くるくるおにぎり日記

日本で唯一市販された
ロータリーエンジン搭載オートバイ
スズキRE5!
走っていじって楽しみま~す!

BULTACO STREAKER 125 復活の日

2023-11-29 00:41:54 | BULTACO STREAKER 125
去年のまだ暑さが残る9月の休日
少し時間があったので久々にSTREAKERを引っ張り出し、山道へとハンドルを切ったのでした
緩やかな上りこう配をアクセル全開で駆け抜けようとした時
突然、カリカリという異音と共にスローダウン「(*゚ロ゚)ハッ!! 焼きつき?」
アイドリングはしているが、アクセルを開くとストールする あれ?(・ω・)


FBに困ったなぁと呟いたところ、遠路はるばる宝塚から救援隊がやってきてくれた ♪感謝☆(人゚∀゚*)☆感謝♪
ガレージに降ろされたSTREAKERは奥深く眠りにつくのであった

そして、1年の月日が流れ
BULTACOショックからようやく立ち直る事ができ、STREAKERはガレージ奥から引っ張り出される事に






まずはキックは降りるのを確認
二次圧縮も問題はなさそうで、やはり1年前と同じでアイドリングはするがアクセルを開けるとストール
チョークを引くと、アクセルになんとかついてくる感じだがストール




インテークに亀裂があり、二次空気の進入も考えられるが事態は深刻そうで
取りあえずエンジンを降ろす事に








SUTREAKERのエンジン脱却はとても簡単で、サブフレームを4ヶ所とフレームの1ヶ所外すと降ります




ヘッドカバーを外すと、とても嫌~な光景が ァヮヮ((゚д゚;))




シリンダーを外します
ちょこっとピストンが現れました


あっ、割れてる ∑(゚◇゚; )ゲゲッ




粉々になったピストンだった物が、ポートやらクランクに


幸いな事に、シリンダーに大きなダメージは無さそうです (。・∀・。)ホッ-3


エンジンを降ろす時には配線の分岐部は画像で残しておかないと分からなくなっちゃいます
国産車なら、カプラーで分かりやすく親切




ピストンは外して採寸します
30数年前に消滅したメーカーだけに、ピストン探しの旅は長くなりそう


クランク室はしつこいぐらいに清掃しました


エンジンが降りたSTREAKER

幸いな事に、オリジナルのピストンは見つからなかったけど、アメリカにワイセコのピストンが
残っていました (ノ≧∀)ノわぁ~い♪
ただし、注意しなければいけないのがBULTACOの125にはボア違いのピストンが3種類あり、STREAKERのように
ブーストポートに対応したブースト穴が空いているピストンがあります






ワイセコのピストンが届きました
残念ながらブースト穴が無いタイプでしたが、ボア径は一緒の54㎜となっています
ピストンリングと、サークリップが付属しています




フライス盤でブースト穴を開けました
リングの厚みや位置が若干異なるので、オリジナルと同じ位置に穴を開ける事はできませんでしたが
無いよりは良いだろうと前向きに






ピストンを組む前に、シリンダーガスケットを切り抜いておきます




付属していたピストンリングとサークリップ
どちらも国産車にはない形状で、特にサークリップは?でした




サークリップの形状はキーホルダーのリングを薄くしたような形状で
片側をピストンの溝に嵌めこみ、小さなマイナスドライバーで徐々に落としてゆくと問題なく嵌める事が出来ました




シリンダーを嵌めこむ際、ブーストポートにリングが引っ掛かりますが
マイナスドライバーの様なものでリングを押さえるとストンとシリンダーは嵌りました






ヘッドを取り付けて完成




ガレージ内でエンジンを載せてゆきます


エンジンの下にブロックを二つ重ねると調度良い高さになります


エンジン後部とフレームの接合部


サブフレーム




サクサクと作業は進みます


クラッチの調整で少し手間取りましたが調整完了 (´∀`)bグッ


クラッチカバーを組んでから、付け忘れ部品の発覚  2度やっちゃいました (*ノ∀`*)エヘッ あるあるやね


左側は完成






マフラーはラッピングしておきました
ちょっとした傷を防げるからね
まだ暗くなる前だったのでエンジン始動までやっちゃうことに

BULTACO STREAKER 125 復活の日


他車流用改造ピストンでしたが、エンジン始動まで漕ぎつけました (´∀`)bグッ
後は、走り出してみない事にはね




作業で散らかしたガレージ内を片づけて、定位置にSTREAKERを収納
2台のスペインっ娘 国産車にはない味がたまらない (*´-∀-)フフフッ

あっ、夏が終わってしまう BULTACO STREAKER125の巻

2021-08-31 21:51:17 | BULTACO STREAKER 125
昨年の夏に手に入れたBULTACO STREAKER125 
レストアは終わっていたのだけど、どうにもフロントマスターシリンダーのタッチが具合良くなく
何とかしようと月日が流れていたのでした




タッチが硬くいまいちなRG250純正マスターシリンダー
相性が悪いのかな




で、ヤフオクで見つけたのがスズキGN125用のマスターシリンダー
とてもお安く、レバー一本よか安いんちゃうかな


ブレーキ液をこぼさないように慎重に取り外します




取りあえず取り付けてみた図
こじんまりとまとまっていて ъ(゚Д゚)グッジョブ!!


エア抜きはレバーをニギニギして完了
レバータッチは改善されていて (。・∀・。)ホッ-3 


ミラーを取り付け試走に出かけたけど、タッチが良いと走っていても気分良し
これで、通勤にも使えるな ぅん((´д`*)ぅん

BULTACO STREAKER 125 リヤブレーキの見直し

2021-03-09 20:37:29 | BULTACO STREAKER 125
暫く御無沙汰のSTREAKER
リヤブレーキがいまいちで足踏みしてました (o゚ω゚))コクコク
後、シフトペダルにラバーが元々付いていないので靴が傷んでしまうので何とかせねば


これでオリジナル 凸凹の仕上げとなっていますがスニーカーに穴があく ∑(゚◇゚; )ゲゲッ


楕円断面のラバーがいくつかの機種で見られたのだけど、身近なVストのブレーキペダルのラバーが
良いんじゃないかと


見事なほどにジャストフィット ヤタ───ヽ(・∀・)ノ───!!


海外から取り寄せのマスターシリンダーだけど、やっぱいまいち


オリジナルのシリンダーのシールはフロント用を流用したけど、いずれは新しいのを入手せねば




オリジナルに戻しました
やっぱシンプルなんは良い (o゚ω゚))コクコク
ただ、キャリパーは旧ブレンボに交換しよっと


マフラーを戻して


久々のサウンドは近所に気兼ねするほど爆音です ドキドキドキ((*゚д゚*))ドキドキドキ

BULTACO STREAKER 125 レストア⑱ エアクリボックスを取り付けよう

2020-12-26 20:11:27 | BULTACO STREAKER 125
このバイク、手元に来た時の状態は吸気系が前オーナーの好みで国産車のキャブレター(ミクニ)に変更されていた
聞けば「国産崇高なんです(笑)」との事 (*´-∀-)フフフッ
と言う事でエアクリーナーボックスが装備されていなかったんだな
埃や最悪な場合砂など吸い込んだらエンジンには良くないのでキャブの口径に合いそうなパワーフィルターを付けてみた  が


めちゃピッタリなパワーフィルター
だが、落とし穴があったんだな 薄々は気が付いていたんだけどね


キャブの吹き返しでフィルターがオイルまみれになりガスが濃くなり不調に陥る事態に ァヮヮ((゚д゚;))
もちろん取り外すと上級クラスに迫る吹き上がりを見せるんだけどね (´ε`; )ウーン
このままエアクリを付けない手もあるんだけどリスクがあるし何と言っても吹き返しでやたら汚れてしまう
で、思案してフィルターとキャブの間隔をあければ良いんじゃねってことで






百均で良い感じのボックスを買ってきました
これを加工してエアクリボックスを作成します


加工が終わったエアクリボックス部品
青いシリコンホースはキャブとボックスを繋ぐインシュレーター




組み上げるとこんな感じ
手前の小物パーツはフレームに取り付ける為のステー


パワーフィルターを取り付ける為のリング


吹き返しのガスからフィルターを保護するためのプレート
効果が吉と出るか凶と出るか使ってみないと分からない


オイル排出用に取り付けたけど、位置は変更する予定


ドレンホースを付けてみた


で、本日の作業
これから取り付けてみます






青いインシュレーターの位置を調整しつつ組んでみましたが、あまりにドンピシャで笑えてくる ヾ(≧▽≦)ノあははは!


リヤブレーキホースの取り回しも上々かと




ブレーキペダルの位置も下すぎるので調整しました




ペダル→マスターシリンダーへのロッドを短くしました
以前よか改善され自然なポジションに


ブレーキスイッチの位置も調整




取り付けステーでフレームとボックスを固定




サイドカバーも問題なく取り付けられました
この後、フロントブレーキのレバータッチの改善
フロントは当たりが出てきて安心なんだけど、リヤはまだまだ調整が必要!
明後日以降はお天気が下り坂みたいなので、明日で切りをつけよう (o゚ω゚))コクコク

BULTACO STREAKER 125 レストア⑰ ほぼ完成

2020-12-13 23:35:08 | BULTACO STREAKER 125
ポジションの改善と回転不調の原因究明が解け
懸案だったリヤブレーキのマスターシリンダーも休日前に届いた




会社から戻ると家の者から「中国から不審な荷物届いてるよ」と
あれ?(・ω・) 記憶にないなぁ 種子かな? 触るとゴツゴツしてる 松ぼっくり?
で、思い出した (*゚ロ゚)ハッ!! マスターシリンダー買ったんやった (*ノ∀`*)エヘッ




オリジナルのマスターシリンダー
レバーを介して作動させている これが選択肢を狭めてるんだよな (´ε`; )ウーン


仮に取り付けた新しいマスターシリンダー
取り付け穴が5㎜ほど合わないのでずらして取り付けないといけないので
ステーを作成することに




出来上がったステーを介してマスターシリンダーを取り付け、ブレーキホースの取り回しを変え
ブレーキスイッチもうまい具合にスプリング取り付け穴がペダルに開いていたので
本体自体に加工はせずに済んだ (*^─^*)ニコッ




カップのホースを適当な長さで切ってから取り付けエア抜き完了




マスターシリンダーはステーを作成するまでの間は結束バンドで緩く固定しておきます
サイドカバーとのクリアランスも十分


STREAKERにはオイルポンプが装備されていないので混合ガソリンとなります
25:1の混合比 それなりの排煙で、低回転の方が煙が多いです 




個性的なシルエット 
マフラーの膨らみが萌えるわ~ (*ノωノ)キャッ
パワーバンドに入っていると250にも迫るほどだけど、かといって低速がスカスカでもない所が素晴らしい (o'∀'))ゥンゥン
ただね、その代償として


キャブからの吹き返しで結構汚れます σ(-ε-` )ウーン
カバー(ボックス状の)作成しかないかな


ガレージに戻るとオドメーターがちょうど5,000㎞を表示
季節は厳しいけどSTREAKERと向き合える時間が始まると思うとウキウキする
後はちょこちょこ手直しするぐらい それも楽し
さ~て、ガレージ内には次のバイクがスタンバイしてるぞ(笑)