コロナ最中の11週間だけで―
米国億万長者資産61兆円増
アマゾンやFB創業者
失業保険申請は4260万人
【ワシントン=遠藤誠二】新型コロナウイルスの感染拡大に見舞われている米国では、これまで4260万人が失業保険の申請をするなど深刻な状況が続いていますが、巨大IT企業、アマゾンやフェイスブック創業者らの億万長者はこの11週間で資産を5650億ドル(約61兆円)増やしています。コロナ禍で格差がますます拡大している実態が米シンクタンクの調査で明らかになりました。
米政策研究所(IPS)の調査結果(4日発表)では、3月18日から6月4日の間、億万長者の資産は19・15%増え、総額で3兆5120億ドル(約325兆円)となりました。その間の5650億ドルという増加額は、スウェーデンの国内総生産(GDP、2018年)と同じ規模です。
アマゾンのベゾス最高経営責任者(CEO)の資産は同時期に362億ドル(約3・9兆円)増加。フェイスブックのザッカーバーグCEOは301億ドル増えました。ベゾス氏の資産増は、シンガポールやマレーシアのGDPと同額です。
IPSプログラム・ディレクターのチャック・コリンズ氏は、「経済的にも人種的にもこれほど分断されていることは、ここ数十年なかった」と指摘しました。
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik20/2020-06-07/2020060701_03_1.html
☆私見 国民一人につき月額8万円を支給し続ける。
日本ベーシックインカム学会 第三回関西研究会
コロナ危機小話時評
・・・コロナ危機で大騒ぎになるのは
、資本のいびつな集中で、富が極端に
偏在しているから、社会的不安が増大する
のであり、即座に、すべての通貨を公共通貨に
おきかえ、資本を徹底分散する国民配当(ベーシックインカム)を すれば、即刻、ポストコロナの社会の基礎が
できあがる、その富の偏在の一部を、医療や介護など
いま、大変な場所に手厚く配分して
ケア中心の社会に転換するだけです。
な~~~んにも、難しいことはないでは
ありませんか?
難しくしているのは、ひとえに、政治の責任
だということになります。