24日は比叡初登50周年記念の催しがあるということで、久しぶりに比叡に行くことにした。
催しの内容は、11時に受付の後、三沢、工藤両氏のⅠ峰第1スラブの登りの儀。その後、めいめいⅠ峰南面での登攀。下山後は場所を公
民館に移し、5時半より、三沢氏の講演会。題目は「比叡開拓小史」、その後、飲み会というもの。
8時過ぎ、お富と大分駅で待ち合わせ、比叡へ。11時過ぎに会場に行くと、かなりの人だかり。なんでも受付開始前にTシャツ60枚が完
売とか。久しぶりに会う人も多く来ており、なつかしい。
開会式の後、三沢、工藤両氏の第1スラブでの儀式を見送り、参加者はⅠ峰のマルチを分散して登り始めたが、我々は混雑を避け、沢
グルメグループとⅡ峰下部のショートに行くことにした。
9のスラブを登るお富。
10bをトライ中の私。
Ⅱ峰下部は、他にも翼をください、マザーカンテ等秀逸なルートが多い。
昔は賑わったものであるが、今は知る人も少ない。
他にも登りたかったが、5時からの講演会に間に合わせるために早めに切り上げ、お風呂へ。
講演会場。
講演会場はすでに足場も無いほどに集まっている。参加者はクライマーはもとより、ハイカー、地元の人も。このあたりは、たいした
ことだと思う。地域に密着した活動のおかげで、いつ来ても快適に登ることができる。
事前に講演中はビールは2本まで、と言っていた通り、2本を手渡され、空いた席に適当に座り込む。定時に三沢氏による講演会開催。
内容は50年前の比叡の開拓の状況はもとより、世界、日本のアルピニズムの動向など対比した内容で当時を知る人から聞くと、今の自
分は巨人の肩に乗っているとつくづく感じる。
公演が終わると宴会へとその場で突入。
ぞれぞれに車座になって酒を酌み交わす。
皆さん、お年を召し、一見、丸くなったように見える。かつては初登争いに明け暮れ、飲めば暴力沙汰も珍しくは無かった。中にはや
くざと見紛うような人もいた。今でもその片鱗は見える。ひとたび怒れば何をしでかすかわからない。
しろきりさんと
後ろの部屋はご覧の通りの賑わい。
明けて日曜日。
6時前から周りがごそごそするので目が覚める。
いささか飲みすぎてしまった。胃がもたれ、体も重い。外を見ると曇り空。いつ降ってもおかしくない天気。
で、すぐに撤退できるようニードル左岩稜をニードルまで3ピッチ行くことにした。
キーボーさんに聞くと、同じくニードルのノーマルに行くという。メンバーは他に安東さん、しろきりさん、りりぃさんとのこと。我
々は混雑回避で隣のダブルフレークから取り付く。重い体を引きずるように、なんとかニードルの頭までたどり着き、セカンドのビレ
イをしていると、お富が感激の絶叫をあげながら上がってくる。ニードルは初めてというお富、天気も何とかもち、満喫したようだ。
りりぃさん、お富、私。ニードルをバックに撮影。
催しの内容は、11時に受付の後、三沢、工藤両氏のⅠ峰第1スラブの登りの儀。その後、めいめいⅠ峰南面での登攀。下山後は場所を公
民館に移し、5時半より、三沢氏の講演会。題目は「比叡開拓小史」、その後、飲み会というもの。
8時過ぎ、お富と大分駅で待ち合わせ、比叡へ。11時過ぎに会場に行くと、かなりの人だかり。なんでも受付開始前にTシャツ60枚が完
売とか。久しぶりに会う人も多く来ており、なつかしい。
開会式の後、三沢、工藤両氏の第1スラブでの儀式を見送り、参加者はⅠ峰のマルチを分散して登り始めたが、我々は混雑を避け、沢
グルメグループとⅡ峰下部のショートに行くことにした。
9のスラブを登るお富。
10bをトライ中の私。
Ⅱ峰下部は、他にも翼をください、マザーカンテ等秀逸なルートが多い。
昔は賑わったものであるが、今は知る人も少ない。
他にも登りたかったが、5時からの講演会に間に合わせるために早めに切り上げ、お風呂へ。
講演会場。
講演会場はすでに足場も無いほどに集まっている。参加者はクライマーはもとより、ハイカー、地元の人も。このあたりは、たいした
ことだと思う。地域に密着した活動のおかげで、いつ来ても快適に登ることができる。
事前に講演中はビールは2本まで、と言っていた通り、2本を手渡され、空いた席に適当に座り込む。定時に三沢氏による講演会開催。
内容は50年前の比叡の開拓の状況はもとより、世界、日本のアルピニズムの動向など対比した内容で当時を知る人から聞くと、今の自
分は巨人の肩に乗っているとつくづく感じる。
公演が終わると宴会へとその場で突入。
ぞれぞれに車座になって酒を酌み交わす。
皆さん、お年を召し、一見、丸くなったように見える。かつては初登争いに明け暮れ、飲めば暴力沙汰も珍しくは無かった。中にはや
くざと見紛うような人もいた。今でもその片鱗は見える。ひとたび怒れば何をしでかすかわからない。
しろきりさんと
後ろの部屋はご覧の通りの賑わい。
明けて日曜日。
6時前から周りがごそごそするので目が覚める。
いささか飲みすぎてしまった。胃がもたれ、体も重い。外を見ると曇り空。いつ降ってもおかしくない天気。
で、すぐに撤退できるようニードル左岩稜をニードルまで3ピッチ行くことにした。
キーボーさんに聞くと、同じくニードルのノーマルに行くという。メンバーは他に安東さん、しろきりさん、りりぃさんとのこと。我
々は混雑回避で隣のダブルフレークから取り付く。重い体を引きずるように、なんとかニードルの頭までたどり着き、セカンドのビレ
イをしていると、お富が感激の絶叫をあげながら上がってくる。ニードルは初めてというお富、天気も何とかもち、満喫したようだ。
りりぃさん、お富、私。ニードルをバックに撮影。
ダブルフレークからのニードルは私の実力以上のルートで、オールフォローでも登り&ギアの回収で必死でした。苦もなくヒョイヒョイ登って行く84さんはやっぱりすごい!!!
たしかに当時の開拓にかける意気込みはすごいものですね。闘いといってもよいほどです。
ダブルフレークは、久々でびびりましたよー。
今度はセカンドで行かせてください。