とうとうインフルエンザになってしまいました。
A型です。予防接種はしていたのですがー。
かかりつけのクリニックでもらった薬を飲み、
この4日ほどひたすら寝ていますが、
依然として夜になると熱がヒートアップ。
というわけで、ここ数日皆様方のブログにお邪魔
することができません。
新年はなんとか元気で迎えたいと思っています。
皆様にもくれぐれもご自愛の上お過ごしください。
とうとうインフルエンザになってしまいました。
A型です。予防接種はしていたのですがー。
かかりつけのクリニックでもらった薬を飲み、
この4日ほどひたすら寝ていますが、
依然として夜になると熱がヒートアップ。
というわけで、ここ数日皆様方のブログにお邪魔
することができません。
新年はなんとか元気で迎えたいと思っています。
皆様にもくれぐれもご自愛の上お過ごしください。
今日はクリスマスイブ。特に何かする予定が
あったわけでもなかったのですが、2・3日前
から咳き込んでいた家人がとうとう熱をだして
しまいました。
インフルエンザが流行っているようです
から、うつってしまったかもしれません。
いつも行くクリニックは、先生の体調不良で、
何と臨時休診。こんなことってあるんですね。
そんなわけで食事とか買い物とか、外出する
わけにもいきません。
ブログのほうは、この1週間ほど撮りためて
いた写真をアップすることにしました。
花壇のコニファーに、クリスマスの飾り付け
がされていました。てっぺんに星、きらきら
したネックレス、ナンテンのアクセサリーも
つけています。可愛らしい飾りつけです。
手入れをされている方は、きっと優しい方
なんでしょう。
近くには、赤い実をつけたナンテンの木が
数本。さらに、赤い実をつけたヤバネ
ヒイラギモチ。ちょっと離れたところには、
ヒイラギが白い花をつけていました。
花壇が、ちょっとしたクリスマス仕様に
なっていたんですね。
散歩コースで、今の時期に咲いている花を
アップしてみました。
ヒイラギナンテンの仲間になると思いますが、
マホニアチャリティです。大きな木で2m以上
はあります。黄色い花が直立しています。
冬の時期に咲くので、良く目立ちます。
ヒイラギという名前はついていますが、
堂々とした花木です。
よく見かけるキクですが、種類はよく
わかりません。園芸種なんでしょうが、
同じ株から白い花とうす紫の花がでて
いるので、面白いとおもって撮って
みました。
ヒガンバナの仲間のネリネ。
12月下旬になっても花が咲いています。
随分と開花している期間が長い花ですね。
別名ダイヤモンドリリー。
上の2枚の写真のうち、2枚目は壁際に
ポツンと咲いていました。
忘れられていたのかもしれません。
忘れた頃といえば、ブラシの木の花です。
いつも夏に咲いていますが、去年は11月頃
に、二度咲きしていました。
今年は、いわゆる「温暖化」の影響で、
今頃花をつけたのかもしれません。
冬ザクラは、毎年今頃花をつけます。
今年も可憐な花びらを見せてくれました。
来年3月頃に河津桜が咲くまでの間、
少しづつでも咲いていてほしいと思います。
それにしてもインフルエンザの流行は、
今年は早いような気がします。
予防接種は受けていますが、決して
かからないという訳にはいきませんから、
うがい・手洗いの励行をして、明るく
新年を迎えたいと思っています。
皆様もお体大切にして下さい。
ここ数日青空が広がる毎日です。もっとも、
そのぶんだいぶ冷え込むようになっていますがー。
平日に、新宿御苑に出かけました。もう何年も
行っていません。本当に久しぶりです。
実は、新宿御苑を行き先に選んだのは、見たい
ものがあったからなんです。
それは「気根(呼吸根)」なんです。
さて最寄り駅につき、今回は「新宿門」から
入場しました。写真には撮りませんでしたが、
平日とはいえ、入場チケットを買う人の列が
できていました。外国からの観光客が多い
ことには、今さらのように驚きました。
ゲート脇の銀杏です。黄葉は見頃を過ぎつつ
ありましたが、やはり写真映えがするのでしょう。
黄色い落ち葉の中で、ポーズをとる人が
たくさんいました。
入場してすぐに、すっくと伸びる
メタセコイヤの木を見つけました。
かなりの高木です。
梢のほうの紅葉はもう終わっているよう
でした。実は、始めに書いた気根(呼吸根)
を持つ木というのは、このメタセコイヤでは
なく、その仲間になりますが、ラクウショウ
(落羽松)です。
太い幹にプレートが出ているラクウショウ。
案内板には、「この木はスギ科(注:現在は
ヒノキ科に分類されているようです)の
落葉針葉樹。湿地や沼地に生育し、地面に
ごつごつ出ているのは気根と呼ばれるもので、
酸素を取り入れる働きをしている。」と
説明がなされています。
紅葉がとてもきれいな樹で、2年前に練馬区
の光が丘公園で、写真に収めています。上の
2枚の写真がそれです。ただ、光が丘の樹には、
「気根」がでていませんでしたので、いつか
みたいと思っていました。
さきほどの説明板を読むと、新宿御苑のラクウ
ショウは樹齢100年以上と出ています。
まさに巨木です。
幹周りは3mくらいあるかもしれません。
日本全国でほかにもこんな大きな木がある
のかどうか。
上の写真で、あたかも鍾乳石のように屹立
しているのが気根です。
地面が赤くなっているのはおそらく落葉した
葉ではないかと思います。自然が造り出した
美、異次元の光景です。
気根は、酸素をとりいれるそうですが、
なぜ地中に根を出しているのか。葉だけで
は生きていけないのか。
ラクウショウは、マングロウブの仲間です
が、マングローブと違って、海水の中に
根をはっているわけではないですし、
不思議です。
念願かなったところで、この機会に日本庭園
を見にいくことにしました。
新宿御苑は、1591年に徳川家康の家臣の
大名屋敷の庭園として造られ、明治に入り
国のの農事試験場を経て、宮内省の御料地
となり、明治39年(1906年)に皇室庭園
として造営されました。
戦後は「国民公園」として位置づけられ、
現在環境省所管の公園として一般公開され
ています。
新宿御苑は三つの庭園(風景式庭園・
整形式庭園・日本庭園)からなり、
日本庭園はその一つというわけです。
さすがに趣のある庭園です。
日本庭園には、晩秋の気配が漂っていました。
園内の通路際に、ツツジでしょうか、
数輪の花を見ました。
さらに、早咲きのスイセンの花も
見られました。遠い先の春の準備を
しているのでしょうか。
都内でも随一の大庭園を楽しんだ一日
でした。
先日の土・日(12月7日・8日)、
好天の東京から向かった先の高山は、
一転して雪でした。
7日に宿泊した奥飛騨の温泉は既に雪で、
深夜にはかなりの積雪となりました。
高山の市街地は積雪とまではいかなかった
ようですが、郊外は白一色でした。
何度か訪れている高山の町ですが、
雪の中を巡り歩いたのは初めてでした。
最初に訪れたのは、746年(天平18年)の
創建になるという飛騨国分寺。
奈良時代中期、聖武天皇が全国にその建立
を命じた国分寺の一つです。
以前、このブログにアップ済みですが、
その時は私は見に行けませんでした。
とりわけ見たかったのが、樹齢1250年以上
とされる大イチョウです。樹の周りは
イチョウの葉で覆われていました。
境内の鐘楼・庫裏・本堂・三重塔と
イチョウのコラボは、舞い降りる雪と
ともに思い出深いものとなりました。
続いて向かったのは、朝市が行われる宮川
の川沿いの通りです。午後の時間帯でしたので、
人の姿もまばらで、通りは静かでした。
おそらくこの雪の中でも、午前中は観光客で
賑わっていたことでしょう。
朝市の通りを横切り、古い商家や町屋が続く
「古い町並」を見て回ることにしました。
依然として雪は降り続いています。
木製の看板や格子窓、黒い壁などの店を
カメラに収めましたが、さすがに冷え込んで
います。首をすくめながら歩いていると、
とある建物の前で「よかったらどうぞ
お入りください」と呼び止められました。
町家風ですが、入り口はちょっと固そうな
雰囲気です。一瞬逡巡しましたが、
せっかくですので、入ってみました。
案内板には「村半:高山市若者等活動
事務所」と出ています。
どうやら市の施設のようです。
招き入れてくれた男性スタッフの方が、
建物の部屋や庭や蔵などの概要を説明
しながら、内部を案内してくれました。
最初に案内してくれたのは、建物の
主要な部屋である「本座敷」。
ここは賓客をもてなす座敷。障子を
左右に開くと、簡素ながら趣のある中庭が
目の前に広がりました。まるで絵画です。
寺院などにある「額縁庭園」とでもいう
感じです。
本座敷の隣にも座敷があり、立派なつくりに
なっています。ここからも中庭が見通せます。
部屋の雰囲気に合わせて据えられている
テーブルは、長持ちをリメーク。椅子は、
地元の木工スクール生が制作したもの。
いずれも最近の制作だそうで、
このことはパンフであとで知りました。
茶室が設けられていました。
ここで、賓客との茶会もなされたので
しょう。通りに面した戸口を開けて、
坪庭から直接賓客が入る様式になって
いました。
主な部屋を見終わって上り口の土間
から内部を見ていると、女性スタッフ
の方がやってきました。
この建物の来歴が書かれたパンフを
渡しながら、詳しくはユーチューブ
などSNSも見てくださいねとニッコリ。
ちなみに、パンフによると、この「村半」
という建物は、明治8年(1875年)の大火
直後に再建されたもの。10数年後に
この建物を所有した村田半次郎という実業家が、
建物を増改築をしてほぼ現在の姿にしたもの。
村田半次郎氏は、「繭」の卸売りを営んで
いた明治・大正期の豪商で、
屋号の「村半」は同氏の名前にちなんだ
ものだそうです。
女性スタッフが熱く語ってくれたのは、
ここで行われている活動と、この歴史的な
建物を、市が、若者の学びと一人ひとりの
結びつきの場として設置運営していること
のねらいでした。
「高山の高校生の多くは、地元に大学が
ないため、卒業すると市を離れていく。
そうした若者が高山に帰ってきたときの
交流の場となり、また市内外の若者が
活動を通じ、きずなを結ぶ場となり、
その力を未来の高山の地域づくりに
つなげていってほしいです。」
「さんまち」は、雪の降る中、多くの
観光客で賑わっていました。
観光で活性化が図られている高山ですが、
その一方で、若者の力を地域づくりに
活かしていこうとする行政の取り組みが
なされているんですね。
高山の魅力の別の側面を知り、次にいく
機会があったときは、もう一度聞いて
みたいと思いました。
今回「村半」のことをブログにしながら、
女性スタッフの言葉を思い出しました。
「写真はいいですね。後で写真を見る
とき、思い出すものがあります。
だから写真で二度旅をすることになるん
ですね」
そんなブログをつくることができたら
うれしいのですが、そう簡単には
いきません。毎回悪戦苦闘です。
文京区目白台にある肥後細川庭園です。
ここは、江戸末期、熊本藩(肥後藩)の
藩主であった細川家の下屋敷があった
ところです。
これまで一度も訪れたことがありません
でしたので、楽しみなものがありました。
庭園は、目白台の台地の斜面に植えられた
木々や池の周囲の野草が、池の水面に映える
という趣のある庭園です。
正門を入ると、左手に「松聲閣」と呼ばれる
建物がありました。これは細川家の学問所
だったもの。写真は庭園内から撮ったもの。
大正期の建物のようです。
園内に入り、早速に池の周囲をめぐりました。
周囲の木立が水面に映し出される様子は、
まさに絵に描いたような光景です。
どの角度からみても趣のある光景を描き
出しています。とりわけ、園内各所の松に
施された雪吊りは、晩秋の庭園の風情を
表していて、見事というほかはありません。
こうした光景をみていると、陽光が
つくりだす自然の美しさには、言葉では
言い尽くせないものを感じます。
小高い丘の小道に立ち、池を見下ろして
みました。青空を映し出した水面は、
木立の紅葉を際立たせながら、いっそう
庭園を美しいものにつくりあげていました。
庭園は木立だけではなく、巧みに野草が
配置されているようです。
とりわけ印象深かったのがツワブキです。
群生させて良し、鑓り水(やりみず)に
重ねるも良し。
松聲閣の建物脇に、夏みかんのような
大きさのミカンの実がなっていました。
一般に青みかんといわれるものでしょうか。
優雅な光景の中で、ちょっとユーモラスで、
ほっこりするものを感じます。
ともあれ、陽光に映える紅葉の美しさ、
それが自然がもたらしてくれる美しさ
でしょう。
実はこの時期、庭園は夜間にライトアップ
が行われ、陽光のもとでの美しさとはまた
別の、煌びやかな美しさが描き出されて
いました。
日中の陽光のもとでの紅葉とは違った
灯り(ライト)のもとでの美しさです。
その写真が以下です。文章の解説は野暮
というものです。それよりも、その贅沢な
美しさをご堪能ください。
陽光が描き出す美と、灯り(ライト)が
描き出す美。
幕末の細川藩主が、これら二つの美をご覧に
なったとしたら、果たしてどんな言葉を発せ
られたでしょうか。
「和の美こそ、本来の美ではないか」
「洋の美も、見事なものではないか」
さて・・・。
12月に入りました。都内の公園も随分と
色づき出しているようです。さてどこに行って
みようか。
昭和記念公園のイチョウの黄葉がテレビで
伝えられていました。それから数日経っています。
ちょっと見頃を過ぎているかもしれません。
いつものように西立川口から入っていくと、
中央の池はすっかり秋のバージョンです。
午後もやや遅い時間になっていました。
数隻のボートが、湖面に映る色づいた樹々を
波紋で揺らしながら、進んでいます。
ボート乗り場の手前の大きなメタセコイヤが
赤く色づいています。堂々と聳え立っています。
イチョウ並木の案内役といった風情です。
イチョウ並木を見通せるところまで歩いて
行きました。すると、真っ赤なモミジが
「イチョウ並木は、ここを左に曲がればすぐ
ですよ」とアナウンスしています。
「はい、イチョウ並木に到着です」と
受け付け役をしているのは、夜間ライト
アップ用の櫓の照明たちです。
ライトの点灯までは1時間以上あります
から、目下案内役に徹しているようです。
青空を背景に、軽やかに伸び上がろう
とする雲。その下には、どっしとした
雲。雲の動きの中で、ゆったり構える
イチョウ。自然はいつも私たちを
飽きさせません。
「かたらいのイチョウ並木」と名付け
られている通り。
人出がそれほど多くはないこともあり、
ゆったりとした時間が流れています。
誰もが思い思いに黄葉を楽しんでいる
ようです。静かな晩秋のひと時です。
通りは、踏みしめられたイチョウの葉で
びっしりと覆われています。
パウダーのようになっているのは、
これまでたくさんの人が行き交ったから
でしょう。
見上げれば、イチョウの葉が、
光の中で、黄金色に輝いています。
まさに自然が生み出すアートです。
通りの両側には、たくさんの落ち葉。
その中に埋もれたライトがスタンバイ。
陽が落ちてライトが点灯すれば、
人工のアートの世界です。
陽の光のアートで十分堪能できるはず
ですが、さらにライトで浮かび上がらせる。
黄金色がまた違った色に変化する。
なんと贅沢な秋の楽しみ方でしょうか。