今朝の朝日新聞に載っていた、平松洋子さんの
<夏の水撒きが好きだった>から、始まるエッセイ。
『猛暑 ここぞ、の氷ごはん』を読み、心地良いテンポ、
シャープな切り口の文章に、打ちのめされました。
『水ようかん』の文字が出てくる箇所だけ、抜粋してみますね。
>夏は陰影のうつくしい季節だ。つよい光が、くっきりとつよい影を
つくる。みつ豆、水ようかん、ところ天。切り立った断面は
夏の光のなかだからこそ、あんなにするどい。
この後、文章はタイトルの<氷ごはん>へとリズムを上げて
進んでいくのですが、食べ物やその情景を、これほど細やかな
筆致で、そして豊かに描くとは・・・と、すっかり平松ファンに
なってしまいました。
さて、トップ写真は「菓子舗・赤い靴」の水ようかんです。
「8月がスタートしましたね」と、昨日ブログアップの予定でしたが
昨夜はTVでバレエを見ていて、気づくと2日に(笑)。
手作りといっても、お気楽菓子舗なので、市販のこしあん250gと
粉寒天2g、水200ccで作ったものです。
市販のあんこを固めるだけなら、水ようかんを買ってきても
同じようなものですが・・・
やはり、手作りが好きなんでしょう。
明日へ日付が変わろうとしている今も、パン屋開店。
オーブンをつけた暑いキッチンから、PC部屋へ逃げて
きています。きょうは、レーズンパンですが
そろそろ、良い香りが漂ってきました。
さて、明日は、午前中に外出する予定が夕方に延期。
午前中の用事を済ませてから、図書館に行って、
平松洋子さんのエッセイを借りてこようかなと、思っています。
追記:検索したら、読みたい本は貸し出し中のようなので
図書館は中止しました。