ここ一年間の走行距離は4000キロとあまり走ってない。それでも迫り来る車検の期日、暇はあるけど金が無い。と言う事でユーザー車検に初挑戦した。ユーザー車検では豊富な経験をもつ cafeDoor のマスター SIROSEN さんのアドバイスとWeb情報で難なくパス。
SIROSENさんの御説明から察するところ、普通に整備されているオートバイであれば、ポイントはヘッドライトの光軸のようだ。これは調整しようにもゲージもないし基準値も不明、リヤサススプリングのプリロードの掛け方で光軸の上下角度は大きく変わってしまう。そこで民間の予備車検屋で事前にチェックする事にした。案の定かなり上向きだったのでリヤスプリングのプリロードで規定値に合せる。但しポジションによって変動するので、規定範囲に収まるポジションを体に覚えさせ車検場へ向かう。
まだ9時前だが既に検査ラインに車が並び始めている。2輪は奥の左から三つ目のラインだがまだ1台もない。この日最も長い列を作っていたのはトラック100m近い。
職権打刻場 如何にもお役所らしい名前だ。職員さんが居たのでお話をさせて頂いたが、エンジンブロックにナンバーを刻印するところだそうで、輸入したアメ車等はエンジンナンバーなるものがなく登録時にここでナンバーを打刻するとのこと。
3台目がおいらの順番、前はHONDA CB1300慣れた様子からすると業者だろう。ラインの手前で検査員がライト周りと外観のチェック、当然問題はなし。ラインに入るとスピードメータ検査、前後の制動力検査、ライトの光軸検査、排気ガス検査と続くが、スピードメータと制動力検査の後自動車検査票と言うのを機械に入れると検査結果が印字される。ここまでは良かったのだが光軸検査でモタついてしまった 。この検査停止位置が肝心なのに、手前で前輪を固定してしまったのだ。ヘッドライトバルブの位置を床に引かれた白線に合せるのだが、シートに座って上から見ると合せにくい。体を右前方に乗り出して側面から見るようにする事と150RSの場合ハブ中心とキャリパとの中間あたりから下した垂線が白線と一致するように停車するとちょうど良い。この検査結果は印字せずパスし、一度ラインを出てグルっと回ってラインの入り口から再度入るのだが、この時6台のオートバイが検査中又は順番待ち。光軸と排ガス検査を通して検査終了。勿論検査結果は全てOK。
車検証とステッカーの交付を受けて、初挑戦のユーザー車検はめでたく終了 。
経験者のアドバイスとある程度の下調べをしておけばユーザー車検は怖くないと言うのが今回の感想。分からないことは聞けば親切に教えてくれるし、車検ラインに入ってからも近くにいる検査員を呼べば適切な指示をしてくれる。次回もこの経験を活かそうと思うが2年後だ。なんか自信が付いたしマイカーもユーザー車検やっちゃおうか
車検は通っても整備は完ぺきではない。リヤのディスクパッドは使用限界に達しているしブレーキオイルが少なめなのだ。早目に整備しなければ
SIROSENさん整備記録簿とアドバイスありがとう