リコの文芸サロン

文化、芸術、手芸など人生を豊かにする情報発信ブログを始めました。より良いブログに育てるためにコメントなどお寄せください。

西国四十九薬師参り

2023-02-28 | 日々彩彩
2月27日、4時起きで準備して、京都に向かう。
京都市亀岡市の神蔵寺を経て、
京都市右京区の高雄へ、神護寺の参拝を終え、

ランチは高雄観光ホテル


湯豆腐、鮎、野菜の炊合せ、茶碗蒸し(物凄く美味しかったです。)、白和えなど。

紅葉の名所なので秋には多くの人が訪れます。
私は春と秋に何回も来てます。

★京都、大原の三千院

写真はネットより。
三千院の玄関を入った所に有った、香時計は写真を撮れませんでした。
お香の香りで時間の経過を知る香炉です。
香の厚さ、巾、長さで時間を調節します。
実物を見たのは初めてです。


秋には紅葉で有名な往生極楽院で国宝の阿弥陀三尊をこんなに近くで拝観できます。
国宝は通常はガラス越しだったり、薄暗く遠くて良く見えないお寺が多いです。
すぐ近くで拝します。

阿弥陀三尊像、
阿弥陀様は私達が亡くなったときにお迎えにてくださる仏様です。

先達さんがフェイスブックに載るかもしれないと言われたので、家に帰って見たら、
私達のグループがアップされてました。

三千院のフェイスブツクより。
私達のグループがアップされていました。


私は左端なので写って居ません。

別のお部屋で金ぴかな法具が沢山あったので何かと思いましたら、三千院では明日(28日)の星供の準備中でした。
毎年、28日に行われるそうです。
この場所で私達の一行(18名)は薬師如来様にお経をあげてお参りしました。
12天の掛け軸。

三千院のフェイスブックから、
このお部屋の前でお参りしました。







★社寺まいり実感
27日のお参りはとても疲れました。
20年以上前からお参りをしてるので、心身共に弱ってきたようです。
神仏霊場巡拝の道、四国遍路(順打ち、逆打ち)、三十三観音廻り、花の社寺など、何年にもわたりお参りさせていただいているので、そろそろ潮時でしょうか。

①集合場所の京都駅前が寒い。
②日常より多くの人に会うので疲れる。
③お寺は階段(斜めだったり、カタガタ)とにかく、坂が多い。
山里なので寒いです。

3月で満願なので後ひと踏ん張りです。

伊勢神宮の内宮•外宮を初め近畿2府4県の154社寺を2回満願しました。

2010年と2013年の満願朱印帳。
下は3回目の朱印帳です。



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雉も鳴かずば撃たれまい

2023-02-26 | 日々彩彩

先日、ある男性が会議の時に「今日は大寒だ」と言われた。
エー、大寒かなとリコは疑問に思いました。
なんの事はない。彼は立春と間違えたのだ。
この種の間違いを彼は度々します。
言わなければよかったのに。
「人の振り見て我が振り直せ」

ベーコンの金言、


リコの自戒は、
老境になったら心(ちっとしたことで悲しくなる等)が弱くなる、
身体(どことなく軽い痛みや、不具合もある)も弱ってくるけど、陰気な事を考えない、友人知人に陰気なこと、気落ちするようなことは言わない。

★卯歳の歌人


私の所属しているあけび歌会の小笠原嗣朗代表の短歌が短歌新聞•令和5年1月5日号に「卯年の歌人」の62名の1人として掲載されました。
84歳は20名、96歳は2名です。
色々な結社の方々が出詠されてます。結社毎にそれぞれの歌風が有り、面白い企画です。
5首の内1首は兎を詠み込むようにとの依頼だったそうです。



私の好きな詠草、
○もっとほしくて 
    大田 美和(未来)
根気良く壊れた時計を診るような人が日なたにもっとほしくて

苦しければこれはいかがと人づてに伝えた本の読まれたるらし

誰かしらほめてくれれば今朝も着る白いうさぎの跳ねるセーター
リコの感想。
慎ましい方ですね。詠草全体に優しさが滲みます

○しっかりしょう
    狩野 一男(コスモス)
クモ膜下出血以後のわが歩み甚だのろくなりし悲しも

うさぎ年生まれの我はミッフィーの友達であるだいぶ前から

しつかりとしつかりしよう寂しいとうさぎは死んでしまふといへり

人様のためにもなるし日々われはがんばってをり知る人ぞ知る

リコの感想。
三首目が特に好きです、誰でもこんな気持ちに成るときが有りますね。


★19日の歌会の面白い詠草を紹介します。
○電車待つ時もてあまし読みゐたり老人ホームの大看板を
        野中 智子
「自注」
電車待つ4〜5分の間、することがなくきょろきょろしていると、向かいのホームの壁に老人ホームの看板が目に入りました。最近、老人ホームに入ったという話しをよく聞くようになったこともあり、気になって読んでいました。入居費用は書いてありませんが、間取り等があり、高そうでした。

参加者の意見:
高齢者の多い歌会参加者なのでとても感心して、大盛りあがりでした。ホームに入ること考えてるのと話題沸騰でした。

○芍薬に寒肥やらむと掘る土に ひそと春待つとがり芽赤し
       濱田 美喜代

「自注」
寒肥をやろうと土を掘っていたらもうすこしで芽を傷めるところでした。

参加者の意見:
「とがり芽赤し」が良いですね。

○ベランダに白き羽置くはなんの鳥風よ教えよその持ち主を
       のばら なお

「自注」
最近、我が家のベランダに白い鳥の羽が落ちていることがあります。我が家は23階なので、あまり鳥はやって来ないので、鳥の羽が落ちているのがどんな鳥がいつベランダに来てるのか、それを見ているであろう風に、その持ち主は誰なのか教えて欲しい気持を詠みました。

参加者の意見:
発想が面白いし、好奇心いっぱいの少女の心になった気がします。





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鯨の骨の橋

2023-02-24 | 日々彩彩
鯨の骨の橋、雪鯨橋。
阪急電車•上新庄駅の近くのお寺に鯨の骨で出来た橋があり、百聞は一見にしかず。
ぜひご覧ください。


海から遠い大阪市内の瑞光寺、

鯨の骨の肩甲骨置き場。


大きい骨ですね。1m位あります。

しげしげ眺める、

肩甲骨の部分




この日のランチが素晴らしい。
大阪取引所の近くの料亭、
大阪市北浜の「光林坊」
(日祭日休み)
味も雰囲気も素晴らしい。
大阪の経済の中心地の北浜で政財界の方が会談をされたのかと想像出来るよう素適な場所でした。

寄せ豆腐、刺し身、天ぷら、野菜の炊合せ、お魚等。多種多様。、全て、それぞれの味が出て、美味しい。
こんなお店に行きたかった。
これで3000円台の料金。
ご飯、立派な漆器に入った吸い物。
土曜日限定は、ステーキ、しゃぶしゃぶ付きなど、2割引の4種が有ります。

笹の葉には海老の押し寿司。

柚子のゼリー寄せ、はっさく。

お持ち帰り、料亭のお弁当が安いです。

昆布の神宗の本店に立ち寄り、買い物も。

家庭用お得用。
塩昆布山椒入り、ちりめん山椒、かつを入りの3種「三つ味づつみ」
このお店はパッケージに凝っているので、下の白い入れ物(セルロイド製)は物入れに使えます。

★こぼれ種の姫立金花が咲きました。
「必来の幸」の花言葉が私をいつも励ましてくれます。

椿の下。

水道の横。








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gooブログの編集画面

2023-02-21 | 日々彩彩

ネットのgooブログの編集画面を見ると、私のパソコンの編集画面と全く違う。
赤枠のところから下の内容も私とは違います。

gooブログの編集画面は使う機器によって表示される内容が違うようです。
ITの専門家のポエットMさんにお聞きしましたら、iパットとパソコンを使いブログを書かれるそうです。

私はスマホで写真を撮り、スマホで記事を書いて、写真を挿入します。
これをパソコンで修正する時もあります(逆もあり)。
パソコンで写真を入れる時はスマホの写真をパソコンに送って画像ホルダーに入れます。
これが面倒なので98%はスマホで書いています。

パソコン画面の画像フォルダーが2018年4月~023年の2月15日で7351枚、1376GBの内、1024㎇が使用済みなので、8割くらい使っていることになる。
 gooブログのパソコンの編集画面の画像ファイルが一ぱいになって来たので、7400枚くらい有るので5000枚くらいに減らそうと作業しましたが、これが大変。
クリックする指が疲れて長時間出来ないので2日に分けてやっても150枚くらいしか減らない。 

15,6日と削除しましたが、これがなかなか面倒で2019年~2020年の途中で今日はやめです。それでもあんまり減らない。
150枚ぐらいしか減っていない、いやになる。

画像の大きさは挿入時に選べるなんて知りませんでした。
原寸大、中、小のサイズ。

2年前にスマホを買い替えた時、写真が4000枚もあり、移行に  4時間もかかったので、今はスマホの画像は2年分になるように消去をもっぱらしてます。


★パソコンを新しくすると回復ドライブを作成します。トラブって大切なデーターが消えないように予備を用意します。

6年前は3時間位掛かったけど、令和5年2月15日はどのくらいかかるかな。
ドキドキしながら、パソコンの前で見守っています。

始め、緑のバーが左から右端に成ったら完了です。

早ーい、新しいパソコンは早いね。1時間10分で完了でした。

★21日の午前2時頃。トイレの電源のところに赤いランプで「点検」となっている。
トイレの故障は嫌だから、朝に成ってネットで調べたら、長期間使うと自動的に点灯するらしい。
簡易点検をしないと消せないが、直ぐに故障と言うわけではないらしい。

我が家は1990年に水回り、(トイレ、台所、風呂)を新築で建て替えた。
2014年2月22日に便器を取り替えた。
9年目にバツチリ赤が点灯。
メーカーに、電話して暫く様子を見ることにした。
1年くらい前に、便器の蓋がパタンと急に閉まるので、2万5千円も掛けて修理した。
その時に少しは点検してくださったと信じ、有料の簡易点検は止めときます。

★ミー姫のアピール

今日は寒い8度くらい。
右から
ミー姫の登場。
リコさんは居るかなと探る。
私を見つけて、早く入れて。

スマホを持っている時でないとこんな写真は取れないので、瞬撮の傑作です。


★2月19日は大阪市内のホテルで歌会でした。
6名出席で11の詠草を鑑賞しました。
ユニークな詠草が多いので面白いです。
三キロの膝に眠れる家猫の軽しや軽しや命の重し  涼風

結句が気障なので歌会に出しました。
皆さんの意見は、
三キロと家猫が離れすぎ、結句に関しては軽し、重して、面白いと好評価。
修正稿、
わが膝に眠る家猫三キロの軽しや軽しや命の重し 涼風




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歌友を偲ぶ③

2023-02-18 | 短歌
②から続く
女孫抱き相好崩す君の顔叶わぬ夢よ嗚呼百箇日  高井 秀和



歌を詠み病のうさを脇に置く君の境地に思いは巡る  高村 俊彦



君通う馴染みの店につと寄りて歌ってみたし「青春時代」 中曽根 千春



君を呼ぶ声あまたあり聞こゆるか歌に託せる友の多かり  枡見 円


    
酒を酌み短歌を語る優しさが瞼の奥に刻み込みたり  吉森 康代





柘植さんが亡くなられてから、この茶色の歌集『短歌による自分史』の発行に至った経緯を小笠原嗣朗代表が書いてみえます。

  製本にあたって
 この歌集が製本されてこの世に残されるようになたことを、嬉しく思っています。この歌集は、柘植恵介さんが製本できる形で月々に作成してパソコンの中に保存されていたものをご本人がお亡くなりになった後、ふみ子夫人からお届けいただいたものです。
歌集のサイズ、記事の内容、詠草の字体もご本人の原稿そのままにしてあります。
 この歌集に詠者がつけられている題名のとおり、また「あとがき」に加え書かれている「十五年を振り返って」にあるとおり、ここに収められた歌歌は詠者の心からのほとばしり出た生き様であり、それを集大成したまことの自分史となっています。
詠草が入賞し、あるいは講評や批評に取り上げられたことを喜んで、それを付記されているが、詠者の喜びの気持ちをのまま表したものであり、そのまま印刷しました。
 その最後の一節に、「最後まで命の続く限り思いのままを佳き歌を残し続けていきたい」と書かれて、発行日付を令和三年三月とされています。この時に製本しょうと思い準備をしておられたが、無情にも運命は待ってくれず、1月16日にこの世を去られてしまいました。詠者の思いを込めてこの日付はそのままにしてあります。   

製本に当たって、中曽根千春さんに詠者の電子原稿を印刷用に体裁を整えて頂きましたこと、お礼申し上げます。

令和四年六月            小笠原嗣朗


柘植さんが準備されていた「あとがき」の抜粋をご紹介します。
あとがき


(後略)


もえぎ歌会の皆様の10首選から私も選んでみました。

〇初月給母に贈りし絹ショール箱入りのまま妻に継がるる

〇わが部屋に、おのが布団に、大の字に、至福かみ締む退院の夜

〇ながながの病の床の真夜さへも短歌(うた)は添ひ寝に癒しくれたり

〇ながながと患ひし身に付き添ひて励ましくれし短歌(うた)の深淵

〇飛び跳ねるほどに嬉しき師のお誉め「次も!」を夢み励みたる日々

〇ひれ伏して吹雪に堪える笹の葉のぴんと直ぐ立つ風の途切れて

〇授かりし胃も肺もはや半ば失せ令和とともに八十路に入りぬ

〇三分の二を切除せし胃の哀れ妻と分け合う蕎麦の大盛り

〇こしかたを息らに遺さん拙くも三十一文字の自分史として

〇ひたすらに耳を傾け逃すまじ師のみ教えのひとつひとつを


もえぎ歌会の皆さんの選歌集。

柘植さんは大津留温主幹に心酔してみえたのですね。
これほどに短歌に晩年を懸けた人を他に知りません。
柘植さんの人生は知れば知るほど胸が熱くなります。


柘植さんが敬愛していた、大津留温主幹



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