
何年か前に送られて来たさきちゃんの手作り。
ちょっと地味目だけれど、ちいさな中にも、品格も感じられ、愛らしさもある。


この雛を贈ってくれた人は今は亡い。彼女から受けた多くの何気ないことども、もっと感謝しておくべきだった・・・草花の話題、みんなで会う前日にパパッと縫ってきてくれた、”パワーエプロン”、傾斜したくせ字の葉書。1年が経った。
先日届いた軽井沢中学校のクラス会の知らせ。彼女宛の封書は戻ってきたそうだ。もうあの住所にはどなたも住まわれていない。
当時入院されていたご主人様は、無事退院されたのだろうか。息子さんか娘さんのお近くで、平穏に過ごしていると思いたい。