つばた徒然@つれづれ津幡

いつか、失われた風景の標となれば本望。
私的津幡町見聞録と旅の記録。
時々イラスト、度々ボート。

冬の爪痕。

2018年02月18日 18時04分20秒 | 自然
「アスファルト」を辞書で引くと次のとおり。
『樹脂の様な光沢があり、黒い、複雑な炭化水素を主成分とする混合物。
 石油精製の際に得られる固体または半固体物質で、天然にも産する。』
こいつと人間との付き合いは存外に長く、1万年~数千年の計算になる。

縄文時代の遺跡からは、アスファルトで補修された土器・土偶が多数出土。
古代エジプトではミイラの防腐材として、
旧約聖書の「ノアの箱舟」の防水材として、
「バベルの塔」のレンガを固定する接着剤として使用されてきた。
現代人に一番馴染みが深いのは、やはり「道路舗装」だろう。

「アスファルト」が道路舗装に用いられるようになったのは、19世紀。
多孔質の岩に滲み込んでできる「ロックアスファルト」を、
加熱し、敷き詰め、平坦に転圧する工法が考案された。
その後、石油産業が成長するにつれ原料の製造が容易になり、世界中に普及。
もちろん、わが津幡町の幹線道路も殆どがそれだ。

しかし、耐久性の高いアスファルト舗装も、経年劣化は避けられない。
特に豪雪の下から現れた道には、傷みが目立つ。

すき間から、降り積もった雪の水分が入り込み、
零下の気温で氷結、膨張して、固い路面を持ち上げる。
除雪の重機、滑り止めチェーンを巻いた車両が通行する。
こうした理由から、負荷がかかり、ダメージが現出。
画像のようなひび割れに留まらず、
表面が抉れた穴「ホットポール」も散見できる。

春になれば、町内の彼方此方で補修工事が始まるだろう。
コメント
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