ヨシムラ・サイエンス・ラボ

身近な物を材料視点で解説「サイエンスライター」
銅の良さを伝え広める「伝銅師」、金属のお悩みへの相談「メタルソムリエ」

あかがねミュージアム × 銅

2019年11月09日 | 身近な金属製品
伝統工芸と身近な物を材料科学するヨシムラ・サイエンス・ラボです。

伝銅師としての本日の話題は、前回の引き続き、愛媛県新居浜市の話題です。

「トコトンやさしい金属材料の本」にも解説しましたが、金属材料は、工業材料、鉄鋼/非鉄金属、重金属/軽金属、貴金属など、様々な分類があります。
その他に、金属工芸の分野では、金、銀、銅、鉄、錫を五金として、それぞれ金を黄金(こがね)、銀を白金(しろがね)、銅を赤金(あかがね)、鉄を黒金(くろがね)、錫を青金(あおがね)と呼びます。

この銅の赤金(あかがね)の表現を用いた施設があります。
それは、新居浜市の総合文化施設 「あかがねミュージアム」 です。

ネットで確認すると、あかがねミュージアムには銅板がふんだんに使用されており、銅板は菱葺きという葺き方で、約50センチ角の銅板が全体で22,500枚使用されているとも紹介されていました。

伝銅師として活動する私にとって、一度は必ず行ってみたい施設の1つです!

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トコトンやさしい金属材料の本』(日刊工業新聞)


銅のはなし』(技報堂出版)


身近なモノに隠された金属のヒミツ パパは金属博士!』(技報堂出版)


『ツールエンジニア 生活を支える金属 いろはにほへと』 (大河出版)
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