木下古栗『グローバライズ』
長大で一見支離滅裂な台詞、漢字だらけの文章、それらを、言葉のひとつひとつを丹念に読ませてしまう迫力、技量。
一歩先に、突然広がる巨大な落とし穴。
胸が悪くなるような世界。
12の短編集。
最初の一編を読んでからは、期待と警戒心で、一行一行をどきどきしながら慎重に読み進めた。
この凄さ、表紙からは窺い知れない。どちらかというと端正だ。
一番目立っているのは本の真ん中、オレンジ色の「GLO」。背から表4にかけて「BARISE」。
Gの背景に見えるのは、女性の髪なのか。
左から右へ、心地よい風が吹いているように見える。
爽やかな世界を想像させる。
すべての短編を読んでしまったあとでさえも。
デザインは鈴木成一デザイン室。装画は岡本裕希子氏。(2016)
長大で一見支離滅裂な台詞、漢字だらけの文章、それらを、言葉のひとつひとつを丹念に読ませてしまう迫力、技量。
一歩先に、突然広がる巨大な落とし穴。
胸が悪くなるような世界。
12の短編集。
最初の一編を読んでからは、期待と警戒心で、一行一行をどきどきしながら慎重に読み進めた。
この凄さ、表紙からは窺い知れない。どちらかというと端正だ。
一番目立っているのは本の真ん中、オレンジ色の「GLO」。背から表4にかけて「BARISE」。
Gの背景に見えるのは、女性の髪なのか。
左から右へ、心地よい風が吹いているように見える。
爽やかな世界を想像させる。
すべての短編を読んでしまったあとでさえも。
デザインは鈴木成一デザイン室。装画は岡本裕希子氏。(2016)
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