イタリアの風に吹かれて ~con te partiro~

前世(かこ)から未来(いま)へと紡がれし時の記憶
あなたと交わした約束の欠片を辿る遥かなる愛しき旅

3回目の命日に彼から届いた贈り物

2014年12月27日 02時22分00秒 | しっぽのついた可愛い大切な家族

2012年12月27日、今生 初めてご縁を紡いだ愛猫ミーシャが
12年と5ヵ月の猫生を全うしました。

その2日前のクリスマスの日は 最後の通院となりました。

この日は冬とは思えないほど あたたかで 穏やかな日でした。
病院から帰った午前中、大好きな車の上に ふらつきながらも
自力でジャンプして飛び乗り、今までそうしていたように
十数分という短い時間ではありましたが、
車の上に寝そべり 大好きな風景を眺めていました。

今日は3回目の命日です。

数日前の夜、「もうすぐミーシャの命日だなぁ・・・・」と思う中、
彼と過ごした12年余りの素晴らしい日々を思い返しながらペンをとり
 ちょっぴり涙しながら描きあげた作品はハートが一杯でした。

描きながら
「ミーシャどうしてるかなぁ 会いたいなぁ 触れたいなぁ・・・」
そんなことを思っていたら つけていたテレビから 
 薬師丸ひろ子さんの「僕の宝物」という曲が流れてきました。
(作品を描く時はテレビも音楽も流さないタイプなのですが)
こちら
http://youtu.be/HzVXpByPUFs?t=2m10s

2011年に発表された曲のようですが この時 初めて知りました。

「僕はここにいるよ どんな時でも」のフレーズを耳にした瞬間、
思わず手をとめ、耳と目を画面に向けました。

言霊と薬師丸さんの温かな音霊にジーンとしました。

それは紛れもなく ミーシャからのメッセージそのものでした。
嬉しく 静かな驚きでした。

神様は時々 当事者にしか分からないような粋な計らい
素敵な演出をして下さいます。

彼と私の魂は 今も尚 深く繋がっていることを
「僕の宝物」から改めて教えてもらい
言い知れぬ穏やかな感動に包まれました。

曲のタイトルもそうですが、
歌詞の中には「宝物」というの言霊が数多く出てきます。

生前、彼に対する私の想いを凝縮した言霊、
「宝の子」とかいた書を贈ったことがありました。
その書は神様の元にかえるまで 彼の好きな場所の1つでもあった
ピアノの上にずっと飾っていました。

荼毘にふす日、手紙と共に
彼の大好きだった庭に咲いていた花々は手向けたのですが、
「宝の子」の書を入れ忘れてしまったことが悔やまれました。
しかし、私の中に微かに残っていた小さなわだかまり、
思い残しを払拭するかのように 
3回目の命日にあの子が「僕の宝物」を介して
「大丈夫、あなたの気持ち ちゃんと届いているよ。
あなたも僕の宝物だよ・・・」
 そんな風に伝えてくれた気がしています。

死して尚、そのピュアな魂は
そっと私を見守ってくれている・・・・

寒さ厳しい年の瀬に心安らぎ 
ふわっと あたたかな灯がともりました。

ミーシャ、どうもありがとう。

あなたは ずっと ずうっと 私の中で生き続けているよ