前書き:取付手順などを詳しく解説する内容にはなっていません。
ADV-150にはシガーソケットが装備されているのでUSBソケットを差し込めば電源は容易にとれる。
但し、グローブボックスの中にあってそこからケーブルを引き出すとグローブボックスの蓋が閉められないと言う大問題があるのだ。なのでこんな風にテープ止めているがみっともない (>_<)。しかも水やホコリが入り込んでしまうのだ。
そこで良い物があるじゃないかと買込んだのがこれです。デイトナのUSBポート2個ついてるものでバッテリーから電源を引っ張ってくるやつだ。買ったのは何と1年前、なぜ今までホッタラカシになっていたかというと、ADV-150のプラ製の外装外しはかなり困難な作業だと分かったから取付けをためらっていたのだ。
バッテリーから取ることと、充電用リード線も付いていのでケーブルが長い。
ブレーキS/Wから電源をとる方法があるとの情報があった。調べてみるとYouTubeなどでもブレーキS/Wから取る方法がいくつもUPされているではないか。この方法なら困難なプラ製の外装を外す必要はない。
前輪ブレーキのスイッチを見るとこんな状態、防水のゴムカバーが付いた端子がある。テスターでプラス側とマイナス側を判別。(ハンドルの下へ潜り込んで見上げた景色)
マイナス(アース)端子のカバーを外してますがテスターを当てるために外したもので、マイナス端子はいじりませんのでカバーをかけて元に戻します。
プラス端子からゴムカバーの付いたプラスリード線を外し、その間に予め作っておいた電源取り出し用リード線をかます。
予め作っておいたプラス端子から電源を取り出すリード線。3端子の内の一つにはこれから取付けるUSB電源用のプラス線に接続する。
マイナス(アース)を何処に落とすか。この周辺はプラ製パーツで組み上がっているのでアースが取れない。仕方なくこのアッパーカバーを外したが案の定なかなか外れない。表面にキズを付けたくないし爪が割れても困るので恐る恐るやっと取れました。(爪の形状とどの方向にかかっているかが分ればよいのだが)
それでもアースを落とせるボルトやネジが無い。大きく口を開けたような隙間を覗き込むと空間が広がっていて、障害物も少なくメッキで光ったフロントフォークとその先には地面が見える。前輪タイヤ側から覗き込んでみたら絶好の場所に何かの取付ボルトがあるではないか。
これでマイナス端子の接地はバッチリ。
バッテリー端子から電源を取らないので充電用リード線は使わない。USBポート2個をハンドルバーに固定しそれに繋がった黒いBOX(12V→5Vコンバーター)のプラス端子とマイナス端子夫々をあらかじめ配線しておいたフロントブレーキスイッチのプラス線とフロントフォーク付近のボルトに接地したマイナス(アース)線に接続して配線は完了。
元々バッテリーから持ってくる仕様のUSBポートだから、リード線が長いので束ねて丸めたリード線の量が多いがハンドルの前にうまいこと固定できたハンドルを左右に最大限振っても影響は受けない。美しい出来とは言えないが一年越しのUSB電源の増設が出来て嬉しい。
バッテリーは10,000mAの能力ですからスマホナビなら3日間は使えます。
それを充電するのに時間かかりそうですね。