くるくるおにぎり日記

日本で唯一市販された
ロータリーエンジン搭載オートバイ
スズキRE5!
走っていじって楽しみま~す!

HONDA XE75Ⅱ ボーリングからの復活

2023-06-09 22:52:55 | XE75-Ⅱ
ドカのベントが我家にやってきてガレージから締め出されたのがXE75Ⅱ σ(-ε-` )ウーン
オリジナルの75㏄エンジンは購入当初から度々煙を吐いていた
これまでにピストンを入れ替えてみたり、バルブガイドにバルブを交換したものの
まだ僅かに煙を吐き続けていた
ひょっとしてシリンダーの摩耗もあるんじゃないかとボーリングに出す事に
そんなシリンダーが戻ってきたので早速組み上げたのでした


井上ボーリングから戻ってきました




当然ながらメチャ綺麗です


オリジナル寸法の社外品ピストン


ピストンを取り外しました
とってもシンプルなホンダの縦型エンジン








新旧ピストンの比較
同じメーカーのピストンだけあって、ボアの違いだけでそっくり
ボーリング屋さんにはシリンダーとオーバーサイズのピストンを送りました


ピストンを組みました
サークリップを落とさないようにウエスで穴を塞ぐのは言うまでも無い(この時点では慎重でした)


チェーンテンショナーをシリンダーに仮組




テンションロッドがシリンダーと面一になっていますが、実際にはもう少し深くしないと
カムチェーンスプロケを取り付けるときに苦労します


新しいピストンに新しいガスケット 
ピストンリングは合口が120°間隔になるようにしておきます






シリンダーヘッドを載せましたが、この後事件が起こります


カムシャフト、ロッカーアームを取り付けている際にワッシャーをカムチェーンのトンネル内に落としてしまったのです (。ノω<。)ァチャ-ー
ヘッド、シリンダーを外し覗きこむとチェーンの下にチラホラ見える状態
あっ、引っくり返せば落ちてくるじゃんと引っくり返すと
オイルがジャバジャバ落ちてきたのでした ∑(゚д゚)ガーンヽ(д`ヽ≡アタフタ≡ノ´д)ノ
そや、これ2ストと違うんや・・・




気を取り直して再度組み上げます
バットのオイルに浸かっているエンジンが物悲しい (´・д・`)ショボーン


組み上がったエンジン
ヘッドガスケットがメタルの薄いタイプとなっているので、タペットクリアランスは調整しました(0.05)


仕事帰りに実家ガレージに待機しているフレームにエンジンを載せます


軽いエンジンなので(オイル抜けてるしww)かんたんに積めます




マフラーや外装を取り付ければ完成
左サイドカバーは自宅に忘れた (*ノ∀`*)エヘッ
翌日、オイル交換からの始動を考えていたのだけど、工具忘れた (*´-∀-)フフフッ

HONDA XE75Ⅱ ボーリングからの復活


で、本日オイル交換を済ませて無事始動にこぎつけました (ノ≧∀)ノわぁ~い♪
ただ、アクセルワイヤーの取り回しを間違ったみたいで右にハンドルを切ると回転が上がる
キックも下がって引っ掛るし 次回に直すか

XE75-Ⅱ ボーリングの準備

2023-04-08 23:31:48 | XE75-Ⅱ
通勤に活躍中だったXEなれど、先延ばしにしていたシリンダーのボーリングに出す為に
会社の帰りに実家ガレージに寄り、保管中のXEの腰上をばらす事に


ヘッドカバーはボルト二本を緩ませれば外れ、フラマグを回し上死点に合わせてからカムスプロケやカムを取り外します


フロントのハンガーを取り外し、リヤの上側のシャフトを抜けばエンジンを降ろさずにヘッドとシリンダーが抜けます が




ヘッドとシリンダーが外れず結局エンジン降ろしました (*ノ∀`*)エヘッ
実家ガレージではこれ以上の作業が出来ないので、ガレージに持ち帰り無事に分解
ま、早いとこ内燃機屋さんに出さなきゃなぁ σ(-ε-` )ウーン

ホンダ XE75-Ⅱ バルブガイド交換

2022-05-07 22:49:59 | XE75-Ⅱ
20数年前に購入したXE75-Ⅱ!
当初よりオイル下がりの症状が出ており維持するには厳しい事もあり80㏄のエンジンに積み替え75㏄はお蔵入りとなっていた
ところが、80㏄エンジンを他車に使う予定が出来た為、整備する事に
メニューとしてはバルブガイド、バルブ、シートワッシャー、ステムシールの交換等
難易度の高いバルブガイド交換が必須で色々と情報集めました


ヘッドカバーを外し、ナット4個とサイドのボルト1本を外せばヘッドは外せますが、カムスプロケットを取り外す時に
カムチェーンを中に落とさないように注意します


バルブを専用工具で取り外します、バルブを縮めてコッター2個を取り出せばバルブとスプリングを外せます


バルブガイドを外すにはヘッドを温める必要があり、ストーブや七輪で温める方法やオイル風呂に入れる等あります
今回は小さなヘッドでしたので百均のアルミ鍋とサラダオイルで煮ます(笑)
温度は200℃以上との事で、300℃まで測れる温度計買いました




鍋からヘッドを取りだす時は慎重にしないと大火傷します
危うく指を素揚げにするところでした ァヮヮ((゚д゚;))
ヘッドも高温なので手袋、ウエスは必須です
バルブガイドは手作り工具でいとも簡単に抜けました ъ(゚Д゚)グッジョブ!!
取り付けも予めOリングを組んだバルブガイドを素早く差し込みます
硬いなと思ったら再度サラダオイル風呂に入れ直せばOKです






バルブガイドを打ち込んだら常温になるのを待ちリーマーで穴径を仕上げます
マニュアルには5.48㎜のリーマーとありますのでそのサイズで仕上げます
注意点は切削油を使用する事、エンジンオイルと灯油を混ぜたものでもいけるみたいです


バルブの擦り合わせ
何でも量産エンジンはガイド穴とバルブシートを一度で切削するらしく、ガイドを交換するとズレてしまう事があるそうです
ここは懸念する案件でしたが幸いな事にズレてはいないようでした (*´∀`*)ホッ-3






擦り合わせが終われば、組んでいきます
バルブ、ステムシール、スプリングシートは新しくしました
コッターを嵌めこむのに少々苦労しました


ヘッドガスケットは厚みのあるタイプがオリジナルでしたが現在は廃番となりエイプの薄いガスケットになります
この際、オイルシールは使わないです




ヘッドカバーを取り付けカムスプロケを取り付けたらバルブクリアランスの調整
何とか夕方までに組み上げる事ができました

2日目
午前中に福井方面にツーリングに出ていたので作業開始は午後3時くらい
エンジンの積み換えだけだしと余裕かましていたら作業終了は夜になってしまいました






色々と部品を外してゆくと、脱落した部品や緩んでいる部品があるんですねぇ (ノω・`o)ァレマッ


80㏄エンジン降ろす前


75㏄エンジン載せた後
ビジュアル的にあんまかわらへん
エンジンを掛けられるまで組み上がったけど、この日に火が入ることはなかった (;゚д゚)ェ. . . . . . .

3日目
昨日の症状から、点火時期とキャブに問題を抱えてみるみたいと推測
実は75㏄エンジンのフラマグローターは訳ありでひょっとしてみたいな
火花は飛んでいるけど、ポイントがFマークを過ぎても開いている様子がないんだな
で、先般手に入れたCB50エンジンのフラマグローター使います


不良なローター 進角ガバナーが怪しい (¬з¬)ジロリ!!


CB50のポイントベース なんとコイルがひとつ付いてない(ヤフオクで仕入れたが、バルブやカムチェーンの入ってないとんでもエンジンでした)


ついでにキャブもジェットのチェック スロージェットが詰まり気味でした


ローター交換、点火時期調整でキック一発始動 (ノ≧∀)ノわぁ~い♪
様子見で買い物に出掛けたけどアイドリングがハチャメチャだったんで、帰宅後オイル交換とキャブ調整でようやく納得いく状態となりました
GWが終わるまでに仕上がって良かった ぅん((´д`*)ぅん


ホンダ XE75-Ⅱ バルブガイド交換

行きたかった場所へ

2021-06-27 18:53:35 | XE75-Ⅱ
以前からカレンダー等で知ってはいたけどなかなか訪れる機会がなかった
滋賀県と福井県との県境の『おにゅう峠』に今月の初めに行ってきた


滋賀県側から探索していく事も考えたのだけどふらっと福井県から走ってみたく若狭西街道から山ん中へ




結構きつめのヘアピンを通り抜けると開けた尾根近くに


遠く若狭湾が望めます






おにゅう峠に到着!
秋の紅葉の頃には多くのハイカーやバイカーで賑わうんだそうな (o'∀'))フムフム


滋賀県側は山また山


福井県側は海が見えます


峠を降りてきていつものところで暫し休憩
今回は取り回しが楽なXE75‐Ⅱ 楽しかったです (*^─^*)ニコッ