「カラマツの下の花畑」・・・・♪

軽井沢での子供時代に作った落葉松の下の花畑ーー心は今も~!「草花」「99歳の軽井沢物語」「葛西スケッチブック」ほか。  

公園で出会った女の子

2020-03-18 | 99歳Umeさんの軽井沢物語
今は昔ーー
亡き母が、まだ元気だった頃のお話です。

      😊 😊😊 😊😊 😊😊 😊


娘のところに逗留していたある春の日のこと―ー
公園で、子どもたちが元気に遊んでいる姿を眺めているのは、
私にとって、とっても楽しい日課の一つです。
その日も、ぽかぽかと温かい光の中でひとりベンチに座って、
幼い子どもたちの遊ぶ姿に、頬をゆるめておりました。
すると、
2~3歳ぐらいの女の子が、トコトコと、私の前にやってきました。
そうして、私を見つめて、なんて言ったと思う?

「だいじょうぶ? ひとりでも、だいじょうぶ?」

そう言ったのよ。
「だいじょうぶよ。ありがとうね」
そう答えると、女の子は安心したようにお砂場へもどって、
また遊び始めました。
赤い上着を着た、とっても可愛い女の子だったわ!



ーー2006・4・26 <ume>さんの軽井沢物語より



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4 コメント

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こんばんわ...。 (kiyasume)
2020-03-19 21:30:47
子供は純粋ですよね、、
そして敏感です。

カラマツさんが(失礼、名前を知らない物で)
もしかして、その時に寂しそうな佇まいが、
おありだったのかも知れませんね。


今日、あの自分の娘を虐待して殺した、
父親が裁判で禁固16年の判決を受けましたが、
嘘を言い。弁護士に「俺の判決は重いのか?」
と聴いて居たと言います。
私は死刑でも刑は軽いと思って居ますが、

あの男は、刑務所を舐め切って居る。
刑務所の食事はご飯に味の無いきな粉が
少しだけ掛けてあるものと、、

醤油をお湯で薄めた汁だけです。
布団は煎餅布団一つで、冷暖房はありません。

そう言う生活をこれから16年間送るのです。
あの男が刑務所を出所する頃は、可成り
な高齢です。

人生を舐めて居た報いです。

最近、つくづく思います。
今の世は、人生を真っ当に生き様とする
人間が少ないと思います。

人生生活の困窮者は耐えて居ますよ。
何か長文のコメントに成ってすみません。

また来ます。。。。
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公園の片隅で (ルピナス)
2020-03-22 13:21:52
コメントありがとうございます。
昔母が書いた日記のようなもの。
何もかもコロナの重しで心晴れない日々なので、ほっとするようなものをと・・・忖度??
昔、よく日当たりの公園のベンチに、お年寄りが一人で座っているのを見かけました。
せめて、「こんにちは、いいお天気ですね」ぐらいのコミニュケーションを取ればよかった。

判決の出た父親の事件は、少女が痛ましくて痛ましくって、心が溢れます。
誰も助けてあげることができなかったということに・・・。
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Unknown (林 佐知子)
2020-03-22 14:39:19
「だいじょうぶ? ひとりでも だいじょうぶ?」
この女の子は、どんな家庭の子でしょうね。
いつも、こう言って、お母さんをみつめるのかしら?
優しく、純粋で、そして人の心の奥底まで届く眼差しを持っていて…おとなにはもう、見えなくなったものが、こどもには、はっきりみえているので、こどものことばには、耳を傾けたいです。
公園で、こんな宝石のようなことばをかけられたら、心の中に温かな火がともりますね。
心温まるお話、ありがとうございます。
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林さんへ (ルピナス)
2020-03-23 01:04:31
コメントありがとうございます。
この子と母親との温かい心のつながりが、
他所のおばあちゃんへの心の働きに。素晴らしいですね。
帰ってくるなり話してくれた母は、よっぽどうれしかったのでしょう。
今は昔ーーー。
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