ヒマヒマノキ ~歩いて、見て、楽しんで~

庭園・街の花、まつり・名所。いろいろな出会いを,その時々の想いを交えて、皆様にお届けします。

自然とともに ~アケビ、カタクリなど:地域の花~

2022-04-07 | 散歩

コロナがやや収まってきているというのに、

出かけるのがなんとなく億劫です。

家で過ごしてばかりでは、よくないのはわかって

いるんですがー。

そんな折、「俺、退院したよ」と友人から電話がありました。

ちょっと難しい手術だと聞いていましたので心配でした。

しかし、手術は成功し、2週間ほどの入院ですんだようです。

「平均寿命くらいは何とかなりそうだから、あとはなるように

なるさ」と、実にあっけらかんとしています。

逆にこちらが元気づけられました。

ともあれ、またぶらぶら歩きです。

 

ソメイヨシノは、近くではほとんど花は散ってしまいましたが、

このシダレザクラはいい具合に花をつけていました。

近場では、桜はこれが見納めかもしれません。

 

ちょうど通りかかった方が、これはハナモモですよと

話してくれました。ずいぶんと濃い紅色の花です。

鮮やかです。

 

これはハナカイドウです。数日前に通りかかったときは

一番上の写真のように蕾も多かったのですが、一気に

咲いたようです。

こちらはうす紅色ですね。

 

昨年ブロガーさんから教えていただいたアケビの花です。

今年もクリーム色の花を咲かせていました。

見えているものは雄花です。まだ開いていない長い花が

一本ありますが。これがひょっとして雌花かも知れません。

 

二日後、もう一度アケビの花を見てきました。

これが雌花です。

お庭で手入れをされておられる方にお聞きしましたら、

「最近は実が出来なくなってー」

「でも淡い色の花を楽しんでいます」とのこと。

実が出来なくても、本当に素敵です。

 

カタクリは少し遠いところの崖地に点在していました。

守る会をしているボランティアさんと出会い、つい長話。

「昔はもっと先まで咲いていたんですが、それでもずいぶん

増えました。花びらについている模様は、一本一本違うんですよ。

薄紫の花ばかりですが、今年一本だけ赤い花がありました。

これを撮る人が多いですね。」

優雅です。

 

通りの花壇に、チューリップと書いてありましたが、一見すると

ユリのようです。検索すると、どうやらレディージェーンという

品種のようです。

 

バクヤギクというようです。

毎年、しっかりと花を見せてくれます。

 

野草も柔らかな色合いを見せていました。

ムラサキハナナ(オオアラセイトウ)です。

以前このブログで紹介しましたが、思わぬところに

密集して咲いているのを発見しました。

意外にも、交差点のちょっとした空き地です。

これなら、ネモフィラにも対抗できそうです。

 

こちらは、ハナニラです。

ハナニラだけだと控え目ですが、パンジーなどとコラボすると

白が鮮やかに映えます。

 

ひっそりと咲いていたシャガやニリンソウには、優艶さを

感じます。

悲惨な戦争報道が続いています。

こうした花たちを見るにつけ、なぜ人間は自らを自然の一部

なのだと感じることができないのか、胸が張り裂ける思いです。

コメント (2)
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