リコの文芸サロン

文化、芸術、手芸など人生を豊かにする情報発信ブログを始めました。より良いブログに育てるためにコメントなどお寄せください。

2023年を振り返って

2023-12-30 | 奇貨譚
ともし火を
広く遠くに
届けたし
龍に倣ひて
さらに昇らむ  涼風


私の本の『リコの文芸サロン』の52頁に「時の試練に耐える」と題して、
天翔る龍と裾野から這い上がるカタツムリのイラストを私が描いて居ます。

「天命を帯びた龍」と「天命に気づいたカタツムリ」のイラストをWord使って私が描きました。

【思いをつなぐ命をつなぐ】
カタツムリは自分の一生だけでは山に登るほどの寿命がない。
家族、仲間が天命に気づき、最初のカタツムリの歩みをみんなで引き継き登頂をやり遂げる。

P53の記事。絵の元は山岡鉄舟(1836〜1888年)の掛け軸があるそうですが。見たことがないので、私の想像図です。

山岡鉄舟とは、


★出版プロジェクトは1月5日に始まり10月で終わり、11月7日が出版日になりました。

A5版、326頁の厚さです。
写真、イラスト満載で、とても良い私の人生録になりました。

私の本はAmazonで購入出来ます。

私の本の出版のお手伝いを、してくださった、出版社のYさんの今年の漢字は、「響」です。
ラインの自注に依ると、


今年は私の本の出版で忙しい日々を過ごしました。
来年からは通常の生活に戻るので、今は日々の基本姿勢を探っています。
先ずは自分の性質を分析します。
①鳥ならば鷹です。
遠くに広くを見渡したい。


②動物ならピューマ。
速く対処する。


③植物なら樹木。
長寿
④短歌で人々と繋がる。
短歌を残したことでこの10年の私の様子、世の中の様子が解ります。

今年は出版作業で気力体力を使いました。
4月に痛めた右足の足底筋膜炎で朝の散歩を止めたので、半年ですっかり足腰の筋力が衰えました。
12月25日頃に軽い風邪を引いて大事を取っていたので家事と用事が滞りました。
もう焦らないで、のんびりいきます。

7カ月もかかり右足が治りましたので、来年は何を置いても朝の散歩を再開し、体力回復に努めます。


★61歳で奈良女子大の大学院に入学した彼女は後、半年で卒業です。
 

彼女は61歳で働きながら奈良女子大学に通います。家から奈良まで4時間も掛ります。

2022年9月大学院の入学式。
早いもので、あと半年で卒業です。
住環境学専攻です。

12月15 日〜19日まで.大学院の課外授業で彼女は台湾の少数民族視察授業に参加しました。
日本からは2人の日本人と4人の中国の留学生の4人で参加。
出迎えの台湾の学生さんは21人,
一行は全員20代で彼女だけ60過ぎ。わ~大変ね。










異国情緒たっぷりの台湾で疲れが溜まりだした62歳の友達です。
毎日、宿は変わるし、25kgのスーツケースを引いての移動で、彼女は疲労困憊です。


少数民族の歓迎の踊りです。







子供たちも参加して、大人数の踊りです。
これはラインの動画で届きました。






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友人たちの今年の漢字

2023-12-24 | 奇貨譚
70歳代、リコは「本の出版」ですね。

 私の人生の辞書に「出版」の文字がないので、バケットノートにも全く書いていない事が実現しました。
短歌歴は10年ですが、歌集を出すことは考えたことがないので、エッセイ集を出版できてとても嬉しいです。

『リコの文芸サロン』
•••ブログに綴る人生の機微•••
11月7日 出版
ネットのAmazonで買えます。


A5版 326頁


200部限定の自費出版です。
主人、ミー姫、友人知人が本に登場して、私の人生録に成りました。

★「好評」私の夫80代、
私がブログを本にして出版して、皆さんの評判が良いので、主人はとても喜んでいます。
主人の強い勧めで出版をしたので、思った通り、妻の本の評判が良いのが嬉しいそうです。

★「再」友人Oさん、50代


鞍馬寺のパワースポットに立つOさんです。

彼女から美しい手作りリースをいただきました。

迎春用のリース。
お正月に玄関に飾ります。


「聖夜」早速、玄関に飾りました。

サンタとトナカイが居ます。
Oさんと娘さんのクリスマス。

元気一杯の貴女の周りはキラキラしてます。

以前、振り袖の姿を見せてくれましたね。


★「継ぐ」私の短歌のM先生、80代
先生が17日の歌会で詠まれた歌は、
青空に
莢(さや)を掲げて
種つくる ハイビスカスの 
葉は末枯つつ

M先生の今年の漢字は「継」、
「ただ、庭を眺めているだけでも朝顔然り、アジアンハイビスカス然り、どんぐり然り、スギ花粉然りです。地球上の生きとし生けるものすべての「継ぐ力」に驚いています。
ハイビスカスの葉は枯れながら、種を作っている。
人も植物も継なぐが大切です。」・・・M先生の自注です。

★「気」友人Mさん、70代


★キキさんご夫妻、70代

キキさんは「機」


キキさんのご主人は「和」

★Nさんご夫妻、70代
ご主人のKさんは、 
「転」会社をやめた。
Nさんは、
「出」外出する機会が増えた。

彼女のライン依ると、
二人合わせて「転がり出ていく」だねと笑いました。

★多分、60代.Pさん、
「穏」
白寿のお母様の面倒を見てみえます。
お母様が入院されたりで彼女も大変ですが、この1年、「母と穏やかに暮らせた」と言われる。
苦労のキャパシティが大きくなり、対処の仕方を沢山の体得されたのでしょう。凄いね。
彼女もあちこちに痛みが出て大変です。
でも、この心の大きさが貴女を守っていますよ。

★私の出版で、お世話になった40代、S編集者、「出版」



1月5日に始まった出版プロジェクトではラインと電話で連絡を取っていたのが、東京で10月9日に初めお会いしました。

★スマホがこの一覧を作ってくれました。
大相撲の幟の前の写真は私の本の編集に使ったので、今年として載ってます。


上段右はあけび歌会の小笠原嗣朗代表の歌集からの写真です。
今年もリコは色々な所へ行き、変わった食べ物を食べました。

★おせちもお酒も準備万端。

ANAクラウンプラザホテル
和洋セット


東北地方の銘酒セット、小瓶だから我が家に丁度良いです。




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命ありけり

2023-12-16 | 日々彩彩
元禄15年(1702)12月14日は赤穂浪士による吉良家討ち入りの日です。
忠臣蔵のテレビドラマを観ました。
浅野内匠頭は享年33
大石内蔵助は享年43
大石主税は享年16
吉良上野介は享年61

主君の切腹の際に使われた「お肉通しの小さき刀」を赤穂城で急使から受け取る、大石内蔵助、

大石内蔵助役は松平健。
この刀で主君の無念を思い知る。
ドラマでは討ち入りをして、浅野内匠頭は額の刀傷(又は背中の傷)で本人と分かったそうですが、実際は着物に焚きしめてあった「お香」が高価なもので、浅野内匠頭と分かったそうです。



出陣の時に、浅野内匠頭の切腹に使われた「お肉通しの刀」を持参する。


吉良上野介にその刀で自刃するように話すが、


内蔵助に、襲いかかり、成敗される。

大石内蔵助の辞世の句、





★大石内蔵助の縁の地を訪ねました。
○東京都港区の高輪の泉岳寺に40年ほど前にお参りしました。
 浅野内匠頭の遺骸は遺臣によって東京、高輪の泉岳寺に埋葬されました。

○赤穂城跡にある大石神社は3回も行きました。

○大石内蔵助が隠れ住んだ京都市の山科の岩屋寺


○法住寺、9月21日に、
内蔵助が戦勝祈願と情報収集に度々、訪れた法住寺、
 

その寺域の後白河天皇の御廟は公家が度々、お参りするので、内蔵助はお家再興や情報収集で法住寺によく訪れていました。



★あけび誌の12月号の「秀歌鑑賞」に私の原稿が載りました。


復活の歌
        涼風
年々にわが悲しみは深くしていよよ華やぐいのちなりけり  『老妓抄』より
『老妓抄』 岡本かの子・著

「いよよ華やぐいのちなりけり」は、苦労は多いが生き抜く力は強くなったとの認識の確かさです。昨年は主人の入院・手術、家のリフォーム、今年はネットの私のブログのダイジェスト本の出版で1月からは忙しくしていました。その上、猛暑でかって無いほど体力・気力の衰えを感じていました。秋からは世間から距離を置いて静かに暮らすつもりでした。しかし、色々な人の暮らしを知るにつけ、私ももう一踏ん張りしなくてはいけないと気が付きました。「そぞろゆく」に世の中に参加しつつ、穏やかに暮らしていくとの決意を表しました。
 この世とふ
 大河のほとりを
 そぞろゆく
 命ありけり
 命なりけり  涼風

❃ ❃ ❃
私は自分の本の出版と言う大仕事が終わって、人生の舞台から降りて、観客席で人生の舞台を見てる感じがします。

★四季の彩り、
「水曜日サロン」をあけび誌のHPに紹介しました。
このサロンはとても良い歌を詠まれる方が多いです。
様々な色の花が咲く花園の様な感じのネット短歌会です。
私の短歌会は植物園のような感じの歌会です。

《コラム》
  ネット短歌会           
      涼風

私はインターネットの短歌サロンに参加しています。
gooブログ・「四季の彩り」の「口語短歌・ 水曜サロンの会」で検索してください。1週間分の投稿(一人三首まで、詞書は1首200文字程度)を代表者のポエットMさんが纏めて毎週水曜日に更新されます。第一部と第二部(ネット歌会)に分かれて掲載されます。代表者のポエットMさんは現役時代に大型コンピュータのソフト開発者の傍ら短歌を続けて30数年です。今は日本歌人クラブに属しておられます。令和5年9月13日に「水曜サロン」は100回の節目を迎えました。この短歌サロンのポリシーは、「短歌を自由な発想の下で作成し、交流し、学び合う広場を目指してやっていきたいと考えています。社会の潮流に迎合することは必要ありませんが、自らの思いの表現手段として、また記録手段として、更には言語芸術の作品として短歌を紡いでいければと思っています。」とのことです。色々な方が投稿されていますのでサロンの詠草は、和歌らしい、優雅、上品、情熱的と多種多様です。日頃なじみのない短歌は私の新しい視点の気づきの参考になります。

 * * * * *

私も水曜サロンの花の一輪ですよと言ってくださいますが、
私は花でなくて、どちらかと言うと樹木のような感じがします。


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もうひと頑張り

2023-12-13 | 日々彩彩
ハッピーブルーさんのブログのミサゴの真剣な餌を取る写真を見て、







リコはこの頃,気力が落ちている。
右の踵を4月に痛めて、今は踵はほぼ治ったけど、朝の散歩を半年休んでいるので、足腰が弱ってしまった。

リコは鳥だとしたらイメージは「鷹」です。

12月10日、
新西国霊場観音めぐりに、

京都市中京区、千本釈迦堂、
11年も続いた応仁の乱(1467〜1477年)の槍と刀傷が残る、本堂の柱。

左上のχ印の刀傷、丸い穴は槍の跡。



朱印帳が出来上がるまでの時間潰しに買い物タイム。
今日の参加者は28人です。
お漬物の近為(きんため)、

京都人が家で食べると評判の美味しい漬物の店です。



近為のすぐ近くに仁和寺の藤井聡太君の竜王将棋トーナメントの時のおやつに使われた和菓子のお店。


これですが、秋バージョンで、秋の生和菓子とのセットですから今は売り切れです。
値段は2500円です。
右端の包装紙の「西陣風味」は日持ちが10日なのでそれを買いました。


封を開けると2つに切ってあります。

中京区新京極、誓源寺を終えて、ランチはおすもうさん監修のちゃんこ鍋風豚しゃぶしゃぶ、







真ん中に赤く見えるのが朝鮮漬けで、美味しくて、何回もお変わりした人が多く有りました。

左京区鞍馬山の鞍馬寺(標高584m)へ、




ロープウェイを降りて慎重に階段を登るリコです。

右の踵は治りましたが、朝の散歩を半年休んでいますので、足腰が弱りました。
つまずかない様に慎重に登りました。







本堂前のパワースポットでニコリのOさんです。
若々しく、元気いっぱいの彼女は華のようです。


リコも満面の笑顔。
この日はコートを脱ぎたいくらい暑かったです。

4カ寺目の高槻市の安岡寺(あんこうじ)
に行きましたが前のように力強く歩けない。
五時半を過ぎてたので辺りは真っ暗。

 イメージ図
こんな感じの位い夜道をトボトボと15分位歩きました。

いよいよ来月で最終回です。


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『リコの文芸サロン』の反響

2023-12-09 | 奇貨譚
私のgooブログの5周年を記念して、326頁の本として出版しました。
 11月7日に本を出版して1ヶ月が経ちました。

11月9日に印刷所から届いた本。

嬉しくて玄関で開封しました。

古今東西の歴史書を読むより、自分が生きた時代はどんなだったか解る本を書けて嬉しく思います。 


裏帯に書いた言葉は、
「文化、芸術、手芸など、人生を豊かにする情報発信ブログを始めました。
ブログでは私が学んできたことを書いています。 
読んでくださった方々が参考にされ、さらにご自分の道をいま一歩踏み出されることを願っています。」

皆様の本の感想を載せます。

京都の南禅寺の中村文峰•前管長からは、達筆な礼状が届きました。
93歳の前管長の禅定力の溢れる温かいお手紙です。
このお手紙を読んで胸の奥が暖かくなりました。


老師様に初めてお会いしたのは実家の在る、岐阜県の虎渓山永保寺の師家であられた老師様をお訪ねした1984年11月10日の時です。
その時は母と姉と東北の幸田陽子さんの4人で老師様をお訪ねしました。
 リコの本の219頁
左の写真は1994年5月の紀野一義先生と中村文峰老師様。
永保寺での結集(講演会)の時です。

幸田さんとは2016年5月に仙台の塩沼亮潤大阿闍梨の護摩祈祷に参加した時にも一緒に行きました。

 本の73頁

★短歌のお仲間、
T先生、
どこから読んでも良いので、旅行に持っていくと良いね。

M先生、
いい本が出来たね。どこを読んでも感動で読みでがある。

S先生、
短歌だけで歌集を作るより、随想の中に短歌を入れた歌集も有りだね。

U先生とT先生、
「何処を読んでも、心打たれます。」と
心の籠もったお手紙をいただきました。

歌友の松井一恵さんの短歌、随想には泣けました。

★皆さん一様に言われることは。()内は私の感想。

表装が綺麗で上品。
(少し地味かなと思いましたが、よく見ると心が落ち着きます。)

短歌だけでなく、他の随想と上手く合わせてある。
(短歌集を出すことは考えたことがないので、人生録とも言えるエッセイ集を出版出来て、とても嬉しいです。)

英文の箇所もありバラエティーに富んでいて楽しいです。
写真、イラストが多いので読み飽きない。
読んでいて感動、笑い、涙の連続です。

写真のリコさんは優しそうな感じて、キリッとした眼差しが印象的です。
(口絵は30代〜60代の写真を載せてます。70歳からはコロナパンデミックでマスクをしてるから口絵には使えない。
外出自粛でたまに行く社寺のお参りは黒っぽい服なので、そもそも写真がありませんでした。)

P174、9.11の犠牲者の
父親の悲痛には涙ぐみました。

マンハッタンの空に漂ふ息子の魄(はく)「行ってやらねば」と父親うめく  涼風


★ブログ仲間、
Tさんは、
ご自分の住所区の図書館に私の本の購入を依頼してくださいました。

フランスのMさん、
本の出版の背を押された素敵な旦那さまにもよろしくお伝えください。
(出版を主人が強く勧めてくれたのです。自費出版なのでお金もかかりましが、快く出してくれました。)


《私の本のお問い合わせは》
出版社:文學の森
東京:03-5292-9188
福岡:092-739-8194

ネットのAmazon、




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