伝統工芸と身近な物を材料科学するヨシムラ・サイエンス・ラボです。
今回は、インクレスペン「Beta Pen」についてです。
以前から、Amazonのサイトで気になっていた商品で、とうとう買ってしまいました。
実際に紙に書いてみると少し薄めの鉛筆という感じです。
「Beta Pen」の仕様によると、ペン先端は「特殊合金」となっており、金属屋の私にとってペン先の金属がどのような合金なのかが気になり、ネット検索しましたが詳細資料は見つからず。。。
あくまで個人的な意見ですが、
アルミニウムの塊を紙の上でサッと擦ると黒い線が描けるのと同じ原理で、紙と金属の摩擦によって発生する摩耗粉で描いているのでは?と推測しています。
一般的には、金属の摩耗による摩耗粉は、例えば、アルミニウムの圧延時に発生する黒色の摩耗粉など、厄介な存在ですが、この現象を活かした(と思われる)インクレスペン。
発想の転換ですな。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
『トコトンやさしい金属材料の本』(日刊工業新聞)
『銅のはなし』(技報堂出版)
『身近なモノに隠された金属のヒミツ パパは金属博士!』(技報堂出版)
『ツールエンジニア 生活を支える金属 いろはにほへと』 (大河出版)
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今回は、インクレスペン「Beta Pen」についてです。
以前から、Amazonのサイトで気になっていた商品で、とうとう買ってしまいました。
実際に紙に書いてみると少し薄めの鉛筆という感じです。
「Beta Pen」の仕様によると、ペン先端は「特殊合金」となっており、金属屋の私にとってペン先の金属がどのような合金なのかが気になり、ネット検索しましたが詳細資料は見つからず。。。
あくまで個人的な意見ですが、
アルミニウムの塊を紙の上でサッと擦ると黒い線が描けるのと同じ原理で、紙と金属の摩擦によって発生する摩耗粉で描いているのでは?と推測しています。
一般的には、金属の摩耗による摩耗粉は、例えば、アルミニウムの圧延時に発生する黒色の摩耗粉など、厄介な存在ですが、この現象を活かした(と思われる)インクレスペン。
発想の転換ですな。
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『トコトンやさしい金属材料の本』(日刊工業新聞)
『銅のはなし』(技報堂出版)
『身近なモノに隠された金属のヒミツ パパは金属博士!』(技報堂出版)
『ツールエンジニア 生活を支える金属 いろはにほへと』 (大河出版)
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