本日(2023/01/28)は、強い寒気の影響で全国的に気温が低い。
九州でも5℃に届かない所が多く、東北北部や北海道は軒並み氷点下。
全国のおよそ4割にあたる地域が、最高気温0℃未満の「真冬日」となった。
天気図を見ると典型的な「西高東低」。
関東地方はよく晴れたお陰で乾燥注意報が発表されているという。
同じ冬でも、こちら北陸とは様相が異なる。
わが津幡町の上空は、時折陽が射すものの厚い雪雲に覆われ、
僕らが生きる下界は、雪に覆われている。
午後4時までの最高気温は1℃。
最低気温は-1℃。
この時期の平均最高気温は6℃とされるから、確かに寒い。
しかし気温差が小さいのは「安定している」とも言え、案外過ごし易い。
積雪量もこの位で済めば御の字だ。
よく天気予報で【平野部で30センチ予想】などと耳にするが、
当然一定ではなく局地的には差異が生じる。
上掲画像は近所で撮影したものだが、少し標高が上がると風景も変化。
低い山を切り拓いて通したバイパス沿いなど、雪の量は明らかに多い。
そして、沿道の木々は降り積もった雪の重みにじっと耐えている。
下方へしなり自然と融け落ちるまで、ただ待っている。
振り払ってくれる者など誰一人いない。
やがて春になれば、真下の地面には沢山の細い枝を見かけることだろう。
これが庭の木になると、待遇が違う。
人間が拵えた「雪吊り」に護られ枝を伸ばす様子は、意気揚々。
同じ「樹木」でも、根を張った場所・立場により生じた差異は大きい。
--- さて、雪による多少の暮らし難さは感じるが、
前述したとおり、今のところわが津幡町の日常に目立った被害はない。
一方、同じ石川県内で大変な苦労をしているところもある。
およそ一週間前から続く寒波により水道管の破裂や漏水が多発。
お隣のかほく市、能登・輪島市、羽咋市、宝達志水町など、
9000世帯あまりで「断水」が発生。
現在も復旧の見通しは立っていない。
日本の水道普及率98%は、世界最高水準。
だが多くは、前回の東京五輪を中心とした高度経済成長期に整備されたもの。
それから半世紀が経過し、耐用限界を超えた水道管は少なくない。
「断水」の危険は他人ごとではないのだ。
近年、日本海寒帯気団収束帯(JPCZ)とやらが、
発生するようになりゲリラ豪雨・豪雪が増加。
これも温暖化~気候変動の影響でしょうか。
困ったものです。
既にご承知のとおり、
金沢~津幡は今のところ大丈夫のようです。
舞鶴はいかがですか?
前任地の北海道に比べれば穏やかでしょうが、
お身体ご自愛くださいませ。
では、また。
石川県の断水は全国ニュースでも流れていてお気の毒と思います。
我が息子も金沢在住ですがとりあえずは無事に過ごしてるようで
近年、ゲリラ豪雨同様、ゲリラ豪雪が発生するので注意していきましょう!