私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ!野遊びだ!タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!地元の生き物探しへ!

俳句生活『よ句もわる句も』投句結果  兼題【初夏】

2020-06-21 18:11:49 | 俳句
2020年6月21日(日)

4月初旬、カタログハウス「通販生活」に夏井いつきさんによる俳句投稿コーナーがあると知る。
無料だし、ネット投句できるから、おうちdeお手軽!

5月の兼題は「蛙」。
俳句など、17音と季語くらいしか知らん、基礎も基本もないど素人の私。
かみさんと競って、勝ちたい、その一心で初投句、いきなりの『人』という評価。

飲み屋へは寄らぬぞ蛙が鳴くからな



調子にのって、5月も投句ぢゃ!
兼題は『初夏』
「はつなつ」とも「しょか」とも読めるよね?

今回は、コロナ禍が一段落した6月。
やっと、やっと、学校へ行ける子どもたちへ贈る思いで、俳句づくり。

朝早くに学校へ行くと、先生がすでに黒板に


なんて、書いていて・・・

※ すんません! 家で適当にみつくろった雑な小道具で。
  黒板とチョークと思っちゃってくだされ。

黒板見て、子どもたち集まって、チョーク持って、にぎやかに・・・

んで、軽くうんちくんをたれると(良い子はこういうダジャレは使わんように!)

チョークは、昔、ある地質時代の白い地層から作られていたんだよね。
その時代は、『白亜紀』と訳されていて

要するに、チョークを日本語にすると『白亜』。

雑な小道具、黒板もどきのまわりにアンモナイトや直角貝(?)なんかの化石を置いたのは
中生代(恐竜の時代)の白亜紀らしく、チョークを囲みたかったのよ。

夏井いつきさん、元々中学校の国語の先生だったしね。

そんなこたあ、どうでもええ!
はよ、俳句を書かんかっ!

黒板に白亜の欠片弾み初夏
(こくばんにはくあのかけらはずみしょか)


その結果発表は昨日あったけど、私にはオトシブミの方が大切で・・・。

ブログには一日遅れの記事、ほんでもって、またまた『人』入選。

かみさんも含め、投句した全員が『人』入選。

みんな私にはとても思い浮かばない良い句。

仲良く引き分け。
それでいい。

もちろん、人の句の紹介も批評もしない。
人の句をいじったり、批評したりなんて、失礼すぎるからね。
句会でもそんな無粋なことはしないルールだと、かみさん言ってたし。

何より、子どもたちも学校で仲良く過ごしてるだろうから。
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ヒメクロオトシブミ:オトシブミに落とし前をつける!

2020-06-20 18:47:17 | オトシブミ・チョッキリ・ゾウムシの仲間
2020年6月20日(土)

ヒメクロオトシブミ


体長4~5mmと小さなオトシブミ。


アチコチで探したケド、肢の赤いタイプしか見つけられてない。
黒いタイプもいるらしいのだが・・・

以前書いた
オトシブミの揺籃の森:売店から農場へ

コイツが、その揺籃の犯人だった。

容疑者の捜索・確保、犯人の確定・逮捕まで、聞くも涙・語るも涙なのである。

聞いてくれる?

まず、とある日。
「オトシブミじゃあ~っ!」と見つけ、トットコトットコ逃げられて


「くっそ~っ!撮れん!」と、むんずと捕まえて


手のひらで丸まることを知り

申し訳ないケド、家に持ち帰り、撮影しようとして・・・プ~ン

部屋中、捜索するも行方不明のまま。
かみさんにひどく叱られる。


次の日、別の森へ散策。

フフフ・・・・・・同じ過ちは繰り返さないのだ!

見つかり次第、新品出来立て撮影ケースへ入れよう!

不思議なもので、一度見つけると割と簡単に見つかるようになる。

1匹目、2匹目、やはり撮影は難しい。
むんずと捕まえ、撮影ケースのところまで早足だ!

手を開くと・・・・・・いない! 
いないじゃないかっ!

どうやら握りこぶしのすき間から脱走したみたいだ。

「馬鹿なんとちゃうんな?」 かみさんにあきれられる。

3匹目、今度は撮影ケースを持ち、確実に入れた!


あ~っ、フタを忘れた・・・・・・でも、ちゃんといるぞおっ!


とりあえず、そこらの板でふたをして・・・・・・


撮影完了!


これで一件落着のはずだった。


と、17日の水曜日、楽しいゴミ出し散歩。

ゴミ捨て場の横の公園に立ち寄り、フェンスを越え延びてるコナラの葉っぱに・・・・・・

いた! 
しかも、実におとなしい。
朝、気温が上がらないうちだったら撮影が楽だと知った日。

何のことはない。
家のすぐ近くで見られるじゃないかっ!
幸せの黒いオトシブミは、すぐそばにいたのだ!

しかも、我が家の中にもまだどっかにおることやろし。

それが、最初の2枚の写真なのである。

ただ、我が家は、揺籃をびっしりと森のように形成した生息地から遠い。

捜索中、翅の赤いオトシブミも発見し、逃げられてるのだ。(自慢にならんな)
まだ、容疑者の段階なのである。

そこで、今日の水彩画教室の帰り道、揺籃の森「園芸センター」へ。

な、な、なんと、そこでも同じヒメクロオトシブミ。


揺籃の森の犯人は確定だ! 画像にて確保・逮捕!


蛇足だが、本日の水彩画のテーマは、鉛筆デッサンによる静物画。

みんな、ビン・ランプ、メガネ、花なんぞを描いている。

私は、一人コソコソと指示も無視して、思い出しながら水彩による生物画。


「アホやなあ~っ!」と、我ながらつくづくと思う。
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『梅雨寒』 俳句ポスト365 結果発表!

2020-06-19 18:10:53 | 俳句
2020年6月19日(金)

今日は、愛媛県松山市主催、夏井いつき選者「俳句ポスト365」の結果発表日。

兼題は『梅雨寒』

前回、『鰻』で「並」と評価され、連続「人」入選も4回で途切れてる。

この鰻のとき、初めてかみさんに負けた!
よりにもよって魚が兼題のときに・・・

この時点で、5勝1敗5引き分けなのである。

さらに、『梅雨寒』という兼題、景色を持たない時候の季語。
梅雨寒という現象を把握してないと、とんちんかんな句になる。

しかも、私の住む瀬戸内海では『梅雨寒』なんてなことは起きない。
気温が高く、ムシムシと暖かい梅雨だ。

ええいっ!
こういうときは、寒の戻りなんかを思い出して・・・
体験したことから適当に言葉をみつくろうじゃん。

そういえば、尾道でキメラ猫に会ったとき、寒かったぞ!
あいつ、顔半分ずつ違っとったなあ。
2重人(猫)格や、なんて思いつつ、おとなしい猫やった。

よし、そっからチョチョイと笑いを入れて・・・・・・できた!

梅雨寒や屋根裏へ父居間に猫


この句が『人』に入選!

「並」からの復活じゃ~!

ちょうど、今日ちょっぴり寒い小雨の中を散歩して


また、今日は愛するカープの開幕だから


と、3種類の背景にしてみた。(どれがいいかな?)

ちなみに、かみさんも『人』入選!

引き分けじゃ!
残念じゃけど、感性と体験だけの私と違って、よく学習されてるからなあ。

仲間2人も『人』と『並』と、全員入選!

投句は一万句を越えた中、喜ばしい限りだねえ。

あ、カープが始まる!
あ、雨で開始時間が延びとる!
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アメリカザリガニ(釣査254種目)を新よっちゃんで!

2020-06-18 17:37:44 | 昆虫以外の節足動物
2020年6月18日(木)

アメリカザリガニ


タナゴ竿・仕掛けで釣った254種目。


見事に口にかけてるでしょ?

5月末のこと、必要火急の公的な用事で知人たちと用水路へ。

本来は、とある流域での動画撮影と外来魚の駆除が目的なのだが
何せ、生態系を壊す訳にもいかない。
何カ所か、セルビンというわなをしかけ
水中カメラをセッティングして、希少種の行動を記録する。

当然、ヒマな時間ができることは先刻承知!
いつでも釣れるから、という理由でほったらかしていたアメリカザリガニをねらおう。

フフフ・・・用意周到な私は、徒歩移動中にあったスーパーで「カットよっちゃん」を入手!
(※ おっさん、行き当たりばったりやで!)


短時間の釣りだ、スルメではもったいなさすぎる。

ところがである。
袋を開けてびっくりしたんである。

「イカじゃなくなっちょるぞ!」

ここ数年続いている「イカ」不漁による原価高騰のため
「カットよっちゃん」は2018年5月に販売終了となっていた。

手元にあるのは、ちぎれやすくなってる新製品。(のしイカなのかな?)
10分もあれば釣れるという安易な思惑は大はずれ。
よっちゃんをハサミでつまみ、水面まで上がる。
でも、何度やってもそこで離れてく。

「スルメなら固いから簡単に釣れたんちゃうんな?」と知人。
「アメリカザリガニも始末してほしいんよ」
「入出水管や外套膜を食べたり傷つけたりと二枚貝減少の原因になっとるらしいけえ」

よし!
遊びはここまでだ!(遊んどるんとちゃうんかいっ!)

マジに「新よっちゃん」、ちっこくちっこくちぎり、タナゴ針へチマチマチマチマ。

かくして、こぶりな第1号は、このように


このように


このように


このように


撮影ケース行きとなったのである。

もちろん、作業の合間合間での釣りと撮影なのだが・・・

本来のザリガニ釣りとは違い、きちんと口にかけないと釣れないこの釣り方もなかなか味がある。

コツを忘れないように、大きめのヤツをねらって・・・


最初の画像へと戻るのである。

なお、希少な魚たちがエサに近寄らないことでも「新よっちゃん」は効果的だった。
安心してアメザリ狙い撃ちの釣りができる。

かくして、本来の目的も果たしつつ、アメザリと遊びつつ、というおいしい時間を過ごしたのであった。
釣り味もなかなかいい。
テナガエビより重くて、よくひっぱるからねえ。

東日本では、ここ数年爆発的に増えてるというこの要注意外来生物。
私らのところではそこまでの増加は感じてはいないのだが。

母国のアメリカでも、今や中国や東南アジア圏では食堂の大看板になるくらいの大人気食材。

もちろん、私も何度か食べたことがある。
泥抜きや加熱などの処理をきちんとすれば、イセエビと比べても大きさ以外遜色なし!

私の舌がバカ舌なのかなあ?
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オトシブミの揺籃の森:売店から農場へ

2020-06-17 18:02:05 | オトシブミ・チョッキリ・ゾウムシの仲間
2020年6月17日(水)

魚や釣りの話を書かないまま虫づくし3日目。

理由は2つ。
水路も川も海もいろんな魚が釣れないこと。
少しばかり釣れた同じ種類の魚の話を何度も書くより、新境地の虫の話を書く方がまだ楽しいこと。

だから、虫たちの話も1種1回のブログ登場が基本なのである。

さてさて、一昨日からの話の続き。

売店で一休みした後、農園の畑へ。
といっても畑地を荒らすつもりもなく、畑の周辺の垣根を見てまわる。

「おっ!オトシブミの揺籃や!」と私。


「何言よるん、こっちに何ぼでもあるよ!」とかみさん。


ほんまじゃあ~っ!

ぜひ、この器用なクルクル巻き容疑者に会いたい!
これだけあるのなら、作業中のヤツだっておるやろし・・・
葉の裏側とか奥とか、チマチマ見て歩く。

「おっ!」

生まれたてのカマキリの格闘技第1ラウンド中。

「きみか?」


残念!モンキアワフキというセミやカメムシに近い仲間みたい。


コイツら、葉っぱクルクルではなく、茎に白い泡をまとめる連中や。

「お~っ!見るからにきみではないな!」

アオクサカメムシという結構大きなカメムシだ。

しばらくして、葉の裏に4mmほどの小さな虫発見!

撮影はちょっと無理!
そっと、手づかみじゃあっ!
「母さん!やったよ!容疑者つかまえたよおっ!」


「ん?ゾウムシとちゃうん?」

手のひらは動きやすいみたいなので、ポロシャツへ。
繊維が肢先にからむためか、動きが鈍くなる。
撮影が楽だ、新発見だ!


帰宅後、ネット検索と昆虫図鑑(図書館で借りたぞ)とにらめっこ。

残念!クチブトゾウムシの仲間だった。
※7/8追記 カシワクチブトゾウムシ、またはコカシワクチブトゾウムシかな?

こうなると、私はしつこい。

オトシブミの揺籃をつくった犯人の逮捕確認まで

「しばらく川や池周りの森へと出かけよう」

そう誓った先週の金曜日なのであった。
コメント (2)
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