つばた徒然@つれづれ津幡

いつか、失われた風景の標となれば本望。
私的津幡町見聞録と旅の記録。
時々イラスト、度々ボート。

備えあっても憂いあり。

2021年12月26日 11時00分00秒 | 自然
                       
備えは心がけてきたつもりだ。
自動車のタイヤを冬用に換装。
暖房用の灯油の備蓄は多めに。
破損確認した除雪道具の数々。
一ヶ月程前から準備してきた。
しかし、いざ雪に覆われると不安が先立つのはいつものことだ。



予報どおり、まとまった雪が降った。
明日~明後日(2021/12/27~28)にかけ、大雪に警戒が必要だという。
北海道や東北に比べればまだマシなレベルだが、未来は分からない。

“今シーズン一番”、“数年に一度”など、高評価の寒気がやってきている。
しかも、現在は日本海の水温が例年に比べ高いらしい。
日本海の面積は103万平方キロメートル。
ぬるま湯を湛えた巨大なバスタブだ。
強い寒気にさらされ、さぞ盛大に湯気が上がる事だろう。
たっぷりと水蒸気を含んだ雪雲が次々と生産され、続々と流れてくれば、
局地的な差は出るだろうが、総じて「大雪」は必至である。





今朝早くコインランドリーへ出かけたついでに「本津幡駅」に立ち寄ってみた。
アスファルトがのぞく路面は自動車の運転に支障なし。
その状態が保たれている理由は、フル稼働している消雪装置のおかげ。
そして、除雪車のおかげだ。



画像は、重機の一種「ホイールローダー」。
車輪で走行するトラクターショベルで、
土砂や砕石などをダンプに積み込み込んだりするのが本来だが、
油圧ショベルにより一度に大量の雪も運搬できる。
きっとこれから集雪場へ向かうのだろう。



先シーズンの大雪が教訓になってか、重機投入のタイミングが早い。
幹線だけじゃなく住宅街の中にも除雪した跡。
大変いい事である。
この調子で頑張って欲しい。

年末寒波が抜けた後は、大晦日から元日にかけて。
年越し寒波が抜けた後は、正月の3日から4日にかけて。
いずれもかなり大規模な寒波が襲来するとか。
雪国に暮らす身としては、長期戦を覚悟しなければならないようだ。
冬将軍へ切実に訴えたい。
どうか程々に頼みます。
                       
コメント (4)
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