2016-06-18
1年くらい前から健康維持のため毎日ではないが歩くようにしている、今日は神さんと一緒に歩くことになった、とは言えそれ程ハードに歩く訳ではない、ただ日照があって気温が高いのはかなりバードだ。その帰り道神さんが美味しい冷奴が食べたいと言う。
クルマで走っていると巷の豆腐ブームを感じる、と言うのも自宅を中心とした半径5キロ圏内で豆腐専門店を何軒か目にするようになったからだ、中には昔からの豆腐屋が新しい今様の店舗に変身したところもある。一方全国的には昔からの豆腐屋さんが廃業するケースは多いらしい、その理由は原材料である大豆の高騰、早朝からの重労働、後継者がいない等。
自宅からの距離は1キロ位の近場のこんな所に豆腐屋さんが出来ているとは知らなかった。散歩コースではなかったので気が付かないのは無理もない、1~2週間前にたまたまクルマで通った時に発見した店だ。帰り道からは少し遠回りになるがその豆腐屋さんに寄ることにした。
豆腐は好みも色々と幅が広い、そのニーズにあわせて木綿、絹とも数種類が並んでいる。女将さんおススメの木綿と絹を一丁づつ買った。帰宅後早速冷奴で食べたがこれが美味い!! 大豆は滋賀県産『ミズクグリ』という在来種、香りと強い甘みが特徴だそうで豆腐にその特徴がよく表れている。にがりは能登、伊豆、越前産を使い分けているそうだが今日買ったものは能登産とのこと。女将の説明ぶりに誠実さが感じられる。
この店はとうふを豆富と言う字を使っている、腐ると言う字より富の方が良い。店名は『豆吉』通信販売もやっている。