生れおちた宿命という名の環境の中で
安心という安らぎの中に身をおいて
ただ無条件に愛されたという経験も殆どなく
それが条件付きの愛だとしても
理解され受け入れられないことが多くても
そして自尊心を傷つけられようとも
生きることに希望を持って
この世という荒波の中で泳ぐのをやめず
自分を奮い立たせ頑張って生きてきたことを
最もよく知っていてその存在がどれだけ大事で
素晴らしいのかを知っているのは
あなたじゃなくて 私なの。
だから 勝手にジャッジを下したり
批判する権限はあなたにないの。
言葉の暴力だと知ってか 知らずか
長きにおいて暴言をはきつづけてきた人に
哀しい気持ちで 何度も何度も
そうじゃない、そうじゃないのと説明しても届かなかった。
もう言い続けることにほとほと疲れ果てたけど
今日ふいに分かったことがある。
私が私の価値を認めているのならそれでいい。
私が私を「いい子 いい子 素敵な存在」と
頭を撫でてハグをしてあげればそれでいい。