日本各地から雪や初氷の便りがとどく今日この頃、オートバイ乗りにとっては辛い季節になりました。冬の高速道路ほど寒いものはないですから少しでも寒さを防ごうと色々対策を講ずるのです。BMW Motorradの防風性はすごく良いのですが車種によってそれぞれ防風性が異なります。愛車R1200GSは気になる所が幾つかあります。前に乗っていたR1150RSと比較するとフロントシールドが小さいので上体への風当りが大きい、燃料タンクの窪みが少ないので膝への風当たりが大きい、ハンドガードが小さいので手指と腕が寒い。
フロントシールドはツーラーテックから大きいサイズのシールドが出ているが24,000円、冬場数回のツーリングで24,000円はもったいない。膝への風当たりを緩和するPuig(プーチ)のロワーデフレクターを2年前に取付けた。今回はハンドルを握る手への寒さ対策だ。
実はこの対策は2年前に行っていたが、その部品をADV-150にまわしてしまったのだ。
お陰でADV-150は快適となった。BMW R1150RSで使用していたR1100GSのハンドガード、ややこしいはなしだ・・・
これが今回の対策パーツ
ハンドガードの防風面積を大きくするパーツがAmazonなどで幾つか売られている。勿論サードパーティーのもので、信頼性が最も高そうなのはGiviとPugiだが値段が高い2万円前後、中華製だと2,499円~18,000円位。
それで買ったのは最安の2,499円、最安の中華製は何かあると思いつつもダメもとで買ってみた。しかも他ショップは納期1~2週間なのに即納なのだ。
翌日Amazonの置き配が届いていた。箱を開けると破れたビニール袋に包まったハンドガードが出てきました。『返品くらった物をそのまま送って来やがったな』という印象。
既存の純正ハンドガードを上から被せて使うものなので、先ずは形状が合うかの確認。
良い感じに被さります全体的な形状は問題なし。
グリップエンドに被せてみると・・・エッ! 入らない!
グリップエンドがインローに入り込む部分の径が小さくて取付けできません。
そこで登場するのがこのルーター。
ハイリスク承知の上での最安の中華製だったので仕方がない。
使えるようになればコスパ最高です。
相手の取付け面は平面なのに曲面なっているのでここも削って平面に。
取付け側はこの様に平面。
取付け完了です。
これで寒さを大分防げるようになると思うがもう少し工夫をしたい。と言うのもハンドガードの上へは高くなっているが下側は全く変わらないのだ。下から巻込む風を阻止する必要があるのでは?
そこで思いついたのがヘルメットの曇り止めであるピンロックシールド。捨てずにとっておいたのがあったので、これを2つ採れるように適当にハサミで切って、二重になっているハンドガードの間に挟み込んだ。
これは『おあつらえむき』の素材であった。ただ挟み込むだけで脱落の心配がないくらいにしっかりとまっている、心配ならテープを貼っておけばよい。
と言う事で手指の寒さ対策は完了
効果を早く確かめたい。
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