
種の方を残しておく事にします。
たまたま来ていた実弟が、どんなニオイがするのか興味深々。
(これは昔、確かかいだ事のあるにおい 肥溜めのニオイ)
2階のベランダで干していたら、さすがハエですね。このニオイを
嗅ぎつけて何処からか2匹やって来ました。
乾燥させてこの種抜き工程は完了です。次回の工程は塗装ですが
最も難しい工程です。色々準備をしてチャレンジしてみましょう。