凄い動画です。
1996年12月10日にアメリカのハーバード大学の脳科学者、37歳のジル・ボルト・テイラーは脳卒中の発作に襲われました。
彼女はゴルフボール大の血腫を左脳から取り除く手術を受けて、8年掛けて回復しました。
『奇跡の脳』
2012年4月発行
この本を読んで、順次、内容を紹介します。
脳科学者のジルは冷静にその時の自分の状態を番組で語りました。
右脳・今、イメージ脳
左脳・過去と未来を支配する、言語で考える。
リコはこの番組を見た事を思い出しました。当時は次のような疑問を持ったので思い出しました。
〇異常があるのにシャワーを浴びている。
〇緊急事態を階下の大家さんに知らせる、救急車を呼ぶことも左脳ダウンで思い付かない。
左脳損傷で文字の意味が分からなくなっていたので1時間もかけて名刺の中から職場らしき電話番号を探し、必死にやっとこ電話をしたら、相手の声が「ワンワンワン」としか聞こえない、自分の緊急事態を告げようと話すと「私はジルよ、助けが必要なの」が「ワンワンワン」としか声が出ない。
リコは職場の人が悪戯電話と誤解して切ってしまったら彼女は生きていないと思いました。
異常を感じた電話の相手が救急車を手配してくれたので、ゴルフボール大の血腫を摘出の手術を受けて一命をとりとめ、8年の闘病の末に回復しました。
この番組を観たのはもう20年以上前ですから若くて健康なアラ5のリコは脳卒中の可能性に関心がなかったです。
ところが12年前に主人は軽い・軽い右脳梗塞に成りましたし、今は老境に成ったアラ7のリコは脳障害の可能性も増えているので「その時、あなたはどう動く」を考えています。
平均余命は10年から20年の老境に入り、リコは人生の集大成の時期に入っています。
脳の働きをしっかり理解したら私達の世界ももっと平和にスムーズに動くでしょう。
ジル博士の記事を紹介されたgooブロガーさんに感謝申し上げます。
青字をタップしてジル博士の講演をお聞きください。
20分程かかりますから、時間のゆとりのある時に観てください。