ブログで知り合ったメル友のYさんに誘われて京都の嵐山に行きました。Yさんの知人が経営している小じんまりした「恋歌茶論」という雑貨も扱っているカフェで、隔月ごとに歌の会があり、それに参加しました。YさんのほかにYさんの仲間も4人(男女2名ずつ)参加しました。
Yさんは初対面ですが、メールを通じていろいろ意見を述べ合って気持ちが通じていました。同行した4人はもちろん全く初対面で、Yさんと同じ大阪府のある町に住んでおられて、自治会の活動やダンスをやったりされて、至極気の合った仲間同士のようでしたし、皆気の置けない人たちでした。互いに自己紹介してから簡単な食事をしました。いろいろと話がしたかったのですが、この日は、Fさんというギターを弾きながら歌う人のリードで皆が歌う会でした。用意された昭和の、と言ってもあまり古くない歌を歌いましたが、その方面ではまったくの野暮天の私が知っている歌はほんの少ししかありませんでしたが、途中でYさんとダンス仲間の女性のTさんが踊りだしたりして、なかなか楽しい雰囲気でした。曲は知らなくても、配られた歌詞を見ていると、恋を歌ったものでも純情なものが多く、「ああ、こんな時代だったのだな」と、今頃のわけのわからない歌と比べて懐かしくなりました。
私は少し遠くから来ていたので先に帰りましたが、せっかく知り合った人たちともっと話ができればよかったのにと、その点が心残りでした。このような遠方の友は、これからもめったに会って話す機会がないでしょう。身近にいていつでも会える友人はもちろん良いものですが、このような遠方の地の友というのもまた、なかなか得難いものだと改めて思いました。前にも書きましたが、人恋しくなっている時に最近新しい知人ができて嬉しい思いをしたのに、これでまた新しい知己が増え、幸せなことだと思います。
(朝の散歩から)
バラ(4)
最近はバラの写真ばかりですが、あちこちにいろいろな色や形のものがあり、つい目を奪われて撮ってしまいます。もっと腕がよく、カメラもよかったら「女王」の風格が分かるのですが、「宮廷写真家」としては失格ですね。