中国迷爺爺の日記

中国好き独居老人の折々の思い

初詣

2008-01-03 21:43:50 | 身辺雑記
 H君夫妻と彼らの友人のH君と一緒に、西安から来ている邵利明(明明)を大阪天満宮に初詣に連れて行った。明明は昨年の10月に大阪の会社に就職し、1年間滞在することになっている。慣れない大阪弁の中で勤務も少し厳しく、ストレスから昨年末にやや自律神経失調気味になっていたので、気晴らしにと思って誘ったのだが喜んでやってきた。

 大阪天満宮に通じる商店街は日本一長いと言われている。正月らしく賑やかに売り出しをやっていたが、天満宮の門前市のような雰囲気でもある。


多くの人が詰め掛けて、境内は雑踏していた。


 本殿の前には参拝客が押しかけ賽銭を投げて拝む。本殿の前面に賽銭を止める網が張ってあるのは少し味気ない。本殿では巫女が神楽を奉納していた。


 子ども達が長い算盤を使って、技能を奉納していた。天満宮に祭られている菅原道真は天満天神とされ学問の神である。


 お御籤を引く明明。「吉」であった。解説してやると喜んでいた。


 お御籤を枝に結ぶ。明明の引いたものは「吉」であったから、持ち帰った。


 今年の干支の絵馬を買ってやった。願い事を書いて奉納するのだが、記念に持って帰らせた。


 この天満宮は天保8年(1837年)の大塩平八郎の乱の際に焼失し、弘化2年(1845年)に再建されて現在に至るという。東西にある唐門の両側には鯉に龍の図柄の金属製の燈篭があるので、唐門は登龍門とも呼ばれている。ここを通り抜けることができれば立身出世すると言う関門である。


 境内はそれほど広くはないが、小さい社が多い。

 白米大神


 稲荷神社




 吉備社

 
 祈る明明


 境内の出店



 初詣などは久しぶりにしたが、明明はやはり異国の風習に興味を惹かれたらしい。