リコの文芸サロン

文化、芸術、手芸など人生を豊かにする情報発信ブログを始めました。より良いブログに育てるためにコメントなどお寄せください。

朝刊小説;流人道中記③

2019-02-24 | 日々彩彩

宇野信哉氏が素晴らしい挿し絵を描いて見える。
ネットで絵の製作風景を見つけました。挿し絵は仕上げるのに
名刺大の絵で7時間ほど掛かり絵
具は水彩の10色のみを使い
巧みに色を調整しているそうです。

  

読売新聞・朝刊小説の「流人道中記」の作者、浅田次郎氏の博学というか力量に驚いています。
武家の装束、参勤交代など本を書くことは色々な知識が要るとしみじみ思わせる展開です。 

物語の時代設定は1860年です。2月23日の第230話は19歳の見習い与力の乙次郎
流人の玄蕃、7
年も仇討ちを続けている神林の三人が旅連れに成っています。


  挿し絵は伊達もので知られる仙台城下にこれから一行は入るので身だしなみを整える為に
  宿で一緒になった7年も仇討ち探しの武士と流人の元旗本の玄蕃が並んで髪結いに座っている。
  19歳の見習い与力は
外に出て、鐘の音を聞いている内に己が人生を振り返り、最下級の武士でも
  それなりに自分は幸せであったと感慨にふけっている。
  髪結いの事を書く以上は当時の髪結床の知識が必要でしょうが、本当に、浅田氏は博識ですね。


 


 

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夢に相乗り

2019-02-20 | 日々彩彩

SFながらナショナルジオグラヒィックテレビ651の「マーズ 火星移住計画」が面白い。
シーズン1は2年前に放送済みで、2月13日からシーズン2が始まり、
移住から9年目に入り、民間企業人が2042
年に移住してきたところから始まります。
日本語に吹き替えと言うこともあり毎週楽しみです。


今は2019年だからシニアのリコでも下記の3つの夢に相乗り出来ると楽しみにしています。
①55年ぶりアジアで2回目の2025年の大阪万博(6年後)
  

②2027年のリニアモーターカーが名古屋に開通。(8年後)
ひょっとしたら2047年の新大阪へ開通までリコは生きてるかも・・・。

 

 

③2033年の火星移住計画(14年後)
 現在「マーズ 火星移住計画2」が放映中です。

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火星探査機のお話し

2019-02-19 | 日々彩彩

リコは最近、火星に興味が向いています。何故、火星に人類の移住計画が出てきたのか
不思議に思い、火星に付いて調べてみました。火星の太陽の周りを回る公転周期は687日です。
ちなみに地球の公転周期はは365日です。

火星と地球の位置関係です。

現在、火星では探査車キュオリシティーと、1か所にとどまり火星内部の構造を調べる
探査機インサイトの
2つが観測を続けている。NASAは2020年に新たな探査車マーズを
火星に送る計画です。
欧州宇宙機関(ESA)
も20年に探査車を送り、生命の痕跡を探す予定です。

そもそも、2004年1月にNASAの火星探査機(オポチュニティー)が火星に着陸して、
これまでに21万7千枚以上の画像を撮影し、地球に送信しました。
火星で初めて隕石を見つけたほか、
かって水が存在し、温暖で生命が存在できる
環境だったことが分かった。

今ではこの探査機は音信が途絶えたので(砂嵐で太陽発電が休止に陥って活動不能に陥った模様。)
15年に渡って火星表面を探査してきたオポチュニティーの運用を終了するとNASAは発表した。

人類は探査機(探査車)の名前を「機会と好奇心と火星」と付けてなんともいじらしいです。
地球と火星は接近している時は約5500万km、離れている時は約4億kmと離れているので
火星を走るローバー(探査車)に通信を送っても往復(もしもし、はいはいで)で短い時は約6分、
地球と火星の位置関係に因っては約44分もかかる。ロケットで6~9カ月くらい火星到着にかかります。
月と地球は38万km離れていて通信に約2.5秒かかります。

欧州宇宙機構(ESA)が打ち上げた火星探査マーズエクスプレスが軌道上から撮影した、
直径82km、厚さ、8kmの氷で覆われたクレーター画像を公開した。2018年12.25

 

参考資料:この原稿はネットの記事及び映像を参考にしました。

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マーズ 火星移住計画のあらすじ

2019-02-12 | 日々彩彩

2月13日からナショナルジオグラフィックTV651で放映されている「マーズ 火星移住計画2」の
あらすじを少し説明します。
このドラマはドラマパートとドキュメンタリーパートに分かれて構成されています。


〇ドラマパート;
平均気温マイナス43度の火星へ移住する計画をドラマ化しています。
2033年に第1次、9年後に民間企業の人々が移住して来て、種々の難問が降りかかる構成です。
南極大陸の基地の開発を念頭に不可能を可能にしょうとする。しかし、リコは
火星は空気が十分に無い、物凄い放射線を浴びるなどの点で南極とは比べられないと思う。
火星に行くに8カ月かかり、地球と火星の位置が打ち上げに良い位置に来るのは2年に1回しか巡って
来ないなどの条件の悪さ、打ち上げに成功の確率がかなり低い。
往復で4年もかかるのでは補給物資の供給も不安材料です。

 

〇ドキュメンタリーパート;
インタビュー、記録映像からスミソニアン協会、NASAの長官、火星協会、地質学者、
天文学者等あらゆる分野の学者たち。それに民間企業の思惑が絡まり複雑の様相を呈している。

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作歌のコツを模索中

2019-02-10 | 短歌

 最近、リコと同じくらいの歌歴の「塔」短歌会の人とお友達に成りました。
彼女は
さすがに有名歌人の多い歌会らしく、短歌のセンスが凄い、リコにはとても詠めない感性です。
そこで、塔・元主宰の永田和宏先生の2013年5月発行の『新樹滴滴』を読み直しました。

永田先生の説を抄出します。

「結社は常にヘテロな集団でなければならない。主宰者や先師などへの帰順意識があらわになり、
集団が均一してきたら、それは結社の赤信号、衰微への一里塚である。自分と正反対、
理解できない作品の混じっている集団にいることこそが、貴重なのである。
すべての作品が理解できる集団にいることほど、つまらない退屈なことはないではないか。」


 

リコは文語で旧仮名使い、彼女は口語短歌で散歩中でも生き生きと詠草をメールで送ってくれます。
リコはそれを涼風流短歌にして返信をしています。これが実に楽しいです。
まだ彼女には会った事が
無いので春に会おうと相談しています。
リコの詠草必須アイテムは、電子辞書、Z会の古典文法の本です。
文語は「らる、き、たり、けり、つ、ぬ」と普段は使わない助動詞が多いので
推敲の時に古語辞典で必ず確認します。

 

 

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