雨上がりの道で、かの花は露をふくんで美しく佇んでいました。
早乙女葛(さおとめばな)という良い名があるのに、わざわざ強烈な名前がまかり通っています。
インパクトのある 意地悪い名前のほうが覚えやすいし、人は好きなんですね。
花の名だと臆面もなくそう呼べるらしい。
早乙女花 ベロニカ
みんなこんな素敵な名前があります。
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夕暮れの道で、ホタルガにであった。
マンションの一階ぐらいの高みから、高く低く惑うように飛んで、
スイーっとは飛ばない。
「秋の中に迷い込みましたの」とでもいうように。
道を急いでいるのだけれど、纏わりつく黒いドレスが・・・・
急がなくっちゃあね。もう夏ではないのだから。
*追記*10月3日、またも夕方、ホタルガにであった。
家の近くの十字路で地上1メートルぐらいのところを飛んでいた。
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