
http://youtu.be/EMFUsdqmczA
Fukuokachannel さんが 2012/03/30 にアップロード
災害廃棄物(がれき)について 福岡市長 島宗一郎が細野環境大臣と災害廃棄物(がれき)について話し合いました。
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細野:
今日は本当にお忙しいところ、貴重なお時間を頂きましてありがとうございます。
えー、がれきのですね、広域処理の件で、今日は
福岡県、さらには福岡市の皆様にお願いをさせていただきたいということで参りました。
まず、このかんにですね、被災地に対して様々なご支援を頂きまして、心よりの感謝申し上げます。そして、あのー、この災害のですね、被災地のがれきの広域処理に関しても
それぞれのお立場でですね、あの、ご検討いただいておりまして、
その事について、改めて心より関すあ申し上げます、ありがとうございます。
高島:
今日は大臣から地方の声を直接聞きに来て、そして、これからの行政に関するですね、
「さまざまなあり方に生かしていただける」という事でお越しいただいたというふうに認識をいたしております。
ですから、各地方それぞれの事情というものがあると思いますので、
改めて、せっかくお越しいただいたので、福岡市のですね、事情をお話しさせていただきたいと思います。私自身も被災地にも行きましたし、がれきの山を見て、
何とかこれそ処理しなければ被災地の復興はないというふうに思いますし、
いろんな形で福岡市として出来る事を主体的に考えていきたいというふうに考えております。
ただ、今の福岡の状況でですね、がれきの受け入れをする事は非常に厳しい状況がありまして、これなあの、やはり各地域の状況があるので、福岡市の状況をちょっと見ていただきたいのですが、国のですね、広域処理のガイドラインというのは、
この焼却灰というものの管理をして、
できるだけ水と接触はしないように。といったこういうガイドラインだと思うんですけど、
福岡はですね、これまで環境省とともに、CO2の削減というところで、
いかに温室効果のあるメタンガスを排出しないかという、この研究を福岡大学と重ねてきてですね、国連のCDM、排出権取引にも認められるようになりました。
いわゆるメタンガスの発生を抑えて、温室効果ガス50%削減を抑えてそして、それによって、温室効果温暖化防止に役立てよう、これを一生懸命、これまで考えてきたわけです。
そうしたなかで、あえてこの、縦穴を掘ってですね、水を中に入れていくこういう独自のやり方をしておりまして、そして、しかもその出ていく水がですね、全て閉鎖性の非常に高い博多湾に入っていく。この博多湾っていうのは閉鎖性が高いんですけれども、
実は福岡氏はですね、海水を、実は水道水として使っている海水を淡水化する日本で最大の能力を持つ淡水化センターというのを持っていて、この水を、いわゆる飲んで生活をしているんです。そうした時今回受け入れようという、もちろんその、がれきの濃度というのもあるんでしょうけれども、今回は、原子炉等規制法の中でいうところの100ベクレルを超えたがれきもあるわけで、このあたりがですね、そうしたセシウムが博多湾に流れ込んでいって、
そしてこれが、いわゆる閉鎖性があるのでそこに溜まっていく、こういう状況になるんですね。
特に福岡市の場合はこれを飲み水として直接使っているという、こういった地域の事情もございまして、非常に今の段階で受け入れる事が出来るという事が、非常に困難であると、
ただですね、一方で先日、一昨日、その前か、辞令を出した10人の職員を
被災地のがれき処理を含めてですね、専門の職員の派遣を決めております。
こうした、それぞれの地域の特性に応じた、出来る支援というものを全力でさっせて頂くというのが福岡市のスタンスでございますのでご留意いただきたいと思います。
細野:
あの、埋め立てを海でですね、やっているという地域ですね、
他にも、例えば大阪のフェニックスのような地域もございまして、
そこは、個別にですね、どういった事が考えられるのかというのをすでに話させていただいておるんです。もしよろしければ、あの、博多湾で今やっておられる、これはもう、環境省のとても非常にありがたい取り組みをしていただいていますので、そういったケースでも、どういった事が考えられるのかと、一緒に少しですね、検討させていただけたら大変ありがたいなと思ってます。一度しっかり話しをさせていただいて、どういった事があり得るのか、
さらには、あの、焼却施設という事も、福岡市産の場合、一緒にという事も聞いておりますもんですから、そこを有効に使わせていただく方法もないのかどうかという事も含めて、
是非、あの、相談に取っていただければと思います。
高島:
あの、ご相談に乗るとすればですね、
ぜひ欲しいのはですね、科学的知見なんですね。
つまり焼却をすると、皆さんにいうのもなんですけれども、33.3倍に、福岡の焼却方式の場合にはなるという中で、これまでは原子力等規制法の中で100ベクレル以上というものは、放射性物質という事で扱いを受けていた。
これがですね、今回100ベクレル以上のものが含まれているという、
この、じゃあ、違いというものは、これまではたとえば、玄海原発の物もですね、
これは六ヶ所村の方に厳重に管理をして持って行っていたという、こういう事情もこれまである中で、じゃあ、これからこれまでの基準を超えたものが、っていうのはこの矛盾はどうなるんだとかですね、こういうそのいわゆる、絆というものはわたしたちは本当に持っていますし、たとえ九州という離れた地でもですね、一緒に、やはり日本として復興を頑張っていこうという気持ちは本当にあります。
ですから、やっぱりその、我々にないのはそういった専門的な科学的な知見であって、
やはり、基準というのが、ああいったり、こういったりと上下するというのはですね、
非常にやはり、住民に対して説明をする立場である我々からすると説明ができなくなってしまうので、そのあたりを環境省にですね、
やっぱり、これって環境省がすべき事って、
まさに科学的な知見という部分だと思うんですよね。
環境と共存しながら、どういうふうに復興を進めていくかという見解を是非まとめていただいてまた、お伺い出来ればと思います。
例えば福岡市でまた新たに焼却場をつくる埋立地をつくるとなればですね、
これは当然、いわゆる迷惑施設になるので、10年以上の、かかるんですね。
住民のご理解を頂いて、いろんな手続きを取って。
ただ、たとえば今、東日本のですね被災地で、埋立場とか焼却場をつくろうという事で、もし、土地の工面が出来ればですね、これは2年位で出来るんですよね?
で、そういった場合にですね、もしそういったお気持ちがあるのでれば、福岡市としてはこれにかかる、たとえば専門的な職員とかですね、やはり、政令指定都市ですからそういった職員を抱えてますので、是非積極的にですね、その埋立場、それから焼却場をつくるときには、職員のご協力をさせていただいて、我々としても、その復興支援、一日も早い復興というものに、しっかり取り組んでいきたいと思っておりますので、そのような形で、もしあればですね、是非、またご提案いただけたらと思います。
細野:
ありがとうございます。
実際にいろんな事を進める時にですね、自治体の職員の方は実務を御存じなので、
非常にそこは、被災地ではですね、皆さん喜んでいます。
ですから、福岡市さんの場合は非常に、本当に力がありますので、
そういった事をお願いする場合は、被災地からも多分いろんな声があると思いますっし、
我々も改めてまたお礼をさせていただきますので、
貴重な申し出ありがとうございます。
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高島市長は、まさに正論で隙のない発言だと思いました。
細野大臣は、正面から突っ込んで崩していく事は出来ませんでした。
とても若い市長さんなのでビックリしました。
他の首長さんがたも、このぐらいは勉強していただきたいと思いました。
おまけーーー
高島 宗一郎(たかしま そういちろう、1974年11月1日)
日本のアナウンサー、政治家。福岡県福岡市長(第35代)。
父は元大分放送アナウンサーの高島晋一郎。
祖父は元豊後高田市長の倉田安雄。
また親戚に元日本テレビアナウンサーの小林完吾がいる。

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