リコの文芸サロン

文化、芸術、手芸など人生を豊かにする情報発信ブログを始めました。より良いブログに育てるためにコメントなどお寄せください。

ガンバ、グリックたちの冒険②

2020-06-27 | お勧めの本
6月23日の①続きです。



この本は小学生以上に向けて書いてあるのにシニアのリコは大いに感動しました。
アラ7のマダムのリコの中に眠っていた幼心が目覚めてグリックと一緒に冒険に出かけます。自分ならどうするのかハラハラドキドキの連続です。

登場人物は主人公のシマリスのグリック、鳩のピッポー、ドブネズミのガンバと、メスの右足を痛めているのんのんです。
ペットショップから買われて家庭に飼われている、フラック(年上のメスのリス)とグリックです。ある日、鳩のピッポーにリス族の生まれ故郷の北の森の話しを聞いてグリックはそこへ行く事を決心し逃げ出します。途中でドブネズミのガンバの命を救ったことからガンバの仲間のねずみ達とクマネズミと縄張り争いの戦いを経験し、ガンバに送られて動物圓に着きました。ガンバはそこが北の森と勘違いしていました。
この動物園でメスの右足を痛めている「のんのん」と知り合い共に北を目指す物語です。のんのんの右足の傷には深い物語が在ります。
途中、道に迷ったり、猫、ノスリ(タカの仲間)、キツネに襲われながらも、吹雪、飢餓に堪えて旅を続けます。
あまり詳しく書くとダメですから後はご自身でお読み下さい。
動物たちの台詞が心を打ち、美しい自然、厳しい自然が巧みにつづられています。

最大の危機は乗り込んだ船に穴が開いて水が入ってきて船が沈みつつあります。
二匹ともおぼれて死ぬかもしれません。



吹雪の中、空腹と疲労で遭難しかかった二匹です。
そこへ助けの神が現れます。


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ガンバ、グリックたちの冒険①

2020-06-23 | お勧めの本

goo友さんに紹介された「冒険者たち」をアマゾンで検索していたら、3部作のシリーズだそうです。今日、届きました。
この本は小学4,5年以上と書いてありますが、シニアのリコはこの本を読んで人生の再起動が出来る良い本だと思いました。
急ぎ皆様にご紹介します。


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いのちを詠う

2020-06-22 | 奇貨譚

外出自粛でリコの歌会も休止に成っていますので、今迄に詠んだ歌を見返して先週は河野裕子さんをアップしました。今週はご主人の永田和宏先生をアップします。

河野裕子さんはコスモスの花が好きで自宅の庭にも植えていらしたそうです。

私は歌人の河野裕子さんの短歌が好きで彼女の歌に注目していましたが、2010年8月にお亡くなりに成りました。享年64。その後、ご主人の永田和宏先生のご様子が気に成っていましたところ、2018年1月にNHKの「いのちを詠う」の番組で自宅に語る永田先生のご様子を拝見することが出来ました。その番組を観た感想を歌にしました。香炉の灰を紅里ちゃんと焚き火をして自ら作られました。

永田先生の素顔 涼風  

〇NHK「いのちを詠う」の番組に永田和宏の素顔を知りぬ

〇昨秋の全国大会講師なれば気に掛かりたりその歌心

 平成29年10月の大阪でのあけび歌会全国大会の講師として「歌の力」と題して永田先生は講演をしてくださいました。

〇詠草の良し悪し迷ふ時あらば河野裕子を永田は信ず

〇喧嘩して口きかぬ日々続けども歌の批評は机に置きしか

〇錯乱を「壊れたわたし」と詠む妻を「泣くより無くて」夫は抱きしむ  

〇裕子はや己が狂気を自覚して歌を詠みしよ永田の目には

〇再発を受け入れ裕子は祈りしか寂光院に五色紐を握る

〇十年の闘病ゆへかお二人は他人行儀な言葉を交はす

〇枕辺に録音しつつ書き取れり十首の歌を死の前日に

〇妻のため長生きせむと自炊する永田の素顔を画面はうつす

〇女の孫と落ち葉を焚きて作りをり妻に手向くる香炉の灰を

〇三歳の紅里(あかり)を知らぬ妻なれば妻の分まで女孫を愛でむ



(2018年8月13日のブログを再掲載します。 )



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誰かが気にかけてくれる

2020-06-19 | 奇貨譚



リコの属している「あけび歌会」の創始者の花田比露思先生が昭和39年1月の皇居での宮中歌会始に召人として詠進された歌は、

ふるさとの清き流れに今もかも翁はひとり紙濾すくらむか  花田比露思

私はこの歌を読んだとき、九州の小さな町で紙をすいている老人に遠くから想いを馳せている人がいることに驚きました。
本人は知らなくても誰かが気に掛けてくれている。そう信じるだけで生きる勇気をいただきます。
神さま、仏さま、家族、友人、見知らぬ人達、動物、植物などがあなたを気にかけています。 

あけび歌会のホームページは下記の青字をクリックして下さい。

ホームページの左上の「あけび誌の紹介」では月間誌あけびの主だった記事をお読みいただけます。


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花だより・春

2020-06-15 | 日々彩彩
常のごと桐の花房空おほふ感染やまぬコロナの春に   涼風

人間界はコロナパンデミックで様変わりですが、自然界はいつもと変わらず美しい花を咲かせてくれます。

芍薬です。5月15日に、咲きました。白は神々しいですね。



ピンクの芍薬


5月20日、クジャクサボテンが早くも蕾を7つも付けています。外出自粛で家にいる時間が増えたので雑草とり、肥料やりとしっかりお世話をしましたので初めてこんなに沢山の蕾が付きました
5月31日にはこんなに大きくなった。



翌日の6月1日に左側の2輪が咲きました。



2輪咲いたお祝いに越乃寒梅と天丼のテイクアウトのお昼(海老2、かしわ、インゲン豆、さつま芋、玉子入り)で745円驚きの価格。



6月2日はまた2輪咲きました。

最初は7輪有ったのにいつの間にか3輪が無くなっていた。今年は4輪でお仕舞いです。花は一日しか咲かないので(左の2つが前日の花)しぼんだら切り取って残りの花とサボテンの栄養に回します。


ウキツリボク

友人からカサブランカをいただきました。


友人のキキさんからの花便りが届いています。

アジサイ


万博公園の花壇。


山歩きで見つけた絶滅危惧種の金襴。



スズラン。彼女は毎日、山歩きをするので色々な珍しい花の写真をラインで送ってくれます。


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