リコの文芸サロン

文化、芸術、手芸など人生を豊かにする情報発信ブログを始めました。より良いブログに育てるためにコメントなどお寄せください。

再びの無知の自覚

2022-02-28 | 日々彩彩
gooブログの「犀のように歩め」さんの2月26日のブログにリンクを張りました巨大な力に抗する知恵

リコはこの本のブログを2022年2月10日と、2月11日に再アップしました。
(元の掲載は2020年9月10日、11日のブログにこの本「オーバーストーリー」についてブログにアップしてます。)

2月26日の犀の角さんが書かれたこの本のブログを読み、リコのブログを今、読み返すと、読みの浅さが気になりました。
2ヶ月もかけて丁寧に読んだのに、王維の詩など全く記憶にない。

リコは20歳の時に自分の無知に気付き。、本を読んで勉強を始め、世界中の本も読めるように英語も勉強しました。

それから50年も経ったのに、進歩の無さにがっかりしました。

また、「オーバーストーリー」心を入れ替えて再読してます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

中国の旅11

2022-02-27 | 日々彩彩

敦煌では赤字の所に行きました。

陽関とは、
古代シルクロードの軍事通商の重要関門で赤褐色の烽火台跡が残る。
唐代の詩人・王維が、友との別れを惜しみ「西の方陽関出づれば故人無からん」と詠んだことで知られる場所。
陽関の西側には、今でも砂嵐の後に陶器のかけらやコイン、装飾品が発見されるために「骨董灘」と呼ばれている地が広がっている。



陽関地区の施設を先に見学します。





陽関博物館






当時の役所のアトラクション。役人になり切り竹簡を読む。
後の屏風の字も素晴らしいい。中国では、至るところで良い書が見られます。


始めて西に遠征した将軍の像。
たくましく、力強い像です。
張騫とはダル、


将軍が紀元前139年の人で匈奴に捕まって、やつと13年後に長安に帰る、なんて壮大な歴史でしょう。

 砂漠の中の陽関へロバ車で分乗して向かいます。



砂漠の中にポッんと長い廊下の様な建物が在るだけです。


陽関故址と書いてある碑です。
隣のロバが可愛いね、誰が乗って来たのだろうか。

王維の詩が後ろに書いてありました。



展望台です。四方が見渡せますが砂漠ばかりで、何にも見えません。




私達が乗って来たロバ車です。リコはロバが大好きです。伏し目がちに歩く姿が慎ましくて可愛いですね。

玉門関
敦煌の北西100km。陽関と並ぶ重要な関所。玉の名産地だったホータンの玉石がこの門を通って都へ運ばれた事から命名された。
1辺6mほどの正方形で高さは10m、西門と北門がある。

西域へ通ずる重要な関門だった玉門関。
古来より攻防の地として最もよく詩に詠まれている。
唐代の詩人李白は、「漢は下る白登の道。胡はうかがう青海の湾。由来往の地。見ず人の還るあるを」とこの地を詠じている。
 



玉門関の中ではシルクと玉が交換された。

夜光杯を買う、
シルクロード名産の、祁連山脈で採れた原石を加工し販売。緑色の玉から作られた夜光杯は3000年の歴史を持ち、唐代には皇帝にも献上された。
一級品の杯は200元(3万円)から。

リコは恩師のK先生の卒寿(90歳)のお祝いに三本足(三足酒器)の坏を買いました。
よく、中国の古代劇で皇帝と武将が飲んでいる形です。


後日、飲み物を入れて飲むと体に良いと聞きましたので、今度、敦煌にいったら自分の分の夜光杯(三足酒器)を買います。ワイングラス形、盃の形や、湯飲みの形は良く、日本の通販でも売っています。


次回12はワイン棚の下でランチです。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

中国の旅⑩

2022-02-25 | 日々彩彩
予定を勘違いしました。
9月3日、西安から敦煌に着いて、ホテルに一旦、入り、午後5時に再集合して鳴沙山、月牙泉に行きました。
鳴沙山とは、
敦煌の南7kmに在る砂山。流砂の音色が絶え間ないことから鳴沙山と名付けられて。山麓には三日月の方のオアシス月牙湖が、東麓には莫高窟がある。


細い砂が飛ぶので眼鏡、マスクは必要です。
砂が靴に入るので30元(400円)でオレンジ色の靴カバーをレンタルします。


画面中央の巾30cmの梯子を上り,山頂に昇ります。
思いがけず山頂は高く、ハードなので休み、休み25分かけて登りました。
友人は数段登って、あきらめて帰りました。


下山は、梯子の幅が30cmしかないので、登る人の邪魔にならないように
この斜面を右に斜めに降りましたが、大間違いでした。砂に脚が膝まで埋まり、悪戦苦闘で降りました
下りは登りの2倍はきつく、のどは乾くし、脚は埋まるで転げ墜ちそうで必死でした。


月牙泉



ラクダの乗り写真


行きは電動カートでしたが帰りは2こぶラクダにのり、砂漠気分はピーク。
エジプトのラクダはひと瘤ラクダなので乗りにくいですが、ここのラクダは2こぶなのでこぶの間に乗るので快適です。


ラクダだまりに到着です。
ラクダの寿命は30年です。



色取り取りのラクダが居る、ラクダだまりに到着です。
時間になると飼い主がラクダを、引いて家に帰るそうです。


凄い数のラクダ、圧倒されます。せいぜい10頭ぐらいは観たことがありますが、こんなにたくさんのラクダを見たのは初めてです。
500頭は居たと思います。


あんなに高い所によくぞ、登ったと感心します。
砂に脚を取られて、熱いし、遭難しそうでした。



ホテルに戻ったのは午後9時でした。ホテルの窓から見える鳴沙山です。
敦煌は海抜が高いので午後22時位まで明るいので観光が出来ました。

ここで海抜の話をします。
北京44m
上海4m
西安405m
敦煌1142m・・・海抜が高い

次回11は敦煌市内観光、陽関でのランチ、玉門関、、夜光杯の買い物。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

先哲に学ぶ

2022-02-23 | 日々彩彩
★闘病中の友人のお母様に寄せて

椿咲くあの公園にお母さん
二人で行こね桜咲くころ  
         涼風
  


★今年の1番花が2月21日に咲いた。
花言葉は「あなたに会える幸せ」
キキさん宅の立金花は葉が少なく蕾が葉より多い。

キキさん宅、蕾がたくさん見える。


リコ家は葉っぱだらけで蕾は1つ。
植え替えは7〜9月なので今の株分けは良くないので、葉の剪定をして葉を減らした。

更に大きい葉を切り取りました。どう成るか様子見です。

★『言の葉は、残りて』


正岡子規が絶賛した、源実朝を主人公の本です。




★『弓と禅』中西政次•著
この本の飛躍的進歩(quantum leap)はリコにも経験があり、まだの所はそうだろうとよく分かります。
この本の中に紹介してあった『禅者の遺偈』をアマゾンしました。



コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

中国の旅⑨敦煌

2022-02-21 | 日々彩彩
さて、西安から飛行機で3時間、敦煌空港に着きました。

敦煌空港、中国はバス駐車場までが空港の建物から遠いのでスーツケースを引いて歩くのは大変です。
日本の様に建物を出たら前に道路はありません。広ーい広場の先に駐車場があります。


2連泊のホテル。広くて立派なホテルです。

9月3日は移動だけで終了。
空港から105km有るので、ホテル着は夜の9:30でした。

9月4日、月牙泉に行く途中に映画「敦煌」のセットが見えました。

映画敦煌の撮影秘話、
井上靖の原作の「敦煌」は1988年に日本・中国合作映画。
1989年の第12回日本アカデミー賞で複数受賞した。
出演者は西田敏行、佐藤浩市(主人公役)

以下はネットから、









撮影後にこれらのセットを残して欲しいと敦煌の市長が言いましたら、日本の撮影隊は「いや、全部燃します」と言った。

市長はそれなら灰も燃えカスも全部持って帰ってくださいと言ったそうで、そのままセットを残したそうです。
この市長の対応は見事で中国4000年の叡智だとリコは思いました。

敦煌のセットは今は観光施設として、大変に人気があり、今でも映画のセットとして使われています。

映画のポスター、佐藤浩市(主人公役)は王女と恋に落ちる。

西田敏行


リコ達の女性のガイドさん(長澤まさみ似の美人です)は敦煌の映画のエキストラで小学生の時に出演したそうです。

エキストラ代の10元(150円位)を何に使ったでしょうかと聞かれたので、皆は「お菓子、人形、ハンカチ」と色々言いました。
正解は5元で買ったコカ・コーラだそうです。
あんなに美味しいコーラは初めて飲んだそうです。
ものすごい数の近隣住民のエキストラが動員された映画を観たら彼女の出演場面はカットされてたそうです。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする