中国迷爺爺の日記

中国好き独居老人の折々の思い

孫娘とデート

2012-05-27 11:06:56 | 身辺雑記

 一番上の孫(長男の娘)が電話をかけてきました。土曜日に大阪に行くから会ってお昼ご飯を食べない?というもので、即承知しました。この子は22歳になり、今年の春に公立幼稚園に就職しました。まだまだ新米とは言え、それが会いたいと言うのですから嬉しかったですね。小さい時から「オジイ、オジイ」と言って懐いてくれた子ですが、それがもう社会人になった、感無量のものがあります。

 当日は待ち合わせ場所のJR大阪駅で会い、すぐにレストラン街に昼食に出かけました。ちょうど昼時だったのでどの店も満員でした。何が食べたいと尋ねると中華が良いと言い、ある店に決めましたが、辺りは人が多く初めて行った場所なので私にはどうすればよいか分からなかったのですが、彼女は近くにあった案内板で調べてから、「様子を見てくるからオジイはここにいてね」と言って近くの空いていた椅子に私を座らせ、その店を探しに行きました。しばらくして戻ってきて、2,30分くらいの待ちらしいと言うのでよかろうとその店に連れていってもらいました。行ってみると店の前に並んでいる椅子の一つにパンフレットが置いてあり、私のために順番が確保されていました。学生時代はどちらかと言うとそれほど機敏な子ではなかったのですが、今度改めてその様子を見るときびきびしていてソツがなく感心すると同時に、ああ、大きくなったのだなと思いましたが、いかにも都会が不案内な老人が、都会慣れした若い娘に世話されているようでおかしくもありました。 

 メニューは同じものを頼んで、幼稚園のことなどを話しながら楽しく過ごしました。いつもなら食事の後で喫茶店に行きゆっくり話をするのですが、その日は夕方から劇団四季のミュージカルを大学時代の友人と観に行く予定があり、その友人とショッピングのための待ち合せをしているとかで、すぐに別れたのは少し心残りでした。別れてからしばらくその後ろ姿を 見送りましたが、あのコロコロした小さな子が、もうあんな娘になったのか、いくつになっても年寄りだと敬遠したり嫌ったりないで親しんでくれる、改めて孫と言うものはいつまでたっても可愛い存在だと思いました。 

 人混み疲れをしてすぐに帰り、最近知った喫茶店でしばらく雑談をして家に戻り、ちょっと昼寝をしてから温泉に行き疲れをとりました。帰りはすぐそばの川にかかっている途中にあるベンチで休んで涼み、家に帰って少し遅い夕食をとって寝ましたが、良い一日でした。

 

(朝の散歩から)

 名前のわからない花が多くあります。