http://www.chunichi.co.jp/article/column/syunju/CK2012070402000096.html
【コラム】中日春秋
シラカシやタブノキなど広葉樹の苗木約六千本が、風に揺れている。今年五月、仙台空港に近い公園の一角に現れた長さ三百メートル、高さ三、四メートルの小高い丘。震災がれきを利用した「森の防潮堤」を整備する宮城県岩沼市の実験場である
▼近づくと、小鳥が一斉に飛び立つ。植樹されたばかりの木々はまだ頼りないが、数年後、大きく成長した姿を想像するだけで楽しくなってくる
▼植樹を指導したのは、横浜国立大学名誉教授の宮脇昭さん(84)。放射能に汚染されていないコンクリート片などを選別し、土砂と混ぜて盛り土し、その土地に自生している木を植える。がれきと土壌に隙間ができることで根がしっかりと張るという
▼国が進めているがれきの広域処理は、受け入れ先の反対が強い。被災地内でがれきを有効利用して、津波に耐える森を築こうという提唱に注目が集まる
▼細川護熙元首相らと財団法人
「瓦礫(がれき)を活(い)かす森の長城プロジェクト」を設立した。「がれきこそ、かけがえのない地球資源」と言う宮脇さんは、東北の太平洋沿岸三百キロにがれきを利用した丘をつくり、九千万本の木を植えようと呼び掛ける
▼「木を植えることは、いのちを植えること、明日を植えることです。そして、心に希望の苗を植えること」。トレードマークは麦わら帽子。世界で四千万本を植樹してきた老学者の思いに胸が熱くなる。
☆政府は、いつになったら瓦礫の広域処理を撤回するのだろう。路チュー男のモナ男も最近いやらしい顔つきになってしまったし・官僚に取り込まれるとあ~なるのかな~って巷の井戸端会議から聞こえてくるよ。(^^)
にほんブログ村☆いい加減に税金の無駄遣いを止めろ!民主党というシロアリ官僚補助機関(^^)