つばた徒然@つれづれ津幡

いつか、失われた風景の標となれば本望。
私的津幡町見聞録と旅の記録。
時々イラスト、度々ボート。

津幡町のリユース今昔。

2012年06月17日 20時27分56秒 | 日記
今日の一枚は、近所の酒屋で撮影した「回収場」。
ケースに入ったビールや日本酒などの空き瓶が、堆く積み上げられている。
フレームから見切れているものの、傍には空き缶の回収ボックスも設置。
地域での資源回収に一役買っている訳だ。

空き缶はスチールもアルミも、大概がリサイクル(再利用)。
流通したうち80%以上が再資源化されているらしい。
一方、アルコール類の空き瓶は、リユース(再使用)。
キレイに洗浄されて再流通する。
ビールの大ビンで、概ね12回は使用可能と聞いた。
リサイクルもリユースも、地下資源の乏しい日本にとっては有効な施策。
また、ゴミを減らすエコの観点からも大切な習慣だと思う。

振り返ってみると、子供の頃…リユースは収入を得る手段でもあった。
コカコーラやファンタの空き瓶を酒屋に持って行くと1本につき10円、
ビールは確か5円もらえた。
醤油や日本酒の一升瓶も10円だったかな?
とにかく、昔は、空き地や道端に、よく空き瓶が落ちていた。
それらを拾って水で洗って持ち込めば、
帰り路の僕の手には、スナック菓子やアイスクリーム。
自分の手で稼いだ戦利品の味は、格別だった。

…昭和の懐かしい思い出である。

<追記:2012年6月22日>

先程、帰り路の車内にて「韓国で日本ビールがシェア拡大を狙っている」
…というラジオニュースを聞き、一つ思い出した。
あれは、もう17~8年前になるだろうか。
ソウルへ旅行に行った折、焼き肉店で韓国ブランドのビールを注文。
コップへ注ごうとした時、瓶の側面に「KIRIN」のロゴを発見した。
日本の空き瓶は玄界灘を越えて、再使用されていると知り、
軽く驚きつつ、程よく焼けたミノと一緒にビールを口に運んだ。

…東アジアでの流通は、今はどうなっているんだろうか??
コメント
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