リコの文芸サロン

文化、芸術、手芸など人生を豊かにする情報発信ブログを始めました。より良いブログに育てるためにコメントなどお寄せください。

大峯奥駈道

2019-03-29 | 日々彩彩
大峯奥駈道の10番目の靡(なびき)の玉置神社へ3月27日に行って来ました。
奈良県吉野郡十津川村は遠い遠い。
奥駈(おくがけ)とは吉野、熊野を結ぶ大峯山を縦走する修験道の修行の事です。1000~1900m級の険しい峰峰を踏破する約80kmの古道を指す。
靡と言われる小屋等の施設を75ヵ所設置してあります。
「神気満ちて天地を結ぶ霊峰 玉置山」と言われます。
木の根が坂道いっぱいに張り出した急坂を20分登りやっと着きました。
玉置山の頂上(1076m)付近に座す三石社にお参りします。


全長80kmの大峯奥駈道の75の靡(なびき)の内の10番目の靡が玉置神社の神域を通っています。
   


杉の巨樹群の樹齢3000年の神代杉は周囲11mあり、天に向かって真っ直ぐに伸びています。  

標高1000m付近に座す玉石社は玉置神社の基と成った社で奥駈の行者も本殿に先駆けてお参りします。

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避難所開設訓練

2019-03-26 | 日々彩彩

リコは3月31日で2年間の町内会の役員の任期が終わります。最後の訓練として
3月24日に町内会の避難所開設訓練にリコは参加しました。114名の参加者、
スタッフで有意義に楽しく体験できました。
 

災害時は電気、ガスが来てないので薪を使いかまどで湯を沸かして
インスタント麺の試食をしました。
  
麺だけと思っていたらナルト、ネギ、わかめ等具沢山で美味しかったです。

  

 
 

段ボールベットは1台9000円もするのでわが市はまだ必要数だけ確保して無いそうです。
寝心地は意外に良くて一人で居るスペースが確保できて安心でした。

 
 
 
 

ベットの上や床に敷くマットは空気を入れて膨らませます。
右上の青、黄、赤のものが空気入れです。
 
 

赤ちゃんや病人の個室です。

グレーの箱に災害救援物資が入って準備してあります。其の中身は救急箱、ランタン、はさみ、
歯磨きセット、非常食(ラーメン、ビスコ,乾パン、など)等の日用必需品です。


 

オムツに紙パンツ、簡易トイレまであります。

 

  

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②飯田龍太『俳句入門三十三講』

2019-03-18 | 短歌

 

飯田龍太氏のこの本は厳しい指導で短歌にも通じるコツがあり参考になります
①安易に擬人化しない
✖やすやすと墓をはなるる雪解風・・・離れるのは風はダメ
やすやすと墓をはなれて雪解風・・・人が墓から離れて行く。


②助詞「に、を」で散文的、説明的に成ってしまった。
✖強東風八百屋はり戸を閉ししより
〇東風強し八百屋硝子戸閉ししより

✖春風陽を翻し青木の実
〇春の風陽を翻し青木の実


③推敲は相手にわからせようとして推敲するのではなく、自分の作品として十分納得できた、
 言いたいことが言えたというのが推敲の基本であるべきです。
 これなら人にわかるということだけでは、隙のある推敲の姿勢だと思う。

  ③はリコにとっても耳の痛いご指導です。
    ついついいじくり回して説明調の詠草になる時があります。



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丹頂鶴を歌に詠む

2019-03-16 | 短歌

岡山県の自然保護センターに11月9日に丹頂鶴を見に行きました。
ちょうど、紅葉の季節で美しい山間の池のほとりに、国内最大の40羽の鶴が飼育されています。

      紅葉に映える番の丹頂鶴

  生まれたばかりのヒナです。親鳥のくちばしが17cmなのでヒナの大きさが判りますね。   

                               
〇四十羽の鶴住む森へこころ急く鳴き交はす声に歩を早めたり       涼風

〇紅葉の樹下にたたずむ鶴二羽の紅白黒に水辺を飾る

  

     丹頂鶴の羽の大きさは約1.2mです。            鶴の卵、鶏の卵の5個分の大きさです。

 

〇コーと雄コッコーと雌の相和する鶴の鳴き声森に響けり

〇森にすむ夫婦の鶴の睦まじさ三歩後ろを雌の歩めり

〇風切り羽持たねば池に遊ぶ鶴夕べになれば檻に戻さる

〇愛の巣は体育のごと巨大なり番の鶴の金網の檻

〇紅色の鶏冠(とさか)と同じ肉瘤(にくりう)なり羽毛にあらず鶴の頭頂

〇千年と聞けども鶴のその寿命二十五年と以外に短し

 

 

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『波』 スリランカと東北大震災

2019-03-11 | お勧めの本

『波』の著者、ソナーリ・デラニヤガラは2004年の12月26日、巨大津波に襲われてたった一人生き残って、
家族5人を失った。2人の息子、夫、両親を一度に失った女性の経済学者が綴る8年間の再生の記録。
10日夜8時にアマゾンから届いたこの本をリコは11日朝から読んでいます。
本のp17に大津波に飲まれて家族ともはぐれたデラニヤガラさんは
「マハソナ(墓場の悪魔)が来たとの声を周りの男たちが言うのを聞いた。」

これから『波』を読み進めますがまず、皆さんにこの本の紹介をブログにアップします。

スマトラ島沖地震;2004年12月26日、マグニチュード9.1の巨大地震で大津波が起きて、
死者22万人、負傷者13万人もの被害を出した。
 

〇もう一つの奇跡。
リコはいつもアマゾンで数年前から本を買っていますが、今回の様に10日の朝7時ごろに注文して、夜の8時に
千葉県の市川市のアマゾンから本が届いたのは初めてです。地震の犠牲者、被害者の思いが後押しして、まるで空を
飛ぶように千葉県から大阪に『波』が届きました。
天地、人々の思いが11日のブログのアップに間に合う様にしてくれたと信じています。


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