新聞赤旗
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik12/2012-07-19/2012071901_01_1.html
不破社研所長が講演
国民の利益、平和と民主主義、日本社会の進歩・発展の障害となるものに対して、いかに強力で巨大な相手であろうと恐れずに立ち向かってきた―日本共産党の90年史をこう概括した不破氏は、日本の社会変革の事業に尽力する党の姿を、三つのたたかいから浮かび上がらせました。
第一は、戦前の天皇制国家に立ち向かったことです。日本共産党は創立当初から天皇制国家を変革する民主主義革命の旗を勇気をもって掲げ、このたたかいは世界的な平和と社会進歩の流れに呼応しあうものであったことが証明されました。
第二は、覇権主義の巨悪とのたたかいです。このなかで不破氏は、「50年問題」で日本共産党に干渉作戦をしかけたソ連がすでに覇権主義国家に変質していた実態を、戦前のスターリンとヒトラー・ドイツとの外交密約などを通じて明らかにしました。
この干渉攻撃による党分裂と苦難を乗り越えた日本共産党は自主独立の立場を確立し、綱領のもとでの政治革新のたたかいに踏み出しました。その後のソ連、中国からの干渉攻撃を徹底的に打ち破り、総選挙で躍進を果たすなかで、1970年代の国会は論戦が活性化するなど政治の様相が一変したのです。
そして第三は、支配勢力が日本共産党に進出の可能性を与えないように政界をつくりかえようとした「オール与党」体制を打ち破るたたかいです。
80年の社会党と公明党との「社公合意」、94年の小選挙区制導入、2003年総選挙に始まった「二大政党づくり」など、支配勢力は30年余にわたって日本共産党排除にエネルギーを注ぎました。しかし、いずれの反共作戦ももたず、「財界・アメリカ言いなり政治」をつづけた「オール与党」体制のもとで政治危機は深刻化しました。
この三つのたたかいとあわせ不破氏は、綱領確定以来の半世紀にわたる党の理論史もふりかえり、「スターリン時代の中世的な影を一掃し、理論の本来の姿を復活させ現代に生かす、科学的社会主義の『ルネサンス』をめざす活動と呼んでいいかもしれない」として、その国際的意義を強調しました。
最後に不破氏は、日本の現状が、大きな転換が迫りつつあることを示す多くの要因に満ちているとし、そのなかで、これまでの「財界・アメリカ言いなり」のレールにとらわれたままの政党と、それを転換し日本の新しい進路をめざす政党の違いがいよいよはっきりしてきていると指摘。「日本共産党の躍進は、日本の進路の21世紀的な転換という大事業の要をなすもの。日本の社会変革の事業に力をつくしてきた数知れない先輩たちの活動に思いをはせ、その志を受け継ぎながら、日本社会の歴史の新しいページを開こう」と呼びかけ、大きな拍手に包まれました。
☆良い事を言っているのだが何故、小沢一郎を批難するのか?(^^)
是々非々でいこまいか(^^){国民の生活が第一}を宜しく(^^)
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