草木染の糸を見せて、講演1日目。
講演2日目の準備の紀野先生と志村先生。
「たまゆらの道」より
高野山六木を使って染めた糸で袈裟を作られました。
「母衣への回帰」•ぼろへのかいき、より
『たまゆらの道』、『母衣への回帰』
7月25日に薬師如来四十九霊場巡りに出掛けました。京都からバスでわずか3時間で高野山に到着です。
高野山の龍泉院と高室院にお参りし、下山して五條市の金剛寺にお参りしました。
★今回の、お参りですばらしいことが2つのありました。
①奥の院の御廟に入定してみえる、弘法大師さまは毎年、3月21日に衣替えをなさいます。
古い衣を1cm大に切って、お守りとしていただけるそうです。
例年は「御衣切」は直ぐに無くなりますが、今年はコロナ禍で参拝者が少なく7月でもまだ、いただけるそうなので、21名のツアー一行は宝亀院に行きました。
袋の外観、リコは2袋いただきました。
袋の中身。1cm四角の布が2切れ入っていました。
布に柄が入っています。
袋の内側の説明書き。
M先達さんから「御衣切」話が出て、ツアー会社に許可を得てくださり、宝亀院に立ち寄ることが出来ました。
リコは御神水に入れて飲まないでこの「御衣切」をお守りとして置いて置こうと思います。
井戸への入口の立て札
リコもペットボトルにこの水を汲んで帰り、沸かしてから飲みました。
②リコの師の高野山のお墓参り
三宝院に私が40年教えを受けた人生の師の紀野一義先生のお墓がありますから、お参りしました。
お庭にあるお墓です。
リコは先生のお墓(分骨)に話し掛けていました。
暫くして、案内してくださったお坊さんが香と燈明を用意してくださいました。
25歳位ほどの若いお坊さんが「ご一緒に心経をあげましょうか」と言ってくださったので、お坊さんと二人で先生に般若心経をあげることができました。
感慨深く、有り難いことだと思いました。
涼しい風が吹き抜ける、緑豊かなお庭です。
帰りに旧知の小池副住職さんにもお会いできました。
〈2020年11月29日のブログを再掲します。〉
11月16日に東寺(京都市南区)で弘法大師・空海から数えて第257世となる長者(住職)に飛鷹全隆(ひだかぜんりゅう)大僧正77歳の就任を披露する晋山式が営まれました。
飛鷹長者は高野山•三宝院の住職です。紀野一義先生の2泊3日の高野山講演会(結集)の会場として三宝院で20年以上開催されました。
★2018年5月に紀野一義先生の法要をしてくださる飛鷹長者のお姿を再掲します。
「わたしの愛する仏たち」の著者で私の人生の師である、紀野一義先生の法要が高野山の三宝院で平成30年5月27日にさわやかな風の吹き渡るお庭で執り行われました。
(紀野先生は平成25年12月28日に91歳で亡くなられました)
薄紫の姫シャガの咲く庭に所々可愛らしいお地蔵さまが隠れてみえます。
紀野先生の奥様、長男さんなど20数名が参列しました。
飛鷹住職の法要の執り行われる様子です。
三宝院の大広間には紀野先生の写真と額が掲げられています。
「撃搖風微」・・・びふうようげき(穏やかなれど心底を突く)•••calm but penetrating to the soul.
紀野一義先生
紀野菊枝夫人、長男の真輝さん、三宝院の僧侶の小池さん