伝統工芸と身近な物を材料科学するヨシムラ・サイエンス・ラボです。
本日は、一見、全く関係なさそうなチューイングガムと急速焼入れについてです。
皆さんは、昭和時代の懐かしいチューイングガム「クイッククエンチ」を覚えていますか?
40代以上の方には懐かしいガムではないでしょうか?
調べてみると、チューイングガム「クイッククエンチ」は、1978(昭和53)年から1992(平成4)年まで14年間発売されていたようで、強烈な酸っぱさのあるスポーツ系のガムです。
2010年にはロッテ主催の「懐かしのチューインガム総選挙」で上位に選ばれて、数量限定で復刻したこともあったようです。
改めて、このガムの名称「クイッククエンチ」。
一般的には、
クイック=素早く
クエンチ=癒す・抑える・鎮める
という意味で、強烈な酸っぱさのあるスポーツ系のガムの名前としてピッタリです。
一方、金属オタクにとっては、
クイック=急速
クエンチ=焼入れ
⇒「急速焼入れ」となります。
ちなみに、「焼入れ」とは、鉄鋼材料を高温から急冷し、金属組織をマルテンサイト変態させる熱処理で、鉄鋼材料を強化する重要なプロセスの1つです。
子供の頃、何気なかったチューイングガムの名称。
金属オタクになった私にとって、気になる商品名でした(笑)。。。
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『原材料から金属製品ができるまで 図解よくわかる金属加工』(日刊工業新聞社)※2021年9月発刊
『トコトンやさしい金属材料の本』(日刊工業新聞社)
『銅のはなし』(技報堂出版)
『身近なモノに隠された金属のヒミツ パパは金属博士!』(技報堂出版)
『ツールエンジニア 生活を支える金属 いろはにほへと』 (大河出版)
『ツールエンジニア モノづくりを支える金属元素 いろはにほへと』 (大河出版)
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本日は、一見、全く関係なさそうなチューイングガムと急速焼入れについてです。
皆さんは、昭和時代の懐かしいチューイングガム「クイッククエンチ」を覚えていますか?
40代以上の方には懐かしいガムではないでしょうか?
調べてみると、チューイングガム「クイッククエンチ」は、1978(昭和53)年から1992(平成4)年まで14年間発売されていたようで、強烈な酸っぱさのあるスポーツ系のガムです。
2010年にはロッテ主催の「懐かしのチューインガム総選挙」で上位に選ばれて、数量限定で復刻したこともあったようです。
改めて、このガムの名称「クイッククエンチ」。
一般的には、
クイック=素早く
クエンチ=癒す・抑える・鎮める
という意味で、強烈な酸っぱさのあるスポーツ系のガムの名前としてピッタリです。
一方、金属オタクにとっては、
クイック=急速
クエンチ=焼入れ
⇒「急速焼入れ」となります。
ちなみに、「焼入れ」とは、鉄鋼材料を高温から急冷し、金属組織をマルテンサイト変態させる熱処理で、鉄鋼材料を強化する重要なプロセスの1つです。
子供の頃、何気なかったチューイングガムの名称。
金属オタクになった私にとって、気になる商品名でした(笑)。。。
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『原材料から金属製品ができるまで 図解よくわかる金属加工』(日刊工業新聞社)※2021年9月発刊
『トコトンやさしい金属材料の本』(日刊工業新聞社)
『銅のはなし』(技報堂出版)
『身近なモノに隠された金属のヒミツ パパは金属博士!』(技報堂出版)
『ツールエンジニア 生活を支える金属 いろはにほへと』 (大河出版)
『ツールエンジニア モノづくりを支える金属元素 いろはにほへと』 (大河出版)
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