リコの文芸サロン

文化、芸術、手芸など人生を豊かにする情報発信ブログを始めました。より良いブログに育てるためにコメントなどお寄せください。

西国四十九薬師参り

2023-03-28 | 日々彩彩
3月20日、ついに49薬師参り(全13回)を13ヶ月で満願しました。
時々のお参りはしてましたが、ツアーに入っての満願は久しぶりなのでとても嬉しいです。

このツアーは京都駅集合なので朝、4時/5時に起きて向かいましたので大変に疲れました。

第49番の比叡山での満願証。


滋賀県近江八幡市安土
石段が難所の桑実寺、
さあ、650段の石段登り。
私は家からステッキを持っていき、とても役立ちました。

椿の散る石段を、ハァハァ言いながら。登ります。

振り返って、遠くの山を見て、休憩。

やっと山門が見えてきました。
ここはまだ1/3地点です。

山門にある杖を借りれます。
私は家から折りたたみ式の杖を持っていき、思ったより楽に登れました。

最初から、バスに残る人、諦めて途中で帰る人も5人、本堂でお参りできたのは7人でした。

まだまだ、麓から5分地点。
解説書によると本堂まで20分かかるそうです。

バラバラのサイズの石は歩きにくいけど、道幅が3mくらいあますので、杖にすがり慎重に脚元を選んで歩けば歩き易いです。


遠くに比良山系の雪山が見えます。


やっと本堂が見えて来ました。
成る程、20分掛かっている。

天台宗のお寺です。

桑実寺の本堂の前で、南先達さんの写真を撮らせていただきました。

とても優秀な先達さんで、私は40年間に色々なお参りをしましたが、南先達さんが気配り、目配りでピカイチでした。

650段の石段を登り、お勤めを済ませ下山する南先達さん。

善水寺、水観寺をお参りし、比叡山の49番札所の延暦寺の根本中堂で最後のお参りの後、満願証をいただきました。

2、3月の旅クーポンが


滋賀県の2000円、
力餅、飴3袋、カステラ。

京都府の2000円で買ったお土産。
京都駅のイノダのコーヒー、
これで2200円。
高いけど、
キリマンジェロブレンド、
ブルーマウンテンブレンド。

お参り歴も40年になり、そろそろ今回でお仕舞いにしょうと思いました。

ところが南先達さんが有能で素晴らしい人なので、3月からの全10回の新西国観音巡りを始めました。
これは出発地が家から近いので助かります。



コメント (3)
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東山哲学の道は花盛り

2023-03-26 | 日々彩彩
3月22日、京都の哲学の道に沿う椿の霊鑑寺をお参りしました。通常は非公開寺院です。

玄関の花飾り



手入れの行き届いたお庭。
優しい色合いと花姿。

ほ~。赤という色。

★大豊神社、ここも哲学の道沿いです。
青空の下、コマーシャル撮影、ポスター撮影のスタッフが何組も見えて、境内が更に賑わいました。
翌日は雨でしたね。


神主さんが1時間程、境内のすべてのお社を案内してくださいました。
椿がたくさん咲いているので椿でおめかしのきつねさん。

狛ねずみ
お正月は大変な行列が出来、鳥居からここまで来るのに1〜2時間掛かるそうです。

狛鳶(こまとび)、愛宕神社を空から守る鳶です。
鳥の姿は珍しいですね。

私は二日前の桑実寺の650段の石段登りの影響で足腰が痛いので、桜、椿、雪柳等の花が青空のもと満開でも、花どころではありませんでした。歩きかねてました。
体調て大事ですね。

★夏井いつき先生の人気番組、「プレバト」で梅沢富美男さんが50首完成され、句集を出版されました。

ネットより。

★19日の歌会の面白い詠草、

春霞む交野の山に登りたり
下りは足攣り
痛みに耐えぬ  Nさん

丁度、私が歌会当番なので、送られてきた詠草に、
「足攣り」あしつり、と読むのですかと聞きました
貴女は漢字が多いですね。この間も「無患子」を使いましたね。と、返信。
そしたら、今度は「交野」にふりがなを付けてくださいとライン。

こんな経緯がありましたので、歌会でふりがな、漢字とかなのバランスに付いて討論しました。

私はほとんど、ふりがなは付けません。見た目が悪いし、読めなかったら読む人が調べたら良い。
何を伝えたいか、
地名が交野であろうと生駒、比良であろうと鑑賞に大した影響はありません。

歌会で添削後、
春霞む交野の山の
下り路に
足の攣りたり
杖に頼りぬ  修正稿

「解説」
下りたり、だけにして、足が攣った、に焦点を絞る。
「足の攣りたり」と「の」を、入れて滞空時間を増やし、ふりがながなくても読めるようにしなりました。
 楽しく登っていたのに攣った足が痛くて2本の杖を付いて下った。との、作者の説明で、杖に頼りぬ、としました。

大阪歌会は意見が活発に出ますが、入会間もない方には楽しく詠草出来るように配慮してます。

私の詠草は更に結句を推敲して、

断捨離に写真整理す
四十年の顔の履歴に
驚きやまず  涼風

「に、と」では意味合いが違います。
私も昔は可愛く、素敵だったのに(自画自賛)、70歳過ぎと比較したら、ため息ものです。

歌会に出る意味は、短歌の上達も有りますが、人の思いを感じ取る機会にもなります。


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人生の総括の始まり

2023-03-24 | 短歌
リコはもう70年は生きたので、心身共に社会生活が送れるのは後、20年だと思っています。
そこで、色々、思いついた人生での面白いエピソード、気付きを書き出します。

リコは英語の読み書きは素人ならこれで十分なレベルですが、会話は話す、聞くがとても大事なので、英会話は習いました。



①その時のイギリス人の男性教師がリコに聞きました。
無人島に一冊本を持っていくとしたら。何を持って行く。
☆リコの答え、
何も持っていかない。
その島を探検し、楽しむ。

②カナダ人の男性教師から、
最後の食事は何が食べたい。
☆リコの答え、水。

③ピエリナさんが23日のブログに書いて見えましたが、


オオカミ、馬(ロバ)、牛、猫、たぬき。
旅の道連れで一匹づつ手放すとしたらどの順でしますか?

リコの答えと理由は、
①オオカミ、私が食べられるかもしれないので危険です。

②タヌキ、意思疎通が難しい。

③猫。一匹でも生きられる、野良猫が多いですね

④牛、図体が大きく動きが緩慢です。餌が沢山必要。

⑤馬。荷物を運べる。暖を取れそう。馬の餌が難しい。

因みに主人は、
牛、大きい、
オオカミ、噛み付いたりして問題を起こしそう。
たぬき、役に立ちそうにない。
馬、図体が大きい
猫、懐に入れて歩く。
   主人らしい。

友人二人は、

友人の答え。


友人のご主人は慎重で思慮深い方なので理由も納得です。

主人と友人2人の3人は最後までの友は猫。4番目に手放す牛も同じでした。

ネットで調べたら。マツコの番組でも放送されたそうです。






黒田杏子先生の追悼文のgooブログに俳句が載っていました。
いつかふたりいづれひとりで見る桜  黒田杏子

「いつか」て、いつで誰と私は思いましたが、この句の、深さに気づき愕然としました。


先生の歌集に『思い出ポロポロ』があります。


そこに医師だった父親の遺体解剖に十代の女学生だった丈子先生が立ち会われた。

医師なりし父の望みし解剖に
立ち会ひにけり「色即是空」 丈子

45頁〜46頁に
父親の解剖の様子が書かれている。
《要約》
医師の姉と母、兄と私が立ち会ったが。メスを入れた処で母と兄は卒倒し連れ出された。
(中略)
これが人間の体なのかと愕然とする私に「木綿挿入!」の、声が響く。何もなくなった父親の体内に無造作に木綿が押し込まれてゆく、
「縫合」と、また声がして、父の体は荒っぽく縫い合わされていった。
ああー、バケツ(胃も小腸も肺も投げ入れた)の水も溝に流され、内臓もドラム缶に捨てられている。
「おとうちゃん!」「こんなこと嫌だあ!!私の父を溝に捨てないで!」初めて私は嗚咽した。張り詰めていた緊張が一気に解け、空虚さが充満する。
 遥か青春の一番哀しいこの解剖は、その後の私の人生に大きく影響した。私はそれからなぜか人の嘘が見抜けるようになったのだ。

☆  ☆  ☆
十代で父親の解剖に立ち会ってしまった巡り合わせでその後の丈子先生の心の座りに深く感銘しました。

丈子先生は90歳になられた。
こんな短歌を詠まれています。
英会話の市民講座の講師を長く務められ、

英会話
資料を捨てぬ
三十年の
人の面顕ちて
秋風の吹く  丈子

先日、丈子先生と電話でお話しをしましたが、声のはり等、とても90歳は思えませんでした。
リコの知っている80代、90代の方々は皆さん、頭の回転も良く、とても活発です。
私は80歳を過ぎたらこんなに元気で居られるか羨ましくなりました。




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干支に因む

2023-03-23 | 奇貨譚
干支の相性

少し当たっているような、微妙です。

★先日アップしました、短歌新聞の「卯年の歌人」の特集で、

しつかりしよう 
    狩野 一男(コスモス)
しつかりとしつかりしよう
寂しいとうさぎは死んで
しまふといへり

私は淋しいと余り感じたことがないと思っていたら、この短歌を読んで「心の地層」に気づいてしまいました。
自分の人生の意識の断層の事です。
喜怒哀楽の地層が、時には怒が厚く、喜に気づかないで嘆いていたり年々歳々の心の断層。
地層の中の石は心のしこりでしょう。


20代、
自分の無知に気づき、本を読み過ぎて現実離れ。
英語でも本が読めるように英語の勉強に渡米(人生の師を探す切っ掛けのニューヨークでパスポート紛失事件)、帰国後、貿易商社に勤務。
3年かけて人生の師に出会い、40年近い教えを受けました。

30代、
大阪に嫁ぐ。
主人と私は海外旅行が趣味で、最初にフランスに行きました。

40代、 
ほぼ平穏な日々、フランス、スイス、ドイツ、カナダなど。
   
50代、
両親と姉の看病と死。
ハワイとグアムは母と3人で。

60代、
短歌の会に入会。
四国遍路(順打ち、逆打ち)、
主人の持病がチラホラ発生。
アメリカ西海岸(ラスベガス、グランドキャニオンなど)、カンボジア/ベトナム、北京•万里の長城、上海。
インド、エジプト、トルコ。
    
70代、
昨年の大リフォーム(ユニットバス、外壁、バルコニー等)
最近、大病をした主人のお世話が主な任務(大げさだね• • •)
主人の体力•気力は順調に回復してます。
中国の武陵源。

コロナ禍で、今後は海外旅行に行くことはないでしょう。
30ヶ国は行ったでしょう。
早く各国に行って良かったです。

干支に因む    涼風

知り合ひと友人家族をその干支に託して詠めば的は外れず

午年の父と夫に重なりて旨しと言へど馬肉は食べぬ

大病を乗り超へし夫の二か月の闘病の日々を書きて残さむ

どっしりの丑のイメージそのままにわれの生き様干支にこそ似る

丑年の知り合ひ多し言ひ知れぬ似た者同志の心地よさあり

性格は酉年のごと友人は落ち着きがなくバタバタ動く

家康は寅年と聞く時鳥の鳴くのを待てり爪を隠して

飛び跳ぬる兎の年にあやかりて新しきこと始めむとせり




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キキさんの沖縄旅②

2023-03-22 | 日々彩彩

1985年4月20日のリコの新婚旅行の沖縄の万座毛。
左後に泊まったANA万座ビーチホテル。

2023年3月18日、
豊崎美らSUNビーチ、
水族館の水がとてつもなく青いね。

サメだ。


これ何、
googlレンズに聞きました。
カサゴのようです。


水がきれいだね。
海に囲まれた島だからね


着陸かな、飛行機。


2023年3月18日、守礼の門

1985年4月18日は、



南国らしく彩りが鮮やかね
もう、暑そうね。



キキさんの息子さん一家。
沖縄の花瓶をリコが気に入ったので、わざわざお店まで買いに行ってくださいました。
玄関に飾って四季折々に、花を飾っています。
有難うございます。

沖縄の地図の形に切り込みがあり。そこに花をいけます。

お嫁さん、キキさん、息子さん、小学1年と小学3年の女のお孫さん。
中1の男の子は友達とボーリングにお出かけです。

1985年4月20日にリコたちが新婚旅行で泊まったANA万座毛ビーチホテルを写したものがキキさんからのラインに在りました。
懐かしいね。


2023年3月19日、
キキさんのお孫さん。

同じ場所の写真だね。
1985年4月20日。






次男さんとキキさんのおやつタイム。

ビールのレモン味。
どんな味か試したいのでお酒屋さんで聞いたら扱っていないそうです。



   
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