雪が雨に変わり、
積もっていた雪や氷も解けて水になる頃。
2020年の「雨水(うすい)」の入りは、もう間もなく。
先週、ようやく冬が訪れたと思ったら、滞在は束の間だった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/db/819c177f5f9ab13b6b75ac3f96c34480.jpg)
津幡町の料理旅館・銭湯「勝崎館(かつざきかん)」で撮影した松の木。
曲がり具合の姿が良く、散歩の折、度々立ち寄り観賞することが多い。
幹に巻かれた藁・・・「菰(こも)」は、松葉を食べる虫対策。
冬眠のため幹づたいに下りてきた幼虫が、越冬場所として菰に潜り込む。
啓蟄になったら菰を外して焼却し、駆除するという訳だ。
その効果には異論もあるが、枝を雪の重みから守る「雪吊り」と共に、
伝統的な冬の備えである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/7f/e0aace9b50fedea17d1da267dd17d68d.jpg)
街の片隅で待機する「除雪車」。
おそらく、今シーズンは出動の機会が一度もなかったのではないだろうか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/f6/be5572b11510202d141a4db5e8786596.jpg)
一方、七分咲きの「白梅」が辺りにいい香りを放つ。
金沢地方気象台が開花を観測したのは今月3日。
ちなみに昨年は2月18日だった。
寒の戻りで蕾が綻ぶ勢いはやや鈍ったが、これからは進展が見られるはずだ。
そんな梅、異名が多い。
好文木、春告草、匂草、鉄樹、君子香、百花魁、等々。
また「万葉集」に詠まれた花のうち、梅は萩に次ぎ百十数首を数える。
昔は「花見」といえば梅見が一般的。
古くから愛されてきた春の花である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/27/367168367068902c6c454d01778dbd85.jpg)
さて、きのう午後、冒頭の「勝崎館」にて、
祖母の一周忌法要でお世話になり、美味しい料理をいただく。
会席の〆は、炊き込みご飯、香の物、お澄まし。
椀の中には筍と桜の花が。
春の香りを堪能させてもらった。
積もっていた雪や氷も解けて水になる頃。
2020年の「雨水(うすい)」の入りは、もう間もなく。
先週、ようやく冬が訪れたと思ったら、滞在は束の間だった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/db/819c177f5f9ab13b6b75ac3f96c34480.jpg)
津幡町の料理旅館・銭湯「勝崎館(かつざきかん)」で撮影した松の木。
曲がり具合の姿が良く、散歩の折、度々立ち寄り観賞することが多い。
幹に巻かれた藁・・・「菰(こも)」は、松葉を食べる虫対策。
冬眠のため幹づたいに下りてきた幼虫が、越冬場所として菰に潜り込む。
啓蟄になったら菰を外して焼却し、駆除するという訳だ。
その効果には異論もあるが、枝を雪の重みから守る「雪吊り」と共に、
伝統的な冬の備えである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/7f/e0aace9b50fedea17d1da267dd17d68d.jpg)
街の片隅で待機する「除雪車」。
おそらく、今シーズンは出動の機会が一度もなかったのではないだろうか。
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一方、七分咲きの「白梅」が辺りにいい香りを放つ。
金沢地方気象台が開花を観測したのは今月3日。
ちなみに昨年は2月18日だった。
寒の戻りで蕾が綻ぶ勢いはやや鈍ったが、これからは進展が見られるはずだ。
そんな梅、異名が多い。
好文木、春告草、匂草、鉄樹、君子香、百花魁、等々。
また「万葉集」に詠まれた花のうち、梅は萩に次ぎ百十数首を数える。
昔は「花見」といえば梅見が一般的。
古くから愛されてきた春の花である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/27/367168367068902c6c454d01778dbd85.jpg)
さて、きのう午後、冒頭の「勝崎館」にて、
祖母の一周忌法要でお世話になり、美味しい料理をいただく。
会席の〆は、炊き込みご飯、香の物、お澄まし。
椀の中には筍と桜の花が。
春の香りを堪能させてもらった。