リコの文芸サロン

文化、芸術、手芸など人生を豊かにする情報発信ブログを始めました。より良いブログに育てるためにコメントなどお寄せください。

gooブログを本にしました(最終回)

2024-01-30 | 奇貨譚
本の自費出版をお願いした、「文學の森」出版社の私の本の担当編集者の齊藤春美さんが『俳句界』2月号の編集後記に私の本の紹介をしてくださいました。

転載します、
「長年書き溜めてきたインターネットブログを一冊に―――」
パソコン画面から飛び出し紙の本として残すのもまた良いものです。奥野谷涼子さんはブログ開設5周年を機に『リコの文芸サロン』としてまとめられました。「人のお役に立ちたい」これが出版を決意した大きなモチベーションで、良いと思うことを自ら実践し紹介する精力的な著書です。ブログでは写真も豊富だったので、書籍化にあたってもなるべく多く掲載し、読むだけでなく見ても楽しい一冊と成りました。
人世を豊かにすることで、心を豊かに、毎日を丁寧に暮らす大切さは、慌しい日々にあって見習いたいものです。
  (書籍•齊藤春美)


★『リコの文芸サロン』の製作過程、
令和5年8月30日〜
表紙のデザインの選考中です。
横書き、地はピンクかブルー、
帯はブルーベリーが読みやすい。

本にはブログにはない、挿絵をwordを使い創りました。
先ずはネットでアメリカ大陸のイラストを探し、矢印を付けて、往路サンフランシスコ~ニューヨーク、復路のニューヨークからロサンゼルスへ西に向かう時に、セントルイスで南下して、ルート66を行くことにしました。
お陰で、グランドキャニオンに立ち寄れました。

250頁の私の描いたイラスト。
あの大きなアメリカ大陸をバスで、グレイハウンドバスで往復しました。
私の本のP240
アメリカのニューヨークのバッテリー公園から自由の女神に行く舟の上です。
1974年の後ろ左がツインタワー。
右端は50年前の24歳のリコです。

写真は2001年9月11日のアメリカの同時多発テロのツインタワー。


校正9月3日.
2つに絞り、
地はピンク、横書きの題名。
本文は私の好きなように作ったので、表紙は主人の好きな方にしました。

ただ。タイトルの文字が細いように思うので、太く、大きく題字の修正を依頼。

他の本を見ても
題名の文字が太いです。
私の本は題名が細いように思うので、編集の齋藤さんに相談します。
題名を少し大きく、字の色をもう少し黒色にする。

★9月7日にあとがきを書いたので。最終稿の三校が来ました。
校正して、これで本文は完成です。

★表紙が完成しました。
主人の希望で、これに決定。

題字を少し大きく、色を少し黒くして、印刷所で本格的に印刷すると、見違えるように成りました。


今まではパソコンのプリンター印刷でしたが、表紙が決まったのでこれは印刷所で印刷した実物の表紙と内紙です。


上、元原稿
下、三校原稿


年号が西暦にすると何年か再チェックする。
書き方は令和5年(2023)、カッコの中は「年」を付けない。
全ての原稿で「年」が、付いているのを編集者の齋藤さんが削除してくださいました。


9月11日、最後の電話での打ち合わせ。
原稿は3つの綴りになっています。
細かい校正部分の打ち合わせです。

9月13日に三校を編集部に返送し、文學の森へ寄贈本(謹呈)のリストも送りました。

これで私の側の全ての作業は終わりました。

10月下旬の発行になります。
A5版、326頁、200部の自費出版です。

本の題は、
『リコの文芸サロン』
•••ブログに綴る人生の機微•••
A5版、326頁 2750円「税込み」
令和5年11月7日 発行



印刷所から届いた本の箱です。

並べてみます。、喜びが、フツフツと湧いてきます。


令和5年1月5日からスタートして10ヶ月も掛かった本の制作で印象に残ったこと。
①写真がきれいに撮れていて、口絵に使える写真が、沢山ありました。
一番古い写真は50年くらい前の写真です。
1974年8月、76頁


後ろがツインタワー、真ん中が24歳のリコです。

 口絵に使える写真がたくさん残っていたので観光地でカメラマンを雇って写真を撮ったのかと友人たちは言いますが、
当時から主人は三脚を持ち歩き写真をたくさん撮っていました。

②人生の折々で出会いがありました。
24歳でアメリカ留学。
28歳で人生の師の紀野一義先生に出会う。
35歳で結婚。岐阜県から大阪府へ。
63歳で短歌を始める。

③パソコンを早くから習ったのて短歌の月刊誌の編集、gooブログの作成も簡単に出来ます。
 専業主婦ですがパソコン歴は20年以上、なんと、パソコンは4台目です。

④『リコの文芸サロン』
読んで良し、写真をみて楽し、
本当に良い本ができたと思います。座右に置いて日々、見てます。

⑤24歳からの74歳迄の50年の『リコの文芸サロン』は人生録ですから、この後は、何もしなくてもノンビリと過ごせます。



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中国の雑技団、神韻公演

2024-01-24 | 奇貨譚


1月16日に2006年アメリカのニューヨークで結成された「神韻」を観に行きました。
神韻2024日本公演 全国12ヵ所47公演: https://youtu.be/Qwi0xdqyQqg
クリックしてご覧ください。神韻のプロモーションビデオ
こんなに人間の身体は美しく動くのかと、感動ものでした。
踊り手は総勢50名くらい、生オーケストラ、歌手は男性と女性、二胡の演奏、バラエティーに飛んで楽しかったです。

特に舞台の背景幕のCG絵は舞台の背景が瞬時に変わるので、驚きでした。
普通は休憩時間にセットを金槌でコンコンさせて、作りかえますが、コンピユーター管理の舞台の変化も楽しみでした。

背景幕の所をアニメの人物が飛んで来て、舞台の溝(緑の〇の所)で人間に入れ替わります。コンピユータ管理は人、動物などを空に飛ばせるのも自在です。



茶色の柵の所に背景からアニメの人間が空を飛んで、着地。
そこで入れ替わり人間が飛び出す仕掛け。


背景の空から飛んで来た、アニメの人物が、緑の丸印の柵のところに飛んで来て、人間に代わり、舞台に人間が飛び出してきます。

衣装の配色も綺麗で、センスの良さが解ります。

それと、司会の男性(西洋人)の声と英語の綺麗さ、日本語の司会者の女性の声の美しさ、まさに神の韻律です。

★1月21日は歌会と新年会でした。

新年会です。
皆さん、70代、80代と高齢化してます。

歌会です。

私の詠草は、
 数へ日に
 風邪をひきたり
 大掃除
 初詣もせず
 松のうち過ぐ  涼風


昨年12月27日に110歳で亡くなられた歌会の大先輩のK女史の冥福を祈り色紙を皆で書きました。
Kさんは後のことを遺言に書かかれて、大阪歌会にもお心をいただきました。
 

お供えと寄せ書き。
110歳て、凄いですね。
私は今年、75歳になりますので、もう残り少ない人性とガッカリしてましたが、
110歳ならまだ35年もあるので、何でもできると、変な元気が出ました。

25歳からの50年間のまとめが『リコの文芸サロン』の本です

最近、JAXAの月探査機 SLIM(スリム)が38万km彼方の月に着陸しました。



予定外の体勢での着陸でソーラーパネルが働かなくて、電力不足です。
でもなんと、データーを送ってくれてます。

月で孤軍奮闘して、頑張っているSLIMに私もあやかり頑張ります。
今年からは75歳から25年間の100歳までの新しい人生を綴ります。
リコのミッション:GRACE百


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gooブログを本にしました⑤

2024-01-21 | 奇貨譚

  
『リコの文芸サロン』は
文學の森、 
TEL:03-5292-9188、
Amazonで購入出来ます。
令和5年11月7日 発売

昨年の1月5日から始まった自費出版。A5版の326頁、200冊です。
2018年4月〜2023年1月24日迄のブログの約4割を本にしました。
当然、個人情報の観点からブログには詳しく書けないこともあります。
本の記事を読まれた方々が、「貴女は有名人に会い、海外旅行も沢山行き、華やかな人生ですね」と言われますが、私の人生は楽しい日々ばかりあったわけでは有りません。

P84.85に「知慧と経験の樹」の記事があります。
樹の上の人は、樹下の人々にとっての未来と過去を同時に見ることができます。

もし、大きな樹に育ちたければ深くて強い根が必要です。

この本は、24歳から50年間の私の人生のダイジェスト版です。
約50年生きて、育って来た私の人生の花々や樹木です。
当然、根のことは書いてありません。根は人に見せるものではないからです。

この本を読んで今、一歩、ご自分の道を進まれる、応援歌になればどの思いで編集しました。

本作りも8月10日、いよいよ次の段階に入りました。
デザイナーさんによる、装丁、表紙創りです。

専任の編集者とデザイナーが私の本に付きます。
どんな本にしたいかのアンケートも書きました。
さらに私の思いを編集者の斎藤さんにラインしました。

コロナパンデミックの3年の外出自粛で、私はすっかり人に会うのが嫌になりました。

8月28日に三校が始まりました。
著作権•肖像権のある写真やイラストは削除又は変更。
荒い写真•イラストの変更、文章の追加などをしたのでそのチェックです。

8月30日に表紙デザインが届きました。

まず、お仏壇にお供えし、日々のご加護を感謝します。



7例有ります。

ミー姫がなになにとやって来ました。


表紙の帯を変えたらどうなるか、


字がよく見えるが水色が負けるか?


見本歌集の文字の大きさを、私の本の装丁と比較。


本の題名は縦書きと、横書きがあり、
横書きの、この表紙が良いかな。
後は帯の字の色と地の色を変えて、もうひと頑張りします。
字が小さいと読みにくい。


帯を変えてみる。


帯の地の色と字の色の比較中。


表紙デザインが7種類、帯の色が7種類ある中でピンクの横書きを主人が選びました。
これはパソコンのプリンター印刷です。

最終回に続く




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伝統と創作

2024-01-18 | 短歌
今年の宮中歌会始の儀のNHKテレビ放映、19日(金曜日)「和」10:30〜11:45


平成19年に召人として、歌会始の儀に参列された。あけび歌会の大津留 温•前主幹。
召人とは、
天皇陛下に招かれて歌を詠む人です。
お題は「月」
天の原かがやき渡るこの月を異境にひとり君見つらむか
     大津留 温
大津留主幹は現役時代は通産省の事務次官でした。

緑の矢印の方が大津留主幹です。

手前の白髪の方が大津留主幹。


令和6年の宮中歌会始の儀はNHKで19日(金曜日)の10:30から放映されます。




★1月14日に1年かけて、お参りが終了しました。
他の行事と重なったのと、右足踵を痛めていたので私は3回欠席しましたから、満願ではありません。

足底筋膜炎は治るのに7ヶ月もかかったけれど、自然治癒しました。

40年続けたおまいりのバスツアーは今回で卒業します。
今後は体力、気力回復に努めます。

①半年ぶりに散歩を再開。
半年も散歩を休むと、足腰の筋肉が衰えて、体に力が入らない。
②ヨガは週1。
コロナ禍前は週2でしたが、散歩にシフトを動かします。 
③3度の食事を見直す。
食事の量と内容の再点検。

主な改善点です。

★1月14日、新西国霊場参り、
水間寺(大阪府貝塚市)
ここは聖武天皇が42歳の時に病気になられて、なかなか治らない。
天皇の夢枕にたった仏様を行基菩薩に探させて、天皇の病気が平癒した。
その聖観世音菩薩をお祀りしたお寺が水間寺です。








水間寺の境内に愛染堂があります。
私が個人で2010年4月と2013年11月に参りした時に、境内に愛染堂がありました。
そのお庭に正岡子規の句碑があり、



契らばや君は赤われ白椿 
          子規

子規の愛だの恋だの俳句は知らなかったので「ちぎらばや」との悩ましい言葉に大変驚きました。
愛染堂はお夏清十郎のお墓が在ります。


その後、
道成寺(和歌山県日高郡日高町)

絵巻を見せながら、安珍•清姫の物語を話されました。
名解説で以前、姫の自分勝手な恋路を私は心よく思っていなかった清姫の悲しみが、今日は良く解りました。
その後、
観心寺(大阪府河内長野市)
金剛寺(大阪府河内長野市)をお参りしました。

★「宮廷女官チャングムの誓い」を又、観てます。
何回も観てますが、観るたびに学びがあります。
今回は、

王子の薬の副作用で味覚が麻痺したチャングムの味覚をテストする、師匠のハン尚宮。


味覚が麻痺してても。料理は創れることをチャングムに説明する。

さらに、
チャングムの味覚異常を検査するために、料理場の最高位のチェゴサングンは砂糖、塩、真水の3の水を用意して、チャングムに味見をさせる。

イメージ図。

砂糖、塩とチャングムは答えましたが、さすが、チェゴサングンです。
水は全て真水でした。
これで、チャングムの料理人として致命的な味覚異常が公に成りました。


料理を創る必要な3つの資質で、ハン尚宮は味覚異常に絶望したチャングムに料理を続けるように説得します。
○血の滲むような努力をする。

○味を描く能力、ほとんどの人が持っていないが、チャングムは持っている。

○料理を発展させ、新しい味を創る能力。

短歌では私は思います。
○三十一文字等の基本を守る。

○樂しく、真摯に詠む。

○人の気持ちを理解出来る。

物事を始める時に基本とそれらを發展させる想像力が自分に在るかをしっかり見極める。


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網膜に穴が開いてる

2024-01-12 | 奇貨譚
1月9日の午後に白内障の診察に行きましたら、検査で右眼の網膜に穴が開いていた。



私は極度の近眼なので網膜が伸びて薄くなっていますからそこに穴が開いたようです。

穴の周りをレーザーで焼いて固め穴が更に広がらないように治療を直ぐにしないといけません。
 一旦、家に帰り、夜の8時から9時迄かかりレーザーで穴の周りを焼き固め、これ以上穴が拡がらないようにしました。
15分程の治療時間でした。
治療費は3割負担で12000円でした。

私の右眼の治療後写真です。
矢印の所の黒い点が開いた穴です。
その周りをレーザーを3重に照射して(白い点々が照射の跡)これ以上穴が拡がらないようにします。

ネットよりイメージ図です。



穴から硝子体の水分が網膜の裏に入ったら、網膜剥離となり、最悪、失明します。

私の水晶体は全体に白濁していました。重度の白内障てす。


ネットより。

両眼の白内障の手術は4月3日(右眼)と10日(左眼)に決まりました。

もうお一人レーザー治療を受けた方が在りましたが、この方は棚の上の小さな箱を取りそこねて、右の眉毛の所に当ったそうです。目に当ったわけではないのに、しばらくして、飛蚊症のように、目にゴミのようなものが飛ぶ。
その内に収まると思ったら、もっと大きな浮遊物が見えてきたので、眼科を受診したら、箱が当った弾みで、網膜に3箇所穴が開いて出血したものが眼球に浮遊してたのです。
この方も即、レーザー治療でした。
皆さん、物を取る時は充分に気をつけましょうね。

★1月8日に主人は椅子の足元に敷いてある、

ピンクの座布団に蹴躓いて転倒。
本棚と椅子の間の狭い所に転び込み挟まった。


よりによって、
こんなに狭い所に良く主人の着ぶくれした太い体が入り込んだね。
勢いと言うのは不思議ね。

本棚は主人の腕で、力がかかったので、棚が壊れて本が散乱しました。

緑の釘が破壊されて棚が斜めに破壊されて、ひし形の所の本が落下し散乱しました。

狭い所にはまり込んだので身動きの取れない主人はどうしたら、はまり込んだ隙間から出れるか考えて、何とか脱出。
オレンジの丸は床やゴミ箱に落ちた本を拾い積んだ本類。

この時、私は2FでCDをかけて瞑想体操の最中だったので主人が叫んでも聞こえなかったでしょう。
台の上の電話にも手が届かない。主人はモゾモゾと少しづつ挟まった椅子と横のテーブルを動かし、何とか脱出しました。

高齢者を1人にするのは危ないね。
主人は24日に82歳に成ります。

1月9日の破壊された本棚の修理の様子

私の膝に乗ってるミー姫が修理した棚の様子をチェックしてます。
緑の木マークが新しい棚です。
とりあえず本を戻し、ゆっくり整頓します。

 




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