私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

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森のエビフライだっ!?:広島県でのニホンリス顛末記①

2021-03-23 18:47:20 | 哺乳類
2021年3月23日(火)

今日は1年間あたためてた情報記録から1つ

俗に『森のエビフライ』と呼ばれてるアカマツの実の食痕


あれは、忘れもしないちょうど1年と何日か前のことだっただろうか・・・
(忘れとるやないの! お約束のパターンですわ)

釣り竿をいったん置くと決め、ひと気のない山間の散策を日課にして
ついでに止水域でみられる両生類でも調べてまわろうとしてた頃のこと。
例えば、こんな感じで👇
ニホンアカガエルのおたまなど:砂留周り

広いスペースに車を停め、一歩踏み出したとたん見つけたのであった。

ちょうど隣県の地方番組で『森のエビフライ』を取り上げてて
その正体はおそらく『ニホンリスのお食事』によるものだとたまたま知ってたから

「お~い! 森のエビフライ発見じゃあ~っ!」とかみさんに威張って
「ほんまじゃ! でも、そんなんいっぱい落ちとるよ」と反撃くらって


確かにそこらかしこに落ちとるわ~。


帰宅後、ネット検索。
ネズミやムササビなどの食痕とは違う。
「やっぱりニホンリスの食痕みたいじゃね~」と
友に確認と報告をちょっぴり自慢気にメールで送ったら・・・

「確か広島県ではニホンリスは絶滅しとるんじゃなかったか?」
「でも確かにニホンリスの食痕っぽいなあ」との返事。

確かに「レッドデータブックひろしま2011」の哺乳類の絶滅リストに
ニホンオオカミ、ニホンカワウソと並んでニホンリスが掲載されてるのである。

絶滅である証明は難しい。
定期的な調査はもちろん、何十年にもわたって目撃例も痕跡もないことが積み重ねられての「絶滅」宣言。

ならば、私が拾った「森のエビフライ」は何なんだ?
タイワンリスでも誰か逃がしたのだろうか?

この食痕の犯人を見たわけではないし、でも、正体も知りたいし・・・
思い切って、何人かの県の野生生物の研究者さんにメールを送ったのであった。

わずか数日後、一人の研究者さんから実に実に丁寧な返事が戻ってきてた。

しかも、研究者さんが撮影したであろうニホンリスの画像が添付されてて・・・

「明らかになった頃に、どうぞご自由に使ってください」との許可までくださってて・・・

いずれにしても食痕の正体は不明であり、『絶滅』なのか『生息』なのか微妙または重要な状況証拠にすぎない。

門外漢のど素人の私が「大騒ぎ」をして、万が一でもニホンリスや絶滅を提唱した研究者さんたち
そして最新の調査を続けてる研究者さんにご迷惑なんぞかけられぬわ。

んなわけで、ある程度明らかになった1年と数日後にこうして書いているのであった。
何が明らかになったのか?
研究者さんからのメールに何と書いてあったのか?

リスさんの1年祝うかエビフライ
これは単に私の駄句だ。

続きは、また次回。
お楽しみに・・・せんわなあ!

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