リコの文芸サロン

文化、芸術、手芸など人生を豊かにする情報発信ブログを始めました。より良いブログに育てるためにコメントなどお寄せください。

ブログ開設3周年

2021-04-29 | 奇貨譚

ブログ開設3周年企画

⑤はりねずみとこぐま

今、日本はコロナウイルスの爆増で3回目の非常事態宣言が発令中です。リコも自分の状況に合わせて冷静に対応し、皆で協力して思いやりを持ってこの難局を乗りきりましょう。

はりねずみさんが無事にこぐまくんに再会できたのも、水に落ちた時に冷静に上向きに浮かび、こぐまくんの好物の蜂蜜を落とさまいとお腹に載せて流されていたら〇〇さんに助けられました。 
「お天道さまはみてござる」をリコは信じています。

★★2018年11月6日★★


はりねずみとこぐまの友情の絵本です。

毎晩、一緒に星を眺めるのが楽しみの二匹です。ある晩に、はりねずみは美くしい白い馬に見とれて霧の中をさまよい、川に落ちましたが、こぐまくんの大好物の野いちごの蜂蜜を流されながらもしっかりと握って放さない。

 水中から現れた大きな魚に助けられて、こぐまくんの所に行けました。
二人でいつものように星を眺めながら、はりねずみくんはポッリと「こぐまくんと いっしょは いいなと おもいました」

 リコはふと思いました。ポツリでいい。 些細な事でもいい。 誰かと一緒の安らぎを感じられる感性を大切にしたい。

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犬の学校の30周年

2021-04-27 | 奇貨譚

★★2019年4月20日★★
30年ほど前に当時飼っていたビーグル犬の訓練を犬の学校を始めたばかりの山下憲治先生(23歳)にお願いしました。週に3回、散歩を一緒にして、待て、伏せ、飼い主の横にピタリと付いて一緒に歩く、ジャンプ等の訓練をする授業でした。訓練費は確か週に3回、月額2万円で、期間は4ヵ月でした。

我が家は17年前にエル君が亡くなって以来、犬を飼っていませんでしたから、先生とは年賀状のみのお付き合となっていました。
今はBIG DOGと名称が変わっていますが、山下憲治所長から30周年記念祝賀会を開くと連絡があり、4月14日に主人と参加しました。当時の訓練の事を考えていましたら、写真アルバムを作った事を思い出して、当日持参しました。
 参加者は100名を超え盛大な会となりました。




卒業式にはプロのカメラマンが来てくれましたのでジャンプの瞬間などが上手く撮れています。


12歳ごろに左足を痛めて公園まで三輪車で運んで散歩をさせていました。この頃体重は23kgで重い、重い(ビーグル犬は15~18kgが標準です。)



お気に入りの公園の木の下でパチリ。

来賓挨拶の青山ケンネルの澤地さんとテーブルの席が隣になり楽しい時を過ごすことが出来ました。犬の保護協会の甲斐さん、各種犬の競技会の役員さんも参加されて当時とはスケールの違いに驚き、感動の2時間でした。


山下憲治所長は4月から会長になり、新所長の佐々木真司、スタッフ一同は20年後にまた祝賀会を開きたいと希望を述べられました。リコは90歳近くになりますが出来れば参加したいです。
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日々のルーティン

2021-04-26 | 日々彩彩
リコは朝起きたら毎日、以下の事をします。
①夜は家の中で寝るミー姫を庭に出します

椿の落花、花ガラを集めます。

②庭の見回り。花ガラ摘み、
ぼけの実を新に2個発見(計3個)


姫ヒオウ


芍薬は色々な色に蕾が咲きだした




③コーヒーメーカーでコーヒーを立て、パン、牛乳(ジュース)、フルーツの朝食を準備する。

④数息観(2分)
心の中で67数えます。60は1分+7追加分、リコのカウントは速いので67で2分に成るだろう。

⑤数息観で気づいたこと。
67まで数える内に時々、カウントが飛んでいることに気付きます。
1~60の内どこかで、あれ、今、40かな50かなと戸惑う時があります。
え、60、早すぎるだろ。何処かで飛んだだろう。
つまり時々、意識が数でなく他に飛んでると言う事です。

この事から物事を見て、聞く時も意識が、他に飛んでいて正確に認知してないと思いました。
ジグソーパズルの歯抜け状態の現状把握で物事を判断する危険を日々犯していることに気付きました。


青色の大事な情報が抜けた状態で物事を判断したら大間違いの結果を招きます。




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ブログ開設3周年

2021-04-24 | 奇貨譚
2021年4月23日の「リコの文芸サロン」3周年を記念して
過去にアップした記事から皆様に読んでいただきたい記事を再アップします。
①4/23 随想・命の限り
②4/24 短歌・命の限り

★ ★ 2020年3月24日★★
リコの文芸サロン」を開設して2年に成ります。
2018年9月26日に55歳で亡くなられた松井一恵さんはリコにブログを始めることを勧めてくれて、彼女自身もブログに沢山の記事を投稿してくれました。
カテゴリーは「Chambre de K」 です。本当に哀しくて残念な出来事でした。 
松井一恵さんの家の庭の白いバラは彼女のイメージにぴったりです。






力の限り    涼風
〇今なのか然るべき時か認めえず松井一恵さん逝去の知らせ

〇突如とはかくなるものか水の幕のかなたに去りぬあなたの姿

〇友の死を知りしはいつかおぼろなり見つめ会ふこと叶はぬままに

〇日が経つにつれて不在がのしかかる予期せぬ別れに悲しみつのる

〇ご主人の記すメールの言の葉に深き愁ひのこもる「亡き妻」

〇「中年の脂肪太りか」六月にお腹の張りを電話に語る

〇診断は腹膜癌なり度々の抗がん剤の点滴辛し

〇病床に八首詠草推敲しスマホのやりとり欠詠も無く

〇病室にパソコン持ち込み綴りたり随想四編執念の術(すべ)

○さりげなく「末期の癌」とメール来る貴女の覚悟に思はず怯む

○「なんの為に生きているのか」と重き問ひ答へる術なくただ見守れり

○モルヒネを打つ日の続く「何としても、生きていたい」と今朝のラインに

〇最後まで力の限りを尽くしたり怜悧なあなたの確かな誇り

〇あるはずの未来の扉消え失せぬ五十五歳の秋こつぜんと

〇明け暮れに力の限りを尽くしたり病みゐる君との四百日を

〇折りふしに君を思ひて一周忌哀しみ続く若き友の死

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ブログ開設3周年

2021-04-23 | 奇貨譚

2021年4月23日で「リコの文芸サロン」を開設して3年経ちました。

その間に書いたブログが379本に成ります。
その中から是非、皆様に今一度読んでいただきたい記事を再掲します。

今後とも「リコの文芸サロン」をよろしくお願いいたします。

★★2018年12月19日★★

今年のリコのブログのお気に入りランキング第3位は「何の為に生きているのか」とのタイトルでアップした私の随想「力の限り」です。11月15日の松井一恵さんの随想(絶筆)「身体」に応えて書いた私の随想です。

2018年12月19日

松井一恵さん(たっちゃん)が死の20日前に書いた随想「身体」(11月14日ブログに再アップ)に「結局、治らない、何の為に治療を続け、辛い思いしてまで生きなくてはいけないでしょうか?」と重い問いかけが在ります。何とか彼女を励ましたいと思い、リコは一恵さんに下記のラインを送りました。

図らずもその日付は9月11日彼女の死の2週間前でした。一恵さんの闘病の日々を書いてみました。

力の限り     涼風

松井一恵さんが平成30年9月26日に逝去されました。55歳という早すぎる旅立ちでした。昨年の6月に腹膜癌が判り治療を続けておられましたが受け入れ難い事になりました。一恵さんの様に賢くて冷静な女性に会ったのは私の人生で初めてでした。

〇ブラインド上げておいてね看護婦さん我が家へ続く道見たいから


病室での詠草は内容が限られていますが、自分の想いを表現する短歌を充分に活用された
入院の日々だったと思います。

〇光り満つる春の街へと出かけたし水色リネンのスカーフ纏ひ 

 若々しく、センスの良い歌を詠まれる一恵さんの詠草は段々と透明になり歌がすっと立って来るように感じました。

〇憂鬱が押し寄せる日はいつもより紅きシャネルのルージュをひこう  

 彼女はフランス語、英語が得意なのでお洒落な言葉を巧みに使う伸び伸びとした感性があり、伝統的な詠み手の多い
 短歌結社の中で一恵さんの新しい歌風の成熟を私は楽しみに注目していました。

 再入院の今年の7月上旬に病が重くなっても写真や家族、花々、フランス語の詩文のトークがラインに届き、いつも通り一恵さんは冷静そのものでした。
7月中旬には病院のベッドの上でスマホに何回も原稿の下書きをし、随想「忘れじと思ふ」を短歌誌に投稿されました。(8月号掲載)熱が出るようになっても病室にパソコンを持ち込んで2つ目の随想「匂い」(9月号掲載)を、3つ目の「懐かしの授業参観」(10月号掲載)を書きあげられました。驚くべき精神力です。
8月10日には「このところずっと怠くてしんどいので、もうダメかもしれないです。がんばりましたが」とラインが届きましたが、9月10日には4編目の随想「身体」を書かれました。(11月号掲載)この随想の中に「なんの為に生きているの」と重い問いかけが在ります。私は早速、一恵さんにラインで返信を送りました。

【ただ見ればなんの苦も無き水鳥の足に忙しき我が思いかな‥・水戸光圀。人は何気無く生きて居るように見えても何かしらの想いや悩みを背負い生きて居ます。あなたの随想「身体」を拝読しました。
「何のために生きているのか」は重い問いかけです。貴女は明日をも知れぬ病状で4編もの随想を書けた。重症の人が何を考え、どんな病に苦しんでいるのかを書けた。だれもがそれを書ける訳ではない。貴女に出来ない事を考えると何の為に生きているのかと成りますが、出来る事を考えたら、貴女は誰にでも出来ない日々を強い精神力で生きて居る。私は姉を1ヵ月間病院に泊まって看病しましたが、姉はいつもウトウトしていて、会話も無く、56歳で姉は亡くなりました。】

 〇年ごとに一歩の幅の狭くなる父を支ふる靴の小ささ

〇「いつまでもいついつまでも頑張れ」と父の言葉に枕を濡らす

 〇帰り行く子の手を握り「またね」と返すその瞬間が来るのが辛し

私は最愛の若き友人を亡くしました。寂しい限りです。

 〇賢くて愛しきひとよ貴女との四百日を力の限り   涼風

※一恵さんの木目込み手芸作品「春の宴」です。
彼女は卯年(うさぎ)で、リコのブログのマスコットは偶然にうさぎの花瓶です。一恵さんとのご縁を感じます。

リコのブログのマスコットです。玉すだれ、ヒオウギの花を浄瑠璃寺の参道で見つけた、うさぎが丸窓に坐る花瓶。

    

 

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