私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ!野遊びだ!タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!地元の生き物探しへ!

虫調べ:果樹園から売店へ

2020-06-16 16:39:23 | その他 昆虫の話題
2020年6月16日(火)

昨日の話の続き。

果樹園に咲いてた花。


さて、2cmほどの愛らしい花を咲かせるこの木は何でしょうか?

わかる人には実に簡単な常識問題。

一応、わかんなくて知りたい人へ。
下のコメント欄、クリックすると答が書いてるぞっ!

続いて、ヤマモモの実。


放置されてるのか、たわわになった実がポロポロと落ちてる。
勝手に採って食べられないのが実に無念残念!

展望台で一休み。海が見える。


見えるけど、行っても釣れないことはわかってるもんなあ。

そこへやってきたのが、このカップル


ツヤゴモクムシの仲間? マルガタゴミムシの仲間?


さて、そろそろ歩くか。

マスカット畑を抜けながら、虫を探す。


いろんな果樹を見てまわっても、よく手入れをされてるみたい。
どうやら虫の入り込む余地はほぼないのだ。

階段を降りると、コイと金魚のおよぐ小さな池で


コシアキトンボのメスが産卵中。

あやうく本能で3尺タナゴ竿を出すとこやった。
金魚を釣っちゃろなんてね。
産卵の邪魔をしてはいかんもんな。(そもそも釣り禁止やで!)

コシアキトンボのオス、のんびりしとってじゃわ!


そもそもオスは人間も含め、役に立たん生き物だねえ。

さらに、降りる。
2段に広がるバラ園を素通り。


バラは飽きた。
虫も寄ってこない、人も食わない観賞用の花を眺めてても何かなあ・・・

売店の周りで、セマダラコガネ


んで、クモヘリカメムシ


さ、休憩したら、農場(畑)へと向かおう!

テントウとハムシたち:桜と梅の木の下で

2020-06-15 14:46:19 | その他 昆虫の話題
2020年6月15日(月)

3日前、梅を買った園芸センターの果樹園。
本来の目的の虫探し。

展望台のさらに上まで登りつめた所にソメイヨシノ。

葉を見上げるようにして探す。

「おもろいもんめっけ!」


どうやらヒメアカホシテントウが蛹から羽化してる最中みたい。


同じような蛹にアカホシテントウがいる。
けどね、この日ヒメアカホシテントウの成虫もたくさん見たからね。

私、そのことを知らないもんだから
せっかく成虫を見つけてくれたかみさんに

「ああ、それナミテントウよな。模様いろいろやからな」と、撮影しないまま。

帰って調べ直して、驚くやら、哀しいやら・・・
知った気になってたのを反省。
謙虚に何でも撮影して調べないと・・・

続いて、キアシルリツツハムシアオガネヒメサルハムシ7/22訂正でいいのかな?


体長2mmほどのちっこいちっこいハムシ。
結構たくさんいたけど、すぐ葉の裏へ隠れるわ、ポロポロ落ちてわ、飛んでくわ。

さらに、体長5mmほどのハムシ発見!
翅のエメラルドグリーンが、シロヒレタビラみたいに美しい!


1枚だけ撮影して、逃げないうちにそっと捕まえ

展望台のベンチでパチリ!


バラルリツツハムシでいいのかな
※7/21追記:バラルリツツハムシはキアシルリツツハムシのシノニム(異名同種)とのこと。
ここでは、キアシルリツツハムシ青型?としておきます。



と、翅を広げはじめ


飛んだ!・・・・・・と見せかけて


そのまんま、翅をたたむ。


見事なノリツッコミするやないの、おら、慌てただ!


梅の木に移動!
たわわに実ってる。

ウロウロしながら見つけたのはコイツ。


シラホシテントウみたいだ。


コイツが、またじっとしない。

職員さんもやってきて摘果をはじめた。
(怪しまれないよう梅を買ったぞ!)

しかたない。
また、捕まえてベンチ、かみさんの吟行用手帳の上で背中を軽く叩いて驚かせてパチリ!

どうも私にはハムシやテントウムシ、淡水魚類のうちのタナゴ類と似てる気がして、親近感が湧くな。


アキアミ佃煮&梅酒&梅ジュースを作る

2020-06-14 13:59:58 | B級C級グルメ
2020年6月14日(日)

今日は、少しずつ過去へとさかのぼる形で書いていく。

極小ちりめんじゃこ入り乾燥アキアミ。
愛媛県産、ちりめんモンスターの混ざりっ気たっぷり。

サラダにふったり、お好み焼きにしたり・・・
食べても食べても減らないのであった。

そこで、一計。
ゴマとともにフライパンで炒る。


焦げないよう、香ばしくなるまで炒る。

どうもスマホでの撮影は苦手だ。

続いて、みりん・調理酒・かつお節・少量の醤油・唐辛子・水を入れて、煮た!


水気が飛ぶまで、かき混ぜながら煮詰めたら、完成!

一部を小皿に入れ、かみさんに試食していただく。


「ん!いいんじゃない!」

かくして、残りの大部分はタッパーへ。

それもこれも、一昨日スーパーで『今日のお買い得はこれ!1パック130円』に釣られてしまったからである。
それにしても小鍋にいっぱい!
ま、これでカルシウム不足の骨粗しょう症にはならんな。


その前に、梅酒と梅ジュースの仕込み終了!(こっちはかみさんが主担当)


大粒の梅を1kgずつ、氷砂糖を適量入れ、片方には1升の焼酎。

今朝、1粒ずつヘタをとり、ジュース用には何カ所かつまようじで穴をあけた。

昨夜から乾燥させといた。

一昨日から1日、水につけ、洗っといた。

そもそも、一昨日、園芸センターで、もぎたての大粒梅を2kg買ってしまったせいなのである。

1kg400円とべらぼうに安く品もいいことも購入理由なのだが・・・

本当のところは、園芸センターの果樹園にある梅・桜・イチジク・ぶどう・なし・柿・山桃・栗などなどの下を、自由にウロチョロしたかったのだ。

虫探しをするのに葉っぱを下からじっくり探したい。
ただ、撮影してる姿が、実に怪しいのではないか?と思ったからである。
無断で果物を盗るのは犯罪です、なんてな看板もあるし。

職員さんに怪しまれたくないけど、どう見ても怪しい行動にみえる。
撮影するには、『李下に冠を正さず』という言葉の通りにはいかない。

そもそも、なぜ、果樹園に行ったのかと、ハムシの仲間が最近とってもお気に入り。

小さくてへんてこなのやきれいなのと種類も多くて、食草もさまざまで、果樹の葉を好む連中も多いと最近知ったからである。

でも、果樹はどこでも基本個人の所有物、自由にうろつける訳もない。

公共施設の「園芸センター」ならば、と出かけたのであった。

もちろん、ポケットには常に3尺タナゴ竿。

ヒモハゼ撮影!:チゴガニのバンザイ!

2020-06-13 19:03:10 | 周縁魚
2020年6月13日(土)

どの話を書こうかと、最近撮りためてる写真を見直したり、虫や花の名前を調べたり
図書館へ返却に行ったら、鳥取環境大学小林教授の『先生!シリーズ』の新刊出てて
ついつい借りて読み耽っちゃったり・・・

あらっ?
もうこんな時間?

てなわけで、今日も手抜きの記録。

最近友と行った干潟採集の話の一部。

以前と比べ、多くの魚介類が減ってるような感触の中
ヒモハゼはかなりの数採れた。

体長5cm程度、細くてタモ網の目をすぐ抜ける。
撮影しててもチョロチョロと動き回るか、ヒレをすぐたたむ。

さすが、小さくてもハゼの仲間だけのことはある。
一度も満足いく写真が撮れていないのである。

今回は、セトウチサンショウウオ幼生用に作ったミニ撮影ケースでパチリ!






2匹まとめてパチリ!


まあまあだな。

気を良くして、これまた良い写真のないツマグロスジハゼをパチリ!


まあまあだな。

チゴガニくんも干潟で


バンザーイ!


なんてなわけもなく、メスを呼ぶ繁殖行動をしてる。



今回生息が確かめられなかった数種の希少種たち。

その無念さは、マメコブシガニが拳を固く握りしめ、寡黙。


という生き物たちの説明も何もない横着適当な話。

ミミズハゼの3型?:小河川干潟にて

2020-06-12 18:56:09 | 周縁魚
2020年6月12日(金)

最近、魚釣り・魚採り・BC級グルメ・兄貴の刺繍・絵画にくわえ、サンショウウオだとか、俳句だとか、虫探しとか、うつつをぬかす他事が増えてしまった。

正直、書くネタがたまって困る。

今日も、雨が降らない間に園芸センターへ。
バラ園・果樹園・野菜畑・フジ棚・芝生・桜・ヤマモモ・竹林などなど、植物なら何でもござれの広大な所へ
私は虫探し、かみさんは俳句の吟行へ出かけてたのである。

これがおもしろいのなんの!
が、その話はまたいずれ。

本日は、5月末に小河川の干潟で魚採り(ガサ)の話。


2年前の西日本豪雨で、河床が砂で埋まり、かつてはワンサカいたミミズハゼもずいぶん減った。

それでも、なんとか1匹目のミミズハゼ


ま、いつも見るミミズハゼだね。

2匹目の黒っぽいミミズハゼ


コイツ、たぶんイソミミズハゼやなかろうか?


尾ビレ周縁の模様も、胸ビレ軟条の1本目も、それらしいわな。


ま、ここまでは順調だったのである。

3匹目を撮影しようじゃないか!

ん?顔つきはイソミミズハゼ?


でも、体中にはっきりした斑点がちらばっとるやん?


体色も少しずつ明るくなってくし、胸ビレも少しちゃうとちゃうか?


撮影ケースに、再び普段見てるミミズハゼを入れ比べてみる。


やっぱり顔つきといい、斑点といい、ミミズハゼちゃうやん!

黒いバットにそのまんま移してみる。


どうみても同じミミズハゼには見えない。

次に、イソミミズハゼだと思ったヤツを黒バットに移してパチリ!


比べてみる。


あか~ん!
イソミミズハゼのとき、ストロボしとらへんがな!
比べられんぞ、こりゃ?

こうなりゃ白バットぢゃ!
これで3匹の撮影条件はそろった!

あらためて
ミミズハゼとイソミミズハゼ


ほいでもって斑点ポツポツミミズハゼ


3匹そろえてパチリ!


左にミミズハゼとイソミミズハゼ
右に斑点ポツポツのミミズハゼ

さてさて、そろそろ結論の時間だ!
(TV観たり風呂入ったりしてくつろがんといけんけんな)


結論!

ミミズハゼ種群はわからんっ!
(最後までおつきあい下さり、誠に申し訳ござらぬ!)