リコの文芸サロン

文化、芸術、手芸など人生を豊かにする情報発信ブログを始めました。より良いブログに育てるためにコメントなどお寄せください。

中国・武陵源⑤

2019-09-29 | 日々彩彩
9月8日、4日目
索渓峪自然保護区・黄龍洞(鍾乳洞です。)6kmに渡る巨大な鍾乳洞を入り口から20分歩き船乗り場で船に15分乗り、下船してから急こう配、起伏の激しい濡れた薄暗い洞窟道を2時間以上かけて登り、元の駐車場に戻る、非常にハードなコースです。
今から考えたら戻ってまた船で引き返すルートも有ったようです。そしたらもっと楽しくゆっくり鍾乳洞を見学出来たのに。
私はへとへとに成りまして途中で嫌に成りました。登るしか帰れないので汗だくでヨタヨタと歩きました。


水車が動いています。楼閣が乗っていて面白いです。5基くらいありました。


小さな花が咲いているので足元注意の可愛い看板




へちまとカボチャの棚の下を歩き鍾乳洞への道。周りは稲田で山の中の観光地が実感できます。鯉の泳ぐ池も在りいたる所で山里風が工夫してあります。
カメラの写真をスマホで撮ってブログに挙げているので日付入りですからいつ行ったのかよく分かるから便利です。





1時間ほど並びこの20人乗りの船に乗り15分で下船、後はひたすら苦行の2時間でしたね。汗だく、滑る、人が多い、急な階段がこれでもかこれでもか続く。



昼食は地元トチャ族の郷土料理です。玄関にあるモニュメントはお酒の歓迎のセレモニーの様子を描いています。




歓迎セレモニーのお酒を飲むSさん。3人がお酒をそそぐので合図をして止めないといつまでもお酒が流れてきます。右端の彼の軽妙な音楽が場を盛り上げます。


この日は日曜日なので満席で大にぎわいでしたが大音量の話声でやかましい。隣のテーブルでは残った食べ物と飲み物を容器に入れて全部、持ち帰られた。リコも持ち帰りたい位どれも美味しい食事でした。



ジャガイモの炒め物、ニンジンの炒め物、魚のフライ(フライドポテト風です)、鍋は鳥ガラのスープの野菜煮どの料理もとても美味しいです。
今の時期は定番のスイカの果物。



★午後は張家界大渓谷風景区(張家界ガラスの大橋)
2016年にオープンした地上300mのガラスの大橋です。写真が多いので⑥でアップします。

夕食はホテルで湖南省郷土料理、
俵の様なものは竹筒に入ったおこわのようなご飯です。チンゲン菜、ピーマン、大きい竹筒は固めの茶碗蒸し風です。白いパン。
ピンクの風呂桶の中はお茶の入ったやかんです。辛い豆腐。






9月9日(最終日・5日目)は砂画博物館を見学、みやげに花瓶を買いました。
まだ観光地に成って間もないのでお土産屋さんが少なく買うものが有りませんでした。ガイドさんお薦めのチンゲン菜と5つの味のせんべいが美味しかったので買いました。数年前までは少数民族がひっそりと暮らしていた山奥なので乾燥きのこが売られていましたので、リコは奮発して乾燥松茸を買いました。2000円ですが。
写真、上はパシュミナのストール、下段左から煎餅(美味しかったので食べてしまったので後3箱しか残っていません。)、チンゲン菜は5袋入りだったけどこれも4袋食べてしまい最後の1袋です。花瓶に桔梗を飾り仏壇にお供えしました。
 


日本人ぐらいしか買わないので日本語で書いてあります。松茸はまだ、使っていませんが主人の好物のすき焼きに入れようと思っています。
帰国です。3時間10分のフライトで関空に帰国です。
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友の一周忌

2019-09-26 | 心に問うこと
今日は松井一恵さんの一周忌です。一恵さんはリコの文芸サロンを開設する事を勧めてくれて、彼女もフランス語の詩文、手芸作品、庭の花々の記事を投稿してくれていた。ブログのパートナーだった松井一恵さんは平成30年9月26日に亡くなられました。僅かに55年の人生でした。

リコが一恵さんの事を思い起す時に必ず思い出す詩文を紹介します。
1200年以上前に空海が仏教を中国の青龍寺で受け継ぎ日本に帰る時に師の恵果大師に送った詩文です。



意味は


私は松井さんの事を思い出す度にこの詩文を目に浮かべます。これから2人して色々な事に挑戦出来たと思うと本当に彼女の逝去は残念です。

リコと松井さんと星の宮さんは短歌の友です。星の宮さんが庭の花(紫苑:しおん)と短歌を送ってくれました。






〇切り花になりてなほさら可憐なり秋の光を纏へる紫苑  星の宮




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難再見

2019-09-26 | 短歌
9月26日は昨年に亡くなられた松井一恵さんの1周忌です。リコのブログのパートナーだった彼女の逝去はリコに深い哀しみをもたらしました。


私たち3人(一恵さん、星の宮さん、リコ)は短歌の友です。星の宮さんの庭の花です。一恵さんのイメージにぴったりの花をありがとうございました。

難再見  涼風
〇善通寺の胎内巡りの戒壇に男盛りの空海の声

〇「幸せに暮らしなさい」と空海のお諭し今も力となれり

〇空海の「一生一別難再見」のお言葉身に滲む友逝きたれば


一恵さんの若々しいお洒落な詠草を紹介します。
〇馥郁たる梅の香いっぱい吸ひ込みてスキップしたしうららかな朝

〇噴水の飛沫はつかに温みもち春めく日差しにセーターを脱ぐ

〇年ごとに一歩の幅の狭くなる父を支ふる靴の小ささ

〇ブラインド上げておいてね看護婦さん我が家へ続く道みたいから

〇夫の買ひしクッキー缶の蓋とればパリのカフェーの匂ひ溢ふるる

〇光り満つる春の街へと出かけたし水色リネンのスカーフ纏ひ

〇憂鬱が押し寄せる日はいつもより紅きシャネルのルージュをひこう

フランス語、英語も得意、ITも専門的な知識持つ一恵さんと二人で色々な事に挑戦したかったです。

一恵さんの手芸作品のごく一部です。






木目込みのお雛様



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面白い本を見つけました。

2019-09-23 | お勧めの本
日本を代表する89人の歌人が自分の平成の31年間を31首の歌で表現する。
リコも自分の平成年間を振り返って見ました。
短歌研究ムック社刊「平成じぶん歌」
歌人の略歴も載っていて便利です。








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中国・武陵源④

2019-09-23 | 日々彩彩

9月7日(3日目)は索渓峪自然保護区で遊覧船に乗り宝峰湖より武陵源の峰々を望みます。トチャ族の男性、女性が小屋の前を通る船に向かい歌を歌ってくれます。




屋根つきの船に乗って遊覧します



船乗り場へ行く遊歩道です。池には鯉とハスの花が咲いていました。

昼食は田舎料理 、お店の外観


やはり鍋に野菜を入れて食べます。骨ごとぶち切った鶏肉のスープです。



小えびの炒め物が大人気でした。

★午後からはツアーの目玉、映画アバターの撮影場所ハレルヤ山のモデル山の袁家界風景地です。岩壁に造られた縦長の高さ326mの
百龍エレベーターに乗り標高1000mの山頂へ。歩くと2時間30分かかるがこの
エレベーターなら2分で山頂に着きます。




山頂には3kmの遊歩道が整備されています。シャトルバスも走っているので体力に合わせて散策できますが、我が4人の旅友はほとんど全部歩いたようですね。

木を模したスピーカーからBGMが流れています。




翼竜トゥルークのモニュメントに乗る子供がどうだと言わんばかりにカメラ目線。


アバターの映画の1場面。翼竜トゥルークが武陵源の石柱の上を自在に飛びます。


金縁、縁談など各種縁結びの赤い橋を見上げてからあんな高い所まで登りました。


願い事別に結ぶもの(鍵、お金など)が違うようですが赤い紐は共通している。


中国らしい珍獣の亀龍のモニュメント


兎に角、人だらけで押されてスマホを落としたらいけないので極力カメラにしたのでブログアップの編集が面倒でした。 展望台で写真撮影の順番待ちです。




崖っぷちの橋の遊歩道を歩き、崖っぷちの道をグルグル回って遊歩道を歩きます。
遊歩道の途中の土産物店


橋も満員なので順番待ちをしています。


急な階段を昇ったり降りたりで、捻挫や怪我などするとこんな山奥で大変なので。転ばないように注意するのに疲れました。






 






下りはこの黒いエレベーターで駐車場まで下りました。


エレベーター乗り場の建物も中国風です。

夕食は竹筒料理でしたが、今はやってないそうで代わりに竹筒に入ったブロッコリーが出てきたのには大笑いです。野菜鍋、味のない薄焼き玉子焼き風、白菜の煮物、味噌味の豆腐など、食べかたが分からないから皆で工夫して楽しんで食べました。





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