真っ赤な 実をたくさんつけたドライフラワーの蔓が、花屋の店頭に並んでいます。これは、クリスマス・リースなどに使う、サンキライの名で呼ばれているもの。じつは、サルトリイバラのことです。
蔓性だけれど、ユリ科シオデ属!
茎には刺があり、茎も節ごとに曲がっていて、サルもこんなヤブに引っかかったら、捕まってしまう―ーということからの名前だそうです。
子どもの頃、田舎でも、見たような・・・。
ただし、実が真っ赤だったかどうかは、記憶にないのです。
けれど、「シオデ」の仲間と聞けば、覚えがあります。シオデは、新芽を味噌汁の具にして食べました。「どんな味?」と訊かれても説明できないのですが、ただ、「おいしかった」ことだけは言えるのです。
トトキなどと同じように、ちょっと山道に入ればあったので、仕事の帰りがけに父などがよく採ってきたのを覚えています。
聞く所によると、「アスパラガスに似た味」だとか。そうかもしれない。
髭のついた新芽の姿も、細いアスパラガスの感じでしたもの。今だったら、てんぷらやマヨネーズで食べたでしょうね。
さて、サンキライです。雌雄異株なので、実がなるのは雌株だけ。私が見たのは雄株だったのか。また、黒い実の熟する、シオデだったのでしょうか。今も謎です。
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